「新人のくせに、飲み会に来ないなんてありえない話だ!」とか、「うちの部下はほんと飲み会が嫌いだな〜」など愚痴る人もいますが、飲み会に来ない人は世の中にたくさんいます。
そこで、なぜ飲み会の行きたくないのか?という心理を読み取ってみると、当然すぎる理由が見えてきたので、ここに紹介していきます。
飲み会に来ない人の心理
飲み会に来ない人の心理には、まず仕事は仕事、プライベートはプライベートであるという考え方にあります。
このタイプは、あくまで職場の仲間なだけであって、仕事外でも自分が望まないメンバーとの時間を過ごすことを嫌がり、自分の時間をしっかりと確保したいという心理が働いています。
そしてもう1つ、欧米などの外国文化が日本に根強く浸透してきたことによって、個人主義である欧米の文化を取り入れ、個人の目的や目標を優先したいという若者が増えてきていることが、飲み会に来ないという結果を生み出しています。
日本は今でも集団主義を重視する文化でありますが、飲み会に絶対に来ないとか、行きたくないという強い気持ちを抱いている人の場合、「集団主義が当たり前だという同調に対して、嫌悪感を抱いてしまっている」ためであると考えられます。
嫌悪感を抱く理由としては、例えば、「本当は定時退社したいにもかかわらず、周りが皆集団主義に同調するために、帰りづらくて精神的に辛い」とか、「定時に帰ることができない」など、嫌な気持ちが積もりに積もった結果、嫌悪感を抱いてしまうのです。
こうした同調が、社風が合わないという嫌気へと変わり、「行きたくもない飲み会にまで行くなんてごめんだ!」と思ってしまうことは、人であれば当然の心理なのです。
贔屓や罵倒される部下
他にも、特定の部下のみを贔屓する上司や、罵倒する上司に不満を持ち、「好きでもない上司のお世話役なんてごめんだ!」という本音が隠れているかもしれません。
なぜいつの時代も、このような上司が必ずいるのかといえば、特定の部下のみを贔屓する上司の心理には、とにかく視野が狭く、敵なのか味方なのかによって判断していることが関係しています。
視野が狭い上司は、見えている世界が狭いというわけですから、自分の部署が全てとなり、その中で自分にとって敵となる存在なのか?それとも味方の存在なのか?性格の不一致はないのか?といったことを基準に、特定の部下を贔屓するわけです。