また、野球経験者でも同じような気持ちになる人もいて、同じ野球部にいじめられたとか、バカにされたことが嫌だったなどの理由から、野球嫌いになってしまう人もいるほどです。
昔は、多くのヤンキーが野球部に所属していた時代もあったので、こうした時代を生きてきた人からすれば、野球部の印象は悪く、怖いなどのイメージが今だに抜けない人もいます。
特別扱いが許せない
プロ野球のOBであったり、テレビの全国放送もそうですが、昔から大人気だったプロ野球は、何かと特別扱いされる立場の人もいて、現在でも芸能界で活躍の場を広げる人もいます。
他のスポーツに興味がある人からすれば、「なんで野球だけこんなに放送するの?」とか、「珍プレー好プレーなんて興味ないわ!」などの不満がつもり、野球アンチとなってしまうことも。
メディアでもよく、「長嶋さん」や「王さん」などの名前を聞くことがありますが、他のスポーツのレジェンド選手の名前を聞くことは、それほど多くはありません。
テレビからすれば、野球は視聴率も取れたり、プロ野球OPを使うことで視聴率を稼げるなどの背景があるのでしょうが、業界に関係ない人たちからすれば、これは不満に思うことの1つなのです。
つまらないと感じる理由
ルールが分からない
ルールが分からないと楽しくないのは当然で、野球のルールは何かと複雑であるため、野球をきちんと見続けている人であるか、経験者でない限りはなかなか理解することができません。
野球のルールが分からない人からすれば、「ただ球を打って走るだけのスポーツじゃないの?」と疑問に思ったり、「えっ?今のがストライク?」とイライラしてしまうだけなのです。
さらに興味がない人ともなれば、「打って走ってアウトになった。だから何なの?」くらいにしか思えないので、テレビを見ていても楽しめる要素がまるでありません。
また、旦那や父親が無理にルールを教えようとしてくることが、余計に億劫な時間になってしまうことで、ルールを知ろうとも思えないことも、野球嫌いを加速させる原因です。
ハラハラしない
ルールが分からないこともハラハラしない理由となりますが、一番は野球自体に興味がないのでハラハラしないことも、野球がつまらないと感じる瞬間です。
これは野球ファンでも実は同じで、自分が応援しているチーム以外の試合は、大ピンチであろうが大チャンスであろうが、ハラハラすることはそれほどありませんし、「こっちのチームが負けてほしい!」と願いながら見ている程度です。
こう考えると、野球に興味がない人からすれば、ハラハラしないしつまらないと感じることは普通のことで、むしろ興味がないチームやスポーツに対して、ハラハラする方が難しいレベルですよね。
代表戦ともなれば、日本代表として応援することができるので、ハラハラすることも可能となりますが、プロ野球や高校野球ではハラハラすることが難しいのも、野球嫌いな人がよく口にする意見となります。
長すぎて飽きる
久々に野球でも見ようと思える人でも、途中でチャンネルを変えてしまう理由の多くは、長すぎて飽きてしまうことにあり、ダラダラと試合が流れ続けることに対して、「つまらないなぁ」という思いから、チャンネルを変えてしまいがちです。
それもそのはずで、プロ野球自体がスピード化を心がけていますし、サッカーやテニスなどのスピード感があるスポーツに比べると、比較的ゆったりと試合が流れていくのが野球の良さです。
これを良さと捉えれない人からすれば、非常に退屈で何を楽しむべきなのか?が理解できず、上記でも述べたように、ハラハラすることもできません。
スポーツにスピード感を求める人からすれば、ダラダラとしているようにも思える野球は、あまり魅力的には思えないのです。
豪快さがないから
豪快にホームランを打つバッターがたくさんいたり、160キロの直球で抑える人がたくさんいるとすれば、また違った楽しさを感じることができる人もいるでしょう。
日本の野球は確かに豪快さはそれほどなく、変化球でかわしたり、ヒットでコツコツと得点を重ねていく傾向が強く、こうした地味さがつまらないと感じる人もいます。
これは同じ野球ファンであっても、メジャーリーグが好きな人が日本の野球をディスる際に、豪快さがないと指摘する人もいるので、海外と比べると豪快さにはかける部分があるのも事実です。