真似する人の心理と「グッとキク〜」対処法を厳選紹介!

ここまでくると、否定しても周りが納得しにくい状況となっているため、相手を認めて否定し続けないことが、あなたにとって最も楽で簡単な選択肢となることでしょう。

 

☑️多くの人が同調してしまう理由

2つの理由が存在する

世の中真似する人が絶えずいて、周りに流されてしまう性格も多くいるわけですが、これには2つの心理的原因が考えられ、同調行動が起こる理由には、こんな気持ちが隠れています。

まず一つ目は、「常に正しくありたい」という気持ちにあり、人は誰でもズレた人と思われたくない考えを持ち、周りと同じことをしていれば正しいという考えをすることから、真似することを選択しがちです。

そもそも常識や正しい選択は、自分自身で決めることは非常に難しく、自分では正義と思っていることを行動に移しても、世間からそれは違うと思われることは、正しくない判断となってしまうのです。

こうした世の中であるからこそ、人は他人の言動を参考にすることで物事をより適切に判断しようとし、周りに合わせてしまうことに繋がります。

そして二つ目は、「周りに好かれたい/嫌われたくない」気持ちから真似することであり、誰でも人や集団から仲間外れにされたくない気持ちや、一人ぼっちにされたくない不安を持つため、真似することで好かれようとするものです。

それもそのはずで、ヤンキー軍団の中にオタクが入り込むことは不可能ですし、オタクがヤンキー軍団に好かれるためには、まずは見た目や言動を真似する必要があり、これは逆であっても同じことが言えます。

特に視野が狭い人ほど、その集団が全ての世界であるかのような捉え方をすることで、すぐに相手に影響される傾向が見られるため、田舎でいつまでも同じメンバーで群れている人は、このタイプが多く見られます。

 

★真似しやすい性格はこんな人!

こうした心理の流れから、真似しやすい性格の人の特徴は「自分に自信を持てない人」であると断言することができ、自分に自信がない人は、一つ一つの行動や考えに自信を持てないわけですから、周りと合わせる方が無難な選択で、嫌われるリスクもないとの考えに繋がりやすいです。

これはあなた自身に当てはめてみると分かりやすく、自信がないジャンルや物事に対しては、他人の意見や行動を真似することで、大きな失敗にならないように行動することは、まさに自信がない状況で見られる行動だと言えます。

ファッションを真似する人の場合は、そもそも自信がない性格であるのか、ファッションに対してコンプレックスや苦手意識が強い可能性が考えられ、だからこそ周りのファッションを真似することで、自分にとっては正しい判断をしようとしているのです。

真似されることが鬱陶しいのであれば、自信がない人との関係を絶つことは非常な選択となりますが、あなたにとって有効な対処法となりそうです。

※関連記事「クズ人間の特徴と意味15選〜性格傾向とは?

 

「グッとキク〜」対処法がこれ!

あなたの立場で物事を考えさせる

あなたが明らかに嫌であるオーラや雰囲気を出しているのに、相手がその気持ちを読み取ることができず、むしろ行動がどんどんとエスカレートするのであれば、あなたの立場で物事を考えさせることが重要で、あなたの本音を相手に伝える必要があります。

これは対人共感性の問題であり、相手の立場となって物事を考えれるかどうか?の力が乏しい人ほど、自分の立場のみでの考えで物事を考えてしまうために、真似しても何ら問題がないと思ってしまうわけです。

逆に対人感受性が高い人は、「やりすぎは友達がきっと嫌がるだろう。だからこそ、真似は少しだけにしておこう」と思えたり、相手の嫌がることは避けようとします。

こうした人が真似をする原因は、「あなたの気持ちに気づけない」ことにあるわけですから、しっかりとあなたの本音を伝えることで、相手にあなたが悩んでいることを伝えることができます。

ここでは、そうした真似する人に注意するポイントと重点を以下にまとめていきます。

 

①相手を責めず、人格否定しないこと

まずは相手を絶対に責めてはいけないことと、人格否定をしないことが重要で、これを犯してしまえば相手は不愉快な気持ちとなったり、感情的にあなたを攻撃してくるきっかけを作ります。

1.何で私が嫌がってる気持ちに気づけないの?無神経すぎない!?

2.自分のセンスがないからって真似するのやめてくれない!?

上記のように、人格否定とも取れる言葉を使ってしまったり、真似する相手が全て悪いとも取れる注意をしてしまうことは、あなたの立場となって物事を考えさせることに繋がらず、むしろ相手を否定しているだけです。

人は誰しも注意されることで防衛反応が働き、心を閉ざしたり感情的になってしまうものなので、まずは相手を責めないことを覚えておきましょう。

 

②褒めてから本題に入ろう

これは部下を注意する上司や、年上の人に対して注意する時にも使うべき方法で、本題に入る前にまずは相手を褒めることで、その場の雰囲気を緩める効果となったり、相手の緊張を解く効果が見られ、さらに相手を素直にさせる効果が期待できます。

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