しかしながら、偽善者とは結局のところ「口だけで行動が伴わない人」が典型的特徴に当てはまるわけですから、実際に行動に移している人に対して「偽善者である」と決めつけることは、相手を傷つけるだけの結果となる可能性も考えられます。
ボランティア嫌いな人の本音も知ろう!
28歳Oほーさん
ボランティア活動を理由に見下してきたり、忙しいアピールされることが本当に嫌です。
たまの休日に遊んだと思えば、「私は休日にボランティアで時間を使うから…」とか「人は汗水垂らすことを嫌う」などと、長々と自慢話を聞かされることにうんざりしています。
ボランティア活動することは素直に凄いと思いますが、私の知人でボランティア活動をしている人が唯一この人物であるため、ボランティアに対していいイメージが持てず、どうしても好きになることができません。
15歳く◯じじいさん
父親がPTAや学校の草刈りなど、地域活動に貢献していることを酒が入ると自慢気に話したり、それをしないお前らはダメだと見下した態度で接してくるのが腹立たしいです。
アルコール依存症の症状も関係しているかもしれませんが、他人に褒めて欲しいために活動しているようにしか思えません。
しかも学校の職員にも高圧的な態度をとったり、手伝ってくれないなどの愚痴を家でこぼしている姿を見続けた僕は、ボランティアが嫌いになりました。
これって普通のことですよね?
結局のところ、偽善者なのかどうか?
偽善者扱いや嫌われてしまう人はこんな人
まず結論としては、ボランティア活動をする人の全てが偽善者であるわけもなく、活動を続ける人の中には海外に足を運び、日本人が誰もいないような場所でボランティアを続ける人もいるため、こうした人を偽善者呼ばわりすることは無理があります。
偽善者扱いや嫌われてしまう人というのは、「ボランティア活動を自慢する人」や「他人を見下す人」であることから、性格に難がある人ほど嫌われてしまうと考えるのが妥当です。
もしもあなたがボランティアが嫌いな人なのであれば、そうした活動をする人に近寄らないことでストレスを溜めることもありませんし、バカにされる心配もありません。
逆を言えば、ボランティアが嫌いなのであれば、無理に参加する必要もありませんし、活動する人をバカにする必要もないのです。
実際に活動することは凄いことですし、簡単にできることでもないのですから、全てを否定する必要もないと覚えておくと相手を傷つけることもありません。
また、ボランティア活動する意味が分からない人は「ボランティアをする理由10選〜良さはどこにある?」を読むことで、ボランティア活動する人の気持ちや理由が明確になることでしょう。