さらに人と群れることを好まなかったり、去る者は追わず来る者は拒まずで人間関係を築きあげるため、去る者もサッと去ることができますし、来る者はしっかりと相手にしてもらうことができます。
こうした面倒がない性格が好感度を高め、憎めない人物であるというイメージを作り上げていくのです。
嫌われ者や弱者であっても来る者拒まずのさっぱりした性格は、そもそも憎まれにくい性格であると言えるでしょう。
本当に天然な性格
本当に天然な人は「バカなのか?」と思わせる失敗をしたり、思わず笑ってしまうミスを犯すものですが、計算されない天然の驚くミスには、多くの人が笑ってしまったり、ツッコミたい気持ちとなるため、憎むに憎めない性格です。
これには理由があり、天然な人は真面目で素直な人が多かったり、ポジティブ思考であること、苦手な相手が少ないので誰でも同じ態度で接することができる、などの特徴が見られることから、「根はいい奴だ」という評価を受けやすいのです。
芸能界を例に挙げても、天然な人やおバカキャラというのは憎まれにくく、むしろ愛されキャラであることが多いかと思います。
ここから分かることは、計算された天然キャラは見破られて同性に嫌われやすいのに対し、本当の天然な性格は同性にも愛され、それを受け入れてくれることが多いです。
害のなさそうな人
害のなさそうな人とは、そこまでモテない人、いじられキャラである、バカにされても怒らない、欲が強くない人のことであり、こうした人と一緒にいても気になる異性を取られることもありませんし、少し見下しても怒らないので優位に立てる、一緒にいると自分が注目されるなどの理由から、害のなさそうな人ほど憎めないですし、憎まれないです。
芸能人の出川さんや狩野英孝さんなどが良い例であり、彼らはバカにされても怒ることもありませんし、いつもニコニコしているので、敵にはならないだろうと判断されやすいです。
このタイプは愛されやすいキャラであることから、失敗しても周りは笑いで済まされることも多く、敵を作ることもありません。
さらに自分の弱い部分も見せることができるため、好感度が上がりやすい傾向が見られます。
批判をせず、弱者の立場に立てる
普段から噂話に参加しない、相手をバカにしない、批判しない人は、そもそも憎まれるターゲットになりにくいですし、弱者の立場に立てる人であります。
周りが一人の人物をバカにしていたとしても、その人物に平気で声をかけることができたり、悩みを聞いてあげるなど、ヒーローのような存在になれる人は、憎めない人物であると言えます。
その背景には、自分たちは悪いことをしているとの罪悪感が隠れているため、弱者を助ける人を心底憎んだり、嫌いになることは難しいのです。
さらに人は誰しも子供の頃にヒーローに憧れ、ヒーローはかっこいいものだという認識が心にあることも、憎めない理由に繋がっているのかもしれません。
謝り方が上手な人
謝る時にきちんと謝れたり、頭を下げることができる、自分の非を認めることができる人は、憎むに憎めない人であります。
恋人が別れる時を例に挙げると分かりやすく、本当に別れたくない人は「本当に自分が悪かった」と自分の非を認めた後で、「本当にお願いだから別れたくない」というお願いをすることで、相手の気持ちを揺さぶります。
上記のようなお願いができる人は、謝り方が上手な人であり、見捨てられそうになっても気持ちを揺らがせたり、大きな失敗を犯してもきちんと許されるのは、まさに謝り方が上手い証拠です。
謝罪会見を見てもわかるように、謝罪の仕方1つで世間の評価は大きく変わるのです。
憎めない人は”ここで得をする”
応援されやすい
憎めない人の特徴には、一生懸命、素直、裏表がない、不器用など、応援されやすい人の特徴が多く当てはまります。
応援したくなるからこそ憎めない、という考えもあながち間違いではないかもしれませんね。
仲間外れにされにくい
憎めない人は嫌われ者や、なぜか嫌われる人には当てはまらないため、仲間外れにされにくいです。
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