確かに、祭りに参加しない一部の人は、同級生が楽しそうにしている姿を見るのが嫌だとか、同級生がデートしている姿が嫌だなど、こうした理由に当てはまる人がいるのも確かですが、祭り嫌いが全員陰キャラなわけがありません。
また、人には誰しもプライドが存在するので、陰キャラだと見下したような発言をする祭り好きに対して、嫌悪感を覚えた結果が祭り嫌いに繋がることもあるので、祭り嫌いになる理由は、ある意味祭り好きな人のせいであるとも言えそうです。
屋台の態度が嫌い
屋台の兄ちゃんやおじさんと言えば、強面であってり太々しい人がやっていることが多く、こうした人が苦手であったり、態度がムカつくという意見も、比較的祭り嫌いな人に多い意見です。
普通であれば、物を作るときにはタバコをくわえたりしませんし、愛想よく接するのが普通であるのに対して、祭り限定である屋台は愛想を見せる必要もなく、衛生面でもそれほど気にする必要もありません。
だからこそ、態度が悪かったりタバコをふかす人が絶えずいて、「何考えてるんだこの人たちは!」とイラっとした経験が、祭りに対してネガティブな意識を強め、ポジティブなイメージを薄めていくことも。
祝儀が鬱陶しい
大きな祭りになると、青年団が祝儀に回ることもあって、これが非常に鬱陶しく感じることで祭り嫌いになる人もいます。
ある有名な祭りでは、ご祝儀という名目で町中を歩き回るものの、使っている中身は風俗であったり、自分たちの娯楽のために使う人もいるので、こうした実態を知ってしまった人にすれば、「なんていう非常識な人達なんだろう」と思うことは当然のことです。
こちらも作り話ではなくて、自分の知り合いや子供が青年団に所属することで発覚するケースも多く、こうした祭り以外での祝儀の使い道を疑問に思い、祭りを嫌いになってしまう人もいます。
祭り嫌いな人の特徴
地元で祭り開催がある
地元で祭り開催がある人は、毎年のように祭りの被害に合う人であるとも言えるので、参加しない人にとってはいい迷惑となります。
祭り好きな人からすれば、「一日や二日我慢して欲しい」との意見も聞けそうですが、祭り嫌いがよく口にする、最低限のマナーを守って欲しいとの主張も、何も間違った意見ではありません。
要するに、毎年祭りの被害に遭っている人は、参加者のマナーが悪いことが原因で嫌気がさし、引っ越しすら考える人がいるほど、集団となればマナー違反が多発することが許せない人も多いのです。
親の立場で考える人
意見でも述べましたが、祭りに参加することは悪影響であると考える人にとっては、祭りに対してポジティブなイメージを持つことができません。
もちろん、祭りに参加することで友達ができたり、楽しい思い出ができるなどの良い一面もあるわけですが、物事を白か黒かでしか判断できない人にとっては、祭りは悪か善であると考えるので、ネガティブなイメージを持つ人にとっては、祭りの良い部分を見ることができません。
もし、祭りがきっかけでお酒を経験することになったり、夜遊びを覚えてしまったのであれば、親からすれば祭りの存在自体を恨み、全てを祭りのせいにする人もいることでしょう。
強面/DQNが嫌い
強面が苦手であったり、DQNが嫌いな人にとっても祭りは天敵で、祭り会場に足を運べばこうした人がはしゃいでいたり、群れていることが普通であるため、祭りに参加しない人も世の中にはたくさんいます。
こうした人は、祭りが嫌いというよりかは、こうした人が集まる場所が苦手であるため、本心では祭りに参加したい気持ちが残っていても、積極的に参加することができません。
また、周りに嫌いであることを発言してしまうことは、祭りに参加できにくい心理状態を作り出し、「あいつは裏切り者だ」などと言われる不安を作るため、意地でも参加しない人も多くなると想定できます。
友達が少ない/いない人
友達が少なかったり、昔から友達作りが苦手な人は、祭りに1人で行くことを「惨めだ」と思うことで、なかなか参加する勇気を持つことができず、祭りで楽しむ同級生に対して、嫉妬しやすい人です。
嫉妬以外でも、「自分もあの中に入れたらな」と思うことは、そうした魅力がない自分自身を責めることに繋がり、自分が惨めで嫌いになっていく原因そのものです。
もしもこちらの特徴に当てはまる場合は、自分自身が少しでも変わる意識を向けない限りは、一生祭りを楽しめないままで人生を終えるかもしれません。