モンゴルといえば、チンギスハンというイメージを持つ人も多く、そして自然が多いといったイメージを持つ日本人も多いようです。
国土が非常に大きいモンゴルだけに、性格も南と北では違ってくる部分も多少みられますが、今回の記事では、そんなモンゴル人の性格に関して、モンゴルに4年留学した留学生がお伝えする、性格の特徴をお伝えしていきます。
モンゴルの首都である、ウランバートルの人々を中心とした性格の特徴となりますので、モンゴルに行く人にとっては絶対に知っておくべき1ページとなるはずです。
負けず嫌い
モンゴル人の性格の特徴の1つは、非常に負けず嫌いであるということです。
例えば、日本人の場合は、喧嘩をしてもどちらが倒れるまで殴り合うということはあまりありませんが、モンゴル人の場合は行くつく所まで行ってしまうという感じです。
これは日本に来ているモンゴル人力士を見ても分かりますが、彼らはとてもファイティングスピリットに溢れています。
相手に勝つこと、負けないこと、それが自分にとって重要なことだと思っているのです。
温厚
負けず嫌いなので気が荒々しいのかという不安を覚える人もいるかもしれませんが、多くのモンゴル人は揉め事にならない限りは温厚であり、それほど怖くはありません。
しかしながらモンゴル人は体が大きいですし、何より怒らせると非常に怖く感じてしまいますので、現地に行くのであれば、できるだけ揉め事は避けた方がよいでしょう。
負けず嫌いなので攻撃的にもなりますし、何より骨が大きいので威圧感が凄く、勝てる見込みは少ないかと…
時間にルーズ
これもモンゴル人の性格の特徴ですが、彼らはとても時間にルーズな性格をしています。
待ち合わせで時間を指定しても、その時間通りにやって来ることはまずなく、30分遅れ、あるいは1時間遅れなどは当たり前です。
もちろんこれはわざと遅れているわけではありませんが、時間というものに対する深い概念があまりなく、それを厳守するという意識もそれほど働いていません。
繰り返しますが、これは性格が悪いわけではなく、彼らはとても時間において呑気な性格なのです。
勤勉ではない
モンゴル人はとても怠け者の性格の人が多く、日本人のように勤勉に働こうとはしません。
何か目標ができるとそれに向けて頑張る人はいますが、何もなければ勤勉な姿勢は見せません。
日本人は目標があってもなくても馬車馬のように働いてしまいますが、モンゴル人は目標のあるなしによって、働くか働かないかが決まることも多いです。
ある意味で自然体であるといえるのかもしれません。
借りパクが多い
モンゴル人に対して小銭や小物を貸すと、返ってこないと思っておく方がいいと言えるくらいに、モンゴル人は貸した物を必ず返そうといった意識は低いです。
ですから借りパクが非常に多く、これはお互いに借りパクし合っているので、それほどモンゴルでは問題にはなりません。
したがって、日本人がモンゴルに留学に行く際は、貸した物は返ってくるという考えではなく、返ってこないという考えで物の貸し借りをしなければなりません。
ドタキャンが多い
約束事に対してのドタキャンも多く、特に約束をきちんと守る日本人にとっては、驚くほど多く、そして対応も雑だと感じることでしょう。
さらに驚くべき点は、仕事上でのドタキャンも多いことであり、日本では考えられないような行動を彼らはとります。
モンゴルでは仕事でもドタキャンされることは、それほど驚くことでもないことであり、日本人にとっては計画が崩れてしまうといった悩みを抱くことが多くなります。
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