例えば、おいしい水を作る際には綺麗な水は必須条件となりますが、そこよりも機械ばかりにこだわりを持ったり、効率よりもマイルールばかりにこだわってしまうことは、おいしい水を作ることには繋がりにくいです。
多くの人が、「もっと水の質とか効率化にこだわるといいのに…」と思いつつも、限定されたことに強いこだわりを持ってしまうことは、どこかズレていると思われる瞬間でもあります。
時代遅れで考えが古い
ズレてる人は、歯車がかみ合わない人でもありますから、時代遅れでいつまでも古い考えをしている人も、現代人の考えとはズレていると評価されることになります。
例えば、今の時代にいつまでも「女は家事をしていろ!」とか、「男がびしっと言わないとダメだ!」なんて考えは、まさに昭和時代を感じさせるズレた考えであり、特に今の若者にこうした古い価値観は、全く伝わりません。
考えが古い人が若者集団の中に飛び込むと、「はぁ?いつの時代の人だよ?」と思われてしまうことは、まさにズレているからこそ共感してもらえず、今の時代の常識とは当てはまらない考えなのです。
逆に、20代の人が70代であるかのような考えをしているとすれば、「なにこの人?ちょっと変わってるな…」なんて思われてしまうことは、誰でも思ってしまうことですよね。
ズレてる人はその時代の常識や考えが浸透しておらず、いつまでも自分の考えを改めることができない、頑固者であるとも言い換えることができそうです。
極端な考えをよくする
ズレてる人は極端な考えをしてしまうことが多く、極端とはイエスかノーで全て答えてしまうようなことです。
フェミニストと呼ばれる人が良い例で、こうした人は「男が」とか「女が」といった極端な考えしかできないからこそ、すぐに男は犯罪者だと言い放ち、まるで男性全員が犯罪者であって、女性は一切犯罪しないような表現をしてしまうわけです。
極端な考えをしてしまうことは、白か黒かで物事を決めつけてしまうことになりますから、曖昧な表現が嫌いであったり、マイルールを譲れないなどの考えに繋がります。
マイルールを譲れないということは、人に合わせることが苦手ということなので、人と合わせるとストレスが溜まるズレてる人は、集団行動から外れた単独行動をとってしまうことになるのです。
すると集団からは、あの人はズレてる人だから仕方がないと諦められ、それが自分にとっても心地良い環境だと感じることで、どんどんと孤立を深めてしまうことも少なくありません。
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自己評価が高すぎる
他者評価と自己評価が違いすぎる人もズレてる人の特徴で、他者からすれば「普通の顔である」と評価されているのに対して、自分では「結構イケメンである」と本気で思い込んでいる人は、ズレた考えを持つ人です。
ネットでもたまに話題となりますが、可愛いとは決して評価できない人が、自分のことをまるで美人であるかのように語ったり、そうした自撮りをする人がいますが、こうした人は自己評価がズレているために、正当な評価ができていません。
そもそも自分の評価は自分で決めるものではなく、他人が抱く評価こそが本来の自分の姿であるはずなので、このタイプは痛い人としてバカにされてしまうことも。
さらに自己評価が高すぎる人は、自己愛がとても強い人でもありますから、自己中心的で自分が特別な存在だと思い込んでいて、特別扱いされないことに腹を立てたり、自分なら許されると本気で思っていることからも、ズレてる人だと評価されやすいです。
自分の意見が通らないとキレたり、遊びに誘われないとキレる人がいますが、これは「俺様を誰だと思ってるんだ!」という本音の現れであると言えます。
天然で予想できない
ズレてる人でも、周りを明るくさせたり人気者となれるのは、天然な性格が原因でズレてると評価されている人であり、その中でも「笑顔が素敵な人」や「ポジティブで明る人」こそが、好かれる人の典型的特徴となります。
このタイプは、自分自身が本気で天然であることに気づいておらず、細かいことをそれほど気にしないので、嫌味のない愛想がいい人として人気を集めやすいです。
最も、アンチとも言える敵となる存在が近くにいれば、小さなミスや天然な部分にイラつくことも多いでしょうが、若いうちはそのようなアンチも出にくいのは、若さの魅力の1つです。
故に、天然でズレている人は、ある程度歳を取ると今度は鬱陶しがられたり、厳しい対応をされることが多くなり、若い頃のように何でも許して貰えないことに、頭を抱える人が後を絶ちません。
天然でズレてる部分が可愛いと評価されていても、それは若いうちだけで、歳をとると自然と周りの評価も厳しくなるのが現実です。
「仕事ではちょっと…」どんな行動?
違う!その捉え方は間違え!
ズレてる人に仕事を教える時には、違う捉え方をすることで全く別の作業をしてしまったり、何度も同じミスを犯してしまうなど、相手が伝えたいことを的確に受け取れず、教える側が頭を抱えてしまうことが多々あります。
仕事の物覚えが悪いとも言えますが、真剣に仕事に取り組んでいたり、一生懸命覚えようと必死な姿からは、教える側もなかなか厳しいことが言えなかったり、叱ることができないのは、ズレてる人の仕事面でのあるあるです。
このタイプは同期とは大きな差をつけられますが、不器用なりにコツコツと成長していくタイプなので、数年後には器用貧乏な人よりも実力がついてることも。