向上心が高いということは、やる気があってモチベーションを高いレベルで維持できるため、周りもより成長が早くて圧倒的な結果を出せる人もこのタイプには多いです。
さらに劣等感を跳ね返すほどの努力を見せたり、失敗を恐れない度胸のある一面からは、仕事や人間関係にて大きなメリットをもたらすことでしょう。
もしも、あなた自身が承認獲得欲求が強い人物であった場合は、とにかくやりたいことを見つけることで、大きな結果を残すことができます。
注目のために悪に走ってしまう
ヤンキーの悪い部分でもあり、承認獲得欲求が強い人のデメリットともなるのが、注目されるために悪に走ってしまうことにあり、迷惑行為をして目立つことが分かりやすい例です。
他にも、未成年でタバコを吸ったりお酒を飲むなど、他者とは違うことをして自分の価値を高めようとしているヤンキーは、行動がエスカレートすることでSNSに画像をアップし、大炎上してしまうこともしばしば。
悪いことをSNSにあげて自慢する人がいますが、こうした人も同じく注目されたい気持ちが強く、注目されることで快感を得ているのです。
その他にも、悪いことを自慢することで周りに「さすが先輩!」なんて言われたい気持ちが強いために、時には見栄を張った嘘を言ってしまうことも。
負けず嫌いで小さなことでも争う
ヤンキーは、威嚇することで自分が優位な位置に立とうとしていると伝えましたが、これは負けず嫌いな性格に通じる部分もあり、負けることは自分が下であることを認めなければならないために、ヤンキーは負けず嫌いで勝つことを重視します。
これは口喧嘩や力勝負だけにあらず、ゲームやスポーツなど、自分にとって自信があることで負けることを嫌うヤンキーは、これだけは負けたくないと思う勝負では、様々な努力が可能です。
これは向上心が高いでも述べたように、やりがいを見つけたことや、自分にとって楽しいと感じることで負けを認めることは、ヤンキーのプライドが許さないわけです。
特に男性ほどこの傾向が強く見られ、小さなことでも勝ち負けをはっきりとつけて、上下関係をきちんと築きたい男性にとっては、小さなことでも負けは許されないと思い込むヤンキーも稀に見られます。
ヤンキーほど武勇伝に憧れる理由とは?
伝説=憧れの対象であるから
ヤンキーあるあるの1つに、先輩たちの武勇伝を語り継ぐことが挙げられますが、ヤンキーほど武勇伝に憧れてしまうのは、強さ=悪いこと、腕っ節、度胸などと関連づけていることにあり、思春期の子供にとって強さとは、価値が高いものであることが関係します。
大人になると武勇伝など価値が低く、多くの人が社会的地位や年収などを気にするようになりますが、思春期にとってはモテることや強さは、自分のステータスを高く見せるとても需要な部分なのです。
さらに武勇伝ともなれば、多くの人が現実を知らないままで、様々な想像に浸ることができるのです。
歴史の武将に憧れを抱く心理と同じで、歴史好きな人は当時の合戦の様子を想像することで、「きっとこれだけ強かったのだろう…」とか、「こんなかっこいい人だったのだろう…」などの想像をするのと同じで、想像や妄想はどんどんと美化されています。
その結果、先輩方の武勇伝を美化し続けることで、実際にあった出来事よりもとても凄い出来事があったかのように思い込み、ヤンキーが武勇伝に憧れを抱いてしまうというわけです。
ヤンキーのメリットデメリットまとめ
いかがだったでしょうか。
この1ページを全て読むことで、ヤンキーがどういう経緯を経て悪の道を選び、どんな心理が隠れているのか?が全て分かったかと思います。
ヤンキーになることの最大のメリットといえば、多くの人が悪に憧れを抱く時期に、その憧れの人物となれることであり、とにかくヤンキーというだけでもモテることは、まぎれもない事実です。
逆に最大のデメリットは、学歴に乏しくなる確率が高いことにあり、勉強が大好きなヤンキーはとても珍しい光景となるはずです。
大人になると学歴が高い人の方が年収が高い傾向があると発表されているように、ヤンキーは自分の生きる道をしっかりと見つけて、やりがいのある仕事に就くことができれば、将来的に経営者などの立場で大きな成功を収めることもあるだけに、自分自身の長所を知っておくことが、社会で活躍できるヒントとなるはずです。
また、次のページで紹介する「ヤンキーの特徴」もセットで読んでみましょう。
現在風のヤンキーの特徴を簡潔にまとめた、5分で読めるページとなっています。