これは兄弟不仲の原因にも繋がりかねませんし、できない子供が大人になっても自信のない人間になってしまう可能性をグンと高めます。
できる方の子供も、母親から叱られたくないばかりに、失敗を恐れて挑戦することを避けるようになってしまう傾向があります。
子供は宝と言う母親がほとんどですが、そんな宝をダメにしてしまうのもまた母親だ、ということを母親は知るべきなのです。
自己中心的
自分が都合のいいことには目をつぶりますが、都合の悪いことが起こるとすぐに怒るような母親に、子供は苛立ちを覚えています。
物事の良しあしは全て自分の都合次第であり、中には怒鳴るように怒ったり、物に当たったりする母親も珍しくはありません。
また、こういったタイプの母親は、子供の都合なんて一切気にしません。自分の都合が第一であり、子供の都合など言い訳に過ぎないのです。
子供を自分の私物だと思い込んでいる
産み育てたのは母親だから、子供は母親の所有物であると当然のように思い込んでいます。
私物である子供に何をしようが自分の勝手という理屈になり、独立した人格を持った人間として子供を見ることができません。
子供をあたかも「ペット」のように勘違いしているため、時には脅したり、なだめすかしたりして、支配下に置こうとします。
上手に芸を仕込んだら、自分のお手柄として近所や世間に自慢して見せびらかそうとします。
子どもが一人の個人として独立してしまうと困るので、あらゆる手を使ってそれをくじこうとします。
自分が望んでいることを子供に押し付ける
自分が諦めた夢を子に実現させようとする母親がいます。
自分がしたかったことなので、当然子供もしたいはずと思い込んでしまっているのです。
子供が成功すると喜びますが、本質的には子供を祝福しているのではなく、望むことをしてくれたので自分が喜んでいるだけということ気がついていません。
自分の夢を子に託すといえば聞こえは良いですが、ゆきすぎた願望は子にとっては耐えられない圧力になります。
子を常に自分の支配下に置こうとする(過干渉)
「子のため」「子の将来を思って」などと言い訳をしながら、あれこれ過剰に詮索してきます。
こうした過干渉をする母親というのはとても自己中心的な性格をしています。
こうした母親らの共通点は、根っこには自分の人生に対する「不満」と、自分が見捨てられることへの強い「不安」があることです。
自分が必要とされなくなることを恐れているため、子の心に非力感を植えつけて自分に依存させるように仕向けますが、実は自分が子供に依存していることの裏返しだということに気づいていません。
説教という仮面を被って自分の不満を子にぶつける
人生が上手くいかなくて自信が揺らいでいる母親は、子供を叱ることで自分の優越性を確認し、自信を取り戻そうとします。
言いがかりのように子供を叱りつけながら、「貴方のために叱っている」と言って自分を正当化するのです。
説教という仮面をかぶっているため、子供は「自分が悪いから叱られている」とは思いつつも、すっきりした気分にはなれません。
子のために自分の人生を犠牲にしたと思い込んでいる
子を養うために好きなことを我慢して働いた、という自己犠牲を押し売りする母親もいます。
好んで子作りしたにも関わらず、子供のために人生を犠牲にしているのだから、子供が親に感謝したり、お返しをしたりするのは当然だと思い込んでいます。
時には、「どうせ私は母親失格よ。死にたい。もともと子どもなんて産みたくなかった」などと感情をむき出しにして子供に反論の余地を与えないように追い込むといったことをしたりします。
自分の子供に嫉妬する
自分の子供に嫉妬するのも子供が嫌う母親の特徴の一つです。
親は子供より幸福で美しいのがあるべき姿だと思い込んでいるため、自分よりも幸福になるのを許せません。
子供より不幸で醜い事実、現実を絶対に許せないので、自分が勝たないと気が済まないのです。
子供の怒りも参考にする
16歳すべて自分の都合さん