褒めてくれる人の側にいることは悪いことではなく、褒められてる側は気持ちが良かったり、褒めている側も大きなメリットを得ていることが多いです。
そんな褒めてくれる人の心理を知ることで、なんだか萎えた気持ちとなってしまう人もいれば、希望に満ち溢れたポジティブ思考になれる人もいるかと思います。
褒める人にはどのような狙いが隠れているのか?秘密の心理をこっそりと紹介していきましょう。
好意的に思われたい
褒めることは恋愛の基本であり、自分のことを好きにさせる心理テクニックでもありますし、好意的な人を褒めることで好きになってもらえるという事実を、誰もが無意識のうちに理解しています。
実際に、好意の返報性と呼ばれる心理は有名であり、「人から何かをしてもらうと、それに対してお返しをしなければならないと思う」心理こそが、好意の返報性です。
簡単に言い換えると、好意的な態度を取ると、相手も同じく好意的な態度を取りやすくなり、嫌悪的な態度を取ると、相手も同じく嫌悪的な態度を取りやすくなるわけですが、これはあなたの人生を振り返ってみても思い当たる節があるはずです。
また、人は相手によって見せる顔が大きく変わるものであり、例えば合コンで急に異性に親切になる人がいますが、こうした人も同じく好意的に思っていて、親切にしたりお世辞を言うことで、好感度を上げようとしています。
つまり褒めてくれる人の心理には、好意的に思っていて、褒めることやお世辞を言うことで、好感度や好意的に思わせようとする狙いが隠れていると言えるのです。
思わせぶりな態度でキープ
思わせぶりな態度を取り続ける人がいますが、このタイプは褒め上手であるという特徴が見られ、いかにも手の届きそうな自分を演じることで、相手をその気にさせてしまうこともしばしば。
こちらに当てはまる場合、見下されたり、なめられていると受け取ることは、あながち間違いではありません。
いつでも手が届いたり、落とせると認識されているからこそ、思わせぶりな態度でキープしようとする心理が働くわけですから。
男性の場合は、キープしておくことで体の関係に持ち込めたり、または都合のいい時に付き合うこともできますし、女性の場合は、キープしておくことで寂しい気持ちを紛らわせたり、食事代などを出してもらうなどのメリットが考えられます。
対処が唯一褒めるしかない
褒められることは一見良い意味ばかりを考えがちですが、実際にはそうした対処が唯一の安全な方法であることも多々あります。
その代表例が、自慢話をやたらとする人であり、自慢話をする人は自分を必要以上に大きく見せたい気持ちが強かったり、褒められたり認められたい欲求を満たしたいと思っています。
だからこそ、自慢話に対して貶すような言葉を発言すれば、相手は深く傷ついてしまうこともありますし、感情的にキレる人も中にはいるわけですが、こうした様々なタイプに最も無難な対処法は、褒めることなのです。
よく女性が男性の自慢に対して、「凄い」とか「さすが」といった褒め言葉で返すのが良い例です。
有益な情報を得ようとしている
立ち回りが上手いと言われる人や、世渡り上手と呼ばれる人に共通する1つのことは、とにかく褒め上手であるということです。
こうした人は社会的ネットワークを効率よく活用しているわけですが、褒めることで味方であることを認識させたり、困った時に話を聞いてあげるなどの行動を起こすことで、自分にとって有益な情報を得ようとする行動が特徴的です。
例えば、キャバクラで働いている女性が、ライバル視している女性の弱みをお客さんから握ることで、自分が優位に立とうとするシーンをドラマ等でよく目にしますが、これが良い例です。
自分に役に立ちそうな情報を的確に見極め、気分をよくさせる能力に長けている人であると言えるでしょう。
遊び人である
遊び人や女泣かせ、男泣かせと呼ばれる人ほど褒めることを忘れず、とにかく優しくて当たり障りのない態度を取り続けます。
こうした人は上辺だけの優しさや、攻めるタイミングがしっかりと身についている人であるため、遊ばれて捨てられてしまうことも珍しくありません。
やたらと褒めてくれたり、どんなことをしても怒らない優しい人であった場合は、遊び人である可能性を疑ってみる必要がありそうです。
予防線や思いやり
本音と建前とは、「感情と態度が違う」ことを意味し、嘘も方便などの言葉も比較的有名です。
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