だからこそ、自慢話に対して貶すような言葉を発言すれば、相手は深く傷ついてしまうこともありますし、感情的にキレる人も中にはいるわけですが、こうした様々なタイプに最も無難な対処法は、褒めることなのです。
よく女性が男性の自慢に対して、「凄い」とか「さすが」といった褒め言葉で返すのが良い例です。
有益な情報を得ようとしている
立ち回りが上手いと言われる人や、世渡り上手と呼ばれる人に共通する1つのことは、とにかく褒め上手であるということです。
こうした人は社会的ネットワークを効率よく活用しているわけですが、褒めることで味方であることを認識させたり、困った時に話を聞いてあげるなどの行動を起こすことで、自分にとって有益な情報を得ようとする行動が特徴的です。
例えば、キャバクラで働いている女性が、ライバル視している女性の弱みをお客さんから握ることで、自分が優位に立とうとするシーンをドラマ等でよく目にしますが、これが良い例です。
自分に役に立ちそうな情報を的確に見極め、気分をよくさせる能力に長けている人であると言えるでしょう。
遊び人である
遊び人や女泣かせ、男泣かせと呼ばれる人ほど褒めることを忘れず、とにかく優しくて当たり障りのない態度を取り続けます。
こうした人は上辺だけの優しさや、攻めるタイミングがしっかりと身についている人であるため、遊ばれて捨てられてしまうことも珍しくありません。
やたらと褒めてくれたり、どんなことをしても怒らない優しい人であった場合は、遊び人である可能性を疑ってみる必要がありそうです。
予防線や思いやり
本音と建前とは、「感情と態度が違う」ことを意味し、嘘も方便などの言葉も比較的有名です。
もしかすると、褒めることは「真実を話すと相手が傷ついてしまうので、それを避けるための嘘である」ことや、「予想されるトラブルを避けるため」に褒めているのかもしれません。
女性同士がよく「あの子は可愛い」と褒めたり、「今から来る子は本当に可愛い」と男性に期待させることがありますが、これはまさに予防線や思いやりという狙いがあっての褒め言葉となり、面倒であるけれども、平和主義で協調性を大事にする女性にとっては、こうした褒め言葉が必要となるのです。
打算的で何か裏がある
学生時代に日々バカにしていた相手に、急に優しくなったり、友達という言葉を使い出す人がいますが、こうした時には大抵は、「何か裏がある」が故に態度を変えています。