人はものに触れると落ち着くことが分かっており、嘘をついている時や落ち着きがない時に、そわそわと体のあちこちを触ったり、手を組んだりしてしまうのは、安心感を求めて無意識のうちに体に触れています。
だからこそ、焦ってしまった時にはまず一呼吸深く息を吸った後に、体に手を触れるなり、お気に入りのぬいぐるみを抱きかかえるなどの対処をとってみましょう。
当サイトでおすすめする対処法としては、5本の指を同時に合わせて脈を測る方法であり、脈を測ることで自分の落ち着き具合を測ることができる他、指先を意識することによって副交感神経が働くようにコントロールするため、焦りを抑えるには非常に効果的だと、脳科学評論家の澤口俊之さんは発言しています。
また、これは嘘をついている人を見分ける方法でも使え、ポケットに手を入れたり、体に触れる回数が多くなった時には、動揺しているサインであると覚えておきましょう。
不安や恐怖心は心に溜めない
焦る気持ちを心に隠しておけばおくほど、ストレスが溜まっていく他、プレッシャーや不安な気持ちに押しつぶされそうになり、行動よりも頭で考えることを優先するようになります。
こんな時は信頼できる相手に本音を打ち明けるのが一番であり、特に男性は不安や恐怖心を心に隠しこみ、時間をかけて解決策を出そうとする傾向が見られるため、悩みを他人に打ち明けることを嫌います。
こうした焦る時の対処法は女性の方が上手であるといえ、女性はすぐに相談したり愚痴を言うことでストレスを定期的に解消するため、女は怖いと言われる原因の1つとなっています。
焦った時には自分一人の力で解消するのではなく、信頼できる人に話を聞いてもらうだけでも心がすっきりとし、気持ちが楽になったりもします。
また、本音を話すことは相談とも受け取られやすくなるので、たくさんの知恵を知れるチャンスともなるのです。
自分に言い聞かせよう
いかがだったでしょうか。
焦ってしまうことは誰にでもあることですが、「自分なら大丈夫、絶対に大丈夫」と言い聞かせ、冷静になることを第一に考えてみてください。
よくドラマや映画でもありますが、焦るな焦るなと思い込み、冷静で適切な対処さえできれば、大抵のことは大した問題ではないのです。
一番ダメなことは気持ちばかりが焦ることで、何も前に進んでいない状態であるため、ゆっくりでもいいので一歩ずつ確実に前に進んでいけば、精神的にも楽になることでしょう。