納得したように見せかけ、モヤモヤさせる方法
相手を納得させるためには、「なるほど!」と一旦相手の言い分を受け入れ、そこから自分の意見や指摘をしていくという方法がありますが、相手に納得したように見せかけ、モヤモヤとさせる方法も、実は同じ方法で効果が期待できます。
相手に納得させずに、モヤモヤとさせる具体例
「新人の○○って、正直使えないポンコツだよな」→「そうですか?頑張ってるように見えますけどね。」→「なにお前、俺の意見と違うこと思ってるの?」→「ダメな一面もあると思いますけど、僕たちも失敗を経て成長したでしょ?」→「まあそうだけどよ…」
これは嫌な奴の意見を鼻から否定しているわけではなく、一旦受け入れてから自分の意見を述べているため、嫌な奴を全否定しているのとは違います。
さらに誰でも共通すること(誰でも失敗を経て成長するなど)や、人間性が素晴らしい(仕事では厳しいが、根はいい人など)という事実を述べることで、それ以上反論することができず、納得してそこで話を終わらせるという方法です。
こうなれば、本来は共感して欲しいがゆえにあなたに愚痴を吐いた嫌な奴は、共感を得ることができずモヤモヤとした気持ちとなり、不満が蓄積されたことになるのです。
意地悪になりましょう
いかがだったでしょうか。
上記の4つの方法であれば、嫌な奴をカッと怒らせることもなく、精神的ダメージを与えることができます。
こうした方法を使って接する時間を減らし、いかにも嫌悪感を抱いているということを遠回しに伝えていくことができれば、嫌な奴もそのサインに気づき、やがてはお互いに嫌いな存在として対立できるはずです。
嫌な奴にいつまでも付きまとわれる人というのは、その場をやり過ごそうと無抵抗になってしまう人であるだけに、今からこうした対処法で少しずつ距離感をとっていき、近づいてこないような関係を築いていきましょう。
次のページでは、「自分の話をしない人の心理に潜む6の事実」について触れていきますが、おそらくあなたも嫌な奴に対しては、自分の話をあまりしないことが多いのではないでしょうか。
その謎の心理についても知ってみませんか?