「あの人って、したたかな男だね〜」なんてことを言われると、どこか性格が悪い人であるかのように思われがちですが、意味としては悪い意味ばかりではありません。
むしろ、したたかな男にはモテる男の共通点も見られ、魅力的な一面もあるということが、この1ページを通してお分かりになるはずです。
芯が強い
したたかな男の意味とは、「粘り強い、しぶとい、強くてしっかりしている」などが辞書に書かれていますが、これらをまとめると、芯が強いという共通点が見えてきます。
芯が強い男性というのは、しっかりと自分の意見を持っている、周りに流されない、言葉に一貫性がある、強い信念がある男などの共通点が見られ、これらはまさに男らしさを象徴する特徴であるとも言えるでしょう。
したたかな男=悪い意味のように思われてしまうのも、こうした芯が強くてかっこいいという嫉妬心から、悪い意味で伝えようとしている心理が関係しているかもしれません。
故に、もしもあなたが、したたかな男だな〜なんてことを言われた時には、「俺って芯が強くて男らしい一面があるんだ!」と、ポジティブな方向へ捉えてみると、悪い気はしないはずです。
打算的
一方でしたたかな男を悪い意味で捉えると、打算的な男であるという解釈もでき、特にしたたかな女性であるという言葉の裏側には、こうした皮肉とも取れる本音が隠れていることが多いです。
打算的な人というのは、損得を考えてじっくりと行動に移せる人であるので、計画的で世渡り上手であるという共通点が見られます。
人は誰でも打算的な一面が見られ、自分が損しないように行動することは普通であると言いたいところですが、どちらも損をしないwinwinの関係を心がけている人の場合、「あいつはしたたかな男だ〜」と、悪い意味で使われることも少ないでしょう。
つまりは、打算的な男で、したたかな男であると悪い意味で言われてしまう人というのは、目先の自分の利益ばかりを追求し、相手のことを考えているようで考えていない人であるという特徴がここから見えてきます。
悪い意味でも、人を動かすのが上手
したたかな男というのは、「手強く、一筋縄ではいかない」という意味でも使われることがありますが、人を動かすのが上手な人がこれに当てはまります。
例えば、面倒なことを他人に押し付ける時に、押し付けているという事実がバレないように、人を意図的に使える男というのは、まさに悪い意味での人を動かすことが上手であると言えます。
さらにこのタイプは、面倒なことを押し付けていただけという事実を突きつけると、「結果的にそうなっただけであって…」とか、「そんな面倒なことになるのなら、自分でやっていたらよかった。ごめん」などの発言で、上手にその場をしのぎます。
これはまさに、長い年月を経て経験が生み出した、したたかな性格であると言えるでしょう。
あのう…が口癖の人
あのう…という入り方は、低姿勢で反感を買わない言葉でありますが、この言葉をよく使うタイプというのは2つのタイプに分けることができます。
1つは、従順なタイプであり、素直で人には逆らいたくないという性格の人です。
このタイプのあのう…という言葉には、「へり下っています」という本音が隠されていることからも、上司になめられたり、他人から見下されやすいのも、このタイプであると言えるでしょう。
もう1つは、したたかなタイプであり、こちらの、あのう…という言葉の裏側には、「相手の意向を探っている」という心理が隠れています。
例えば、「あのう…代わりにこれしといてくれない?(本音は、面倒だから逃げたい)」と声をかけ、「いや、自分で頑張ろうよ」と相手が返してきたとすれば、「いや、今日は体調が悪いんだよ!」と返したとしましょう。
これは、この反応であれば変わってくれそうという反応が見られたため、自分の都合を突きつけているのであり、したたかな男の性格面での特徴に当てはまります。
印象操作が上手
世の中をしたたかに生きる、しぶとい人というのは、印象操作が上手であるという特徴が見られ、意味は「自分の都合のいいように見せるさま」であります。
印象操作は男性よりも女性の方が上手であり、ぶりっ子や上司に好かれる言動が得意であるのが女性に多いのも、こうした印象操作の上手さが関係しています。
世渡り上手な人というのは、自分に足りない能力を他人で補うことができたり、ピンチの時に助けてもらえる人脈がいるため、いざという時のために印象操作で自分の評価を上げておき、世の中をしぶとく、したたかに生きていくことができます。
したたかな人に憧れを抱いてしまう瞬間というのも、こうした世渡り上手な一面に憧れを抱く人も少なくありません。
人望が厚い
人望が厚い人というのは、コミュニケーション能力が高かったり、積極的に話しかけることができる、悪口を言わない/共感しないなどの共通点が見られます。
この記事へのコメントはありません。