その背景には、自分たちは悪いことをしているとの罪悪感が隠れているため、弱者を助ける人を心底憎んだり、嫌いになることは難しいのです。
さらに人は誰しも子供の頃にヒーローに憧れ、ヒーローはかっこいいものだという認識が心にあることも、憎めない理由に繋がっているのかもしれません。
謝り方が上手な人
謝る時にきちんと謝れたり、頭を下げることができる、自分の非を認めることができる人は、憎むに憎めない人であります。
恋人が別れる時を例に挙げると分かりやすく、本当に別れたくない人は「本当に自分が悪かった」と自分の非を認めた後で、「本当にお願いだから別れたくない」というお願いをすることで、相手の気持ちを揺さぶります。
上記のようなお願いができる人は、謝り方が上手な人であり、見捨てられそうになっても気持ちを揺らがせたり、大きな失敗を犯してもきちんと許されるのは、まさに謝り方が上手い証拠です。
謝罪会見を見てもわかるように、謝罪の仕方1つで世間の評価は大きく変わるのです。
憎めない人は”ここで得をする”
応援されやすい
憎めない人の特徴には、一生懸命、素直、裏表がない、不器用など、応援されやすい人の特徴が多く当てはまります。
応援したくなるからこそ憎めない、という考えもあながち間違いではないかもしれませんね。
仲間外れにされにくい
憎めない人は嫌われ者や、なぜか嫌われる人には当てはまらないため、仲間外れにされにくいです。
それどころか信頼されやすかったり、近づきやすい人であるため、困った時には力になってくれる人物像こそが憎めない人であります。
好感度が高く、人気者になりやすい
普段から愛され要素や認められる姿勢が見られやすい憎めない人は、好感度が高く人気者になり得る性格の持ち主です。
しっかりと自己開示ができる人物であった場合は、学校や職場の人気者となれることでしょう。
憎めないには訳があった!
いかがだったでしょうか。
憎めない人というのは、嫌味がなかったり計算された裏の顔がないからこそ、憎めない人物であると認めらることになります。
逆に憎まれやすい人を考えてみると、打算的で裏表が激しい、自分の利益ばかりを追求する人であるなど、基本的に自分に危害を及ぼすかもしれないと判断されやすい性格ほど、憎まれやすいと考えることができます。
憎めない人として認識される方が良いことは良いでしょうが、憎まれっ子世にはばかるとも言いますし、競争が激しい社会では憎まれっ子くらいにならなければ、生き残れない現実もあると言えもそうです。
そんな憎まれやすい性格については、「不愉快な人の特徴や共通点20選」を読むことで、憎めない人との違いが明確に理解できるはずです。