「あーもう鬱陶しい!」と、物音がうるさい人に対して怒りの感情を覚えたり、嫌悪感を抱くことはよくあり、物音がうるさい人は周りが見えていない、厄介者であることに間違いありません。
“なぜ物音がうるさいのか?”の理由を知ることができれば、相手の弱さや本音、または欠点を知ることができるはずです。
原因を知ることは適切な対処法を導くための手段でもあるので、まずはしっかりと心理を頭に入れていきましょう。
物音がうるさい人の心理
自分の立場で物事を考えてる
物音がうるさい人は自分の立場で物事を考え、相手の立場となって物事を考える能力に欠けている人であるため、周りが「物音がうるさいな…」と感じていたとしても、本人は気づくことができません。
例えば、ヒールがコツコツといつもうるさかったり、椅子を引く時に大きな音を立てるなど、周りからすれば頭が痛くなるような音であっても、本人からすれば「自分は快適である」と思うことで、自分自身が物音がうるさい人物である事実にすら気づいていないのです。
マンションでも騒音トラブルとなることが多いご時世ですが、大きな音を立てることを止めようとしない人は、自己中心的で自分本位な人であると断言することができ、周りがうるさいかどうかよりも、自分が快適であるかどうかを重視している人であるとも言えるでしょう。
このタイプは、常に自分の気持ちを優先する傾向があるため、相手が傷つくかどうかで言葉を選ぶというよりかは、自分にとって冗談であればそれは冗談と決めつけますし、相手の感情を無視してしまう一面があるため、今後の付き合いがある人は何かと傷つけられるかもしれません。
故に、物音がうるさい人に対しては自覚を持ってもらうことが一番で、そのためにはガツンと注意できることが一番なのですが、世の中そう上手くいくことばかりではありません。
この対処法については、のちに細かく述べることにします。
目立ちたい気持ちが強い
物音がうるさい人は目立ちたい気持ちが強く、自分に注目を集めるためにあえて物音を立てて、注目されることに快感を覚えているのかもしれません。
よく電車でも足を広げて大きく座ったり、大勢の前で急に大声を出したり、SNSでバカな写真を上げることで目立とうとする人がいますが、こうした人と同じ心理が働いており、このタイプは注目されることが何よりも快感で、自分よりも目立つ人が気にくわない性格傾向にあります。
革靴をコツコツと鳴らしていて、いつもお洒落には気を抜かず、お喋りの声も大きいなんて人がいたとすれば、間違いなくその人は目立ちたい気持ちが強く、上記で紹介した自分の立場で物事を考えている人であると言えます。
目立つことのメリットは快感を覚える以外にも、周りからかまってもらえたり、自分にとっては特別扱いと捉えることもできるため、こうした欲求を満たすことができる行為こそが、物音を立てることに繋がるのです。
学生時代に、ヤンキーがバカなことをして目立っていたかと思いますが、これも同じく目立ちたい気持ちが強い証拠であり、ヤンキーは物音をあえてうるさくすることで目立ち、自分の存在をアピールしているのです。
故に、物音をうるさくすることは、時として自分の存在アピール=強さや権力をアピールすることにも繋がり、物音をうるさくしても注意されない自分に対して、優越感に浸っている可能性も考えられます。
☑️あなたが神経質なのかも?
心理を読んで怒りを覚えたあなたが注意すべきことは、神経質な性格であることが原因で、物音がうるさいと感じているかもしれないことです。
周りからすれば、それほど気にならないという意見がほとんどなものの、あなた一人だけが物音を異常に気にしているのであれば、神経質な自分を変えることも必要となることでしょう。
神経質な人は、細かなことに敏感になりすぎる一面があり、マイルールを押し付けてしまいがちな人も多いので、ここは注意しておきたいポイントとなります。
物音がうるさい人の共通点
無神経な人である
物音がうるさい人は相手の気持ちを考えない人であるため、無神経で周りに迷惑をかけることが多く、自覚がないので「悪い人ではないんだけど…」と扱いに困り、決して悪い人ではない止まりの評価となることも。
無神経な人の特徴としては、周りを気にしないマイペースな性格であったり、初対面から距離感が近いなどが見られますが、どれにしても相手が少し嫌な気持ちになる程度の行動なので、心の底から嫌いになることが難しいのです。