ハーフの子供のメリットデメリット|悩み/魅力/相性20選

また、街を歩けば外人と間違われることもハーフあるあるで、中国人とのハーフであればニーハオと挨拶されたり、アメリカとのハーフであれば道を尋ねられるなど、何かと道を歩くと困ることも多いのがハーフです。

こちらはそれほど深い悩みでもないとも思えますが、長い人生では非常に面倒な出来事で、毎回のように名前を呼び間違われる人が面倒だと思うことと同じで、何かとストレスになります。

 

外国の血・日本の血を嫌う

これは先ほども触れたように、ハーフである自分にコンプレックスを抱く人に見られる悩みで、自分が純日本人でないことを恨んだり、ハーフになった両親を恨む人もいるなど、特に思春期に見られやすい悩みです。

ある程度大人になっていけば、これが「羨ましい」と周りからちやほやされるわけですが、思春期に自分にコンプレックスを持つことは、青春を楽しむことからは遠くことも。

またここで重要なのは、「いじめにあっていない人」や「楽しい学校生活を送れる条件の人」でも、混血であることにコンプレックスを抱くことにあり、順風満々に見える学校生活を送るハーフの子供も、実は内心悩みを抱えがちです。

ハーフが羨ましい人からすれば贅沢な悩みでしょうが、こればかりはナイーブで簡単に解決できる悩みではありません。

 

見世物的存在になる

ハーフは良くも悪くも目立ってしまうために、子供の運動会では「あれはどこの国とのハーフだろう?」と話題になったり、「うわあ。綺麗な顔立ちだなぁ。」といった具合に、見世物的存在にもなりやすいです。

顔が整っていた場合は良い評価を受けることも多いですが、問題はそれほど整っていなかった場合であり、こうした人は影でコソコソ「微妙だね」なんて評価を受けることで、傷つくことも十分にあり得ます。

ハーフの世間的な評価は可愛いやイケメンであるため、周りが抱いてる理想と現実が大きく違った時には、影で悪口を言われることが多くなるのです。

また、ハーフである自分にコンプレックスを抱いている場合も、「何か悪口を言われてるのでは…」とネガティブ思考に陥りやすいです。

 

劣化が早い

彫りが深かったり鼻筋が高いなど、各パーツがはっきりしているハーフは劣化も早く、30代ともなれば過去の輝きはどこへ…と思えるほど、豹変しているケースもよく見かけます。

芸能界や世界のスターであっても、絶世の美人やイケメンの劣化は話題となりやすいですが、基本的に劣化が遅くて幼顔が多いと言われる日本では、劣化が早いことは不利に働きやすいです。

例えば、ヨーロッパとのハーフはハゲやすいとの悩みを持ちやすく、男性であれば若ハゲに頭を悩ませることになりやすく、ヨーロッパ人はあまりハゲを気にしない文化があるのに対して、日本はフサフサな人が多いぶん、敏感な人も多くなるのです。

女性にとっては劣化は何一つメリットをもたらさないため、どちらにしても劣化で悩みを抱えやすいのもハーフです。

 

ハードルが非常に高い

ハーフの大人が苦しみを暴露する時には、「ハーフであるハードルの高さ」を口にする人もありがちで、ハーフ=イケメン美人という固定概念がハーフを苦しめます。

日本国内には微妙であったり、ブサイクなハーフもたくさんいるわけですから、相手に理想を高く持たれることはプレッシャーで、さらに言えば自分に自信をなくすきっかけともなります。

こうした日本人の考えに対して、中国や韓国のハーフは自らハーフであることを黙っておく人もいるほど、なかなかハーフに対するハードルは下がることを知りません。

当記事のメリットでも紹介したように、一部のハーフが憧れを抱かれるほどの魅力的な要素を掛け持ちすぎることが、何かとハーフに対しての期待を上げていくのでしょう。

 

太りやすい

ハーフは太りやすいので、子供の頃から食べ過ぎには注意させる親がいたり、大人になってもスタイルを維持することに難儀する人が後を絶たず、逆に太りにくいことは日本人の魅力であるとも言えます。

実際に芸能界で活躍するラブリさんは、太りやすい体質で苦労していることをテレビで明かしていて、「ハーフだから綺麗、可愛いってイメージがあると思うけど、そんな生まれの人って、めちゃくちゃ努力していると思うんです。」と、ハーフならではの苦労を語っています。

確かにハーフで美人やイケメンと呼ばれる人は、スタイルが良いというイメージが強いために、ハーフの子供は将来的にスタイルの維持などで、周りからの評価を維持することに苦労することでしょう。

これは個人差があるようで、人によっては30代から一気におばさん体型になる人や、思春期で一気に太りやすくなる人もいるので、いつかこの悩みが来る程度に思っておく方が、親の気持ちとしては楽になります。

 

学校への悩み

普通の学校に通わせるのか、それともインターナショナルスクールに通わせるのか、どちらにすべきか悩むのはハーフの子供を持つ親の悩みで、いじめや仲間外れが怖い両親の気持ちは、どうしてもインターナショナルスクールに傾きがちです。

しかしながら、インターナショナルスクールは授業料が高いこともあったり、自宅から学校までの距離が遠いなどの問題も起こることから、簡単に通わせることはできません。

結果的に、普通の学校に通わせる選択をする家庭が多くなるので、ハーフの子供を考える人はできるだけ高収入で、安定した職である方が将来的にも悩みを解消しやすいです。

 

良し悪しあるハーフ


イケメンや美人として高評価される人であっても、ハーフが乗り越えるべき最初の壁は学生生活にあって、ここでいじめにあうこともなく、コンプレックスを感じることない生活を送ることができれば、ハーフである悩みもかなり軽減されます。

こうした人はハーフである悩みを解決し、自らの力で学校生活を楽しめた人であるため、社会に出ても様々な悩みに打ち勝つ強さを持つことでしょう。

もちろん悩みを持つことは悪いことではなく、むしろ思春期ではほとんどの人が人には言えない悩みを持つ年齢であるため、これは一概に言えることでもありません。

しかしながら、ハーフである自分に自信を持つことさえできれば、より人生を楽しみながらハーフのメリットを生かすことができる、希望に満ち溢れた人生を歩むことができるのです。

どんな人でも同じですが、自分に自信を持つことは大事で、個性を生かすことは魅力に変わります。

※関連記事:韓国日本ハーフの子供の魅力|芸能人・苦労-生きづらい人へ

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