心配性で冒険好き
カリフォルニア大学バークレー校とカリフォルニア州立大学イーストベイ校の科学者たちによる研究の結果、犬好きな人と猫好きな人で性格に違いがあるということがわかりました。
研究は、インターネット上で募集したアメリカ各地のペットオーナー1000人以上にアンケートをとり、その結果を解析したもの。 アンケートではペットに関する質問と合わせて、自分の性格を5つの特性(経験への開放性、勤勉性、外向性、協調性、情緒不安定性)に基づいて評価してもらいました。その結果、ペットの好みによって性格の傾向に違いがあるということが分かりました。
参照元:猫好きはクリエイティブ?ペットの好みで性格に違いがあるという研究結果!
大学の科学者達の研究発表によると、猫好きな人の性格は以下の3つだと発表しています。
- クリエイティブ志向
- 大胆で、冒険好き
- 心配性
またペット好きほど、神経質な性格の持ち主が多いという結果を出しています。
個人差はありますが、どちらかといえば神経質な人が多いのも猫好きな人の特徴の1つということでしょう。
猫好きほどIQが高いという情報も
犬好きと猫好きの人の性格や特性を比較した最新の研究で、「猫好きは犬好きに比べて内向的で感受性が強く、独創的な発想を持っている」という結果が出たことが分かった。さらに、両グループのIQを調べたところ、猫好きの方が知能指数が高いことも判明した。研究者は先日、シカゴで開催された科学心理学会でこれについて発表した。
この研究では、ウィスコンシン州キャロル大学の学生600人を対象に、犬好きと猫好きかを明らかにしたうえで習慣や性格などを調べた。この結果、犬好きな人は猫好きに比べて外出が好きで、活力に溢れたタイプが多かったという。
参照元:猫好きは犬好きよりIQ高い? 性格の違いが明らかに
こちらのの実験結果では、猫好きは【内向的で感受性が強く、独創的な発想を持っている】ということが分かっています。
内向的とは、内気であまり気が強くない人と言えば分かりやすいでしょうか。
内向的といえば少し弱弱しいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、内向的な人ほど仕事での評価が高い傾向にあるなど、素晴らしい点もたくさん存在するのです。
子供好き・お年寄りに優しい
ペットに赤ちゃん用語でよく話しかけている人を見ますが、これは愛情表現の1つです。
そもそも愛情表現ができる人というのは、愛情を向けている証であり、愛情深い人ともいえます。
逆に動物嫌いな人というのは、愛情を外に出すことが下手くそな人だということが心理分析の結果で分かっています。
このように猫に対しても愛情を注げる人は、しっかりと人間に対しても愛情を与えることが可能なわけです。
愛情深い=子供好きやお年寄りに優しいという、人の愛情深さを判断する基準の1つとなりそうです。