ヤンキーの心理〜性格傾向や武勇伝に憧れる理由とは?

昔からヤンキーに憧れを抱く人は多く、実際にヤンキーを目指す人も多い世の中ですが、「ヤンキーを演じる人の心理」をあなたはご存知でしょうか?

実は、ヤンキーの多くが悪い自分を演じているだけであり、根は優しかったり良い人であることは良くあることです。

この1ページを読むことで、「ヤンキーが抱く本音」「どんな性格が多いのか?」「武勇伝に憧れてしまう理由」が分かり、ヤンキーの心の闇をも知ることができます。

基本的に怖いイメージや近寄りがたいオーラを出しがちなヤンキーですが、彼らの本当の狙いが分かれば、おそらく見る目が180度変わることでしょう。

ヤンキーの心理とは?

悪に憧れ、どうしていいか分からない

人は誰しも「悪はかっこいい」という概念を持っていて、誰でも悪=憧れであると思える時期が存在します。

ここでヤンキーの道を選ぶ人と、そうでない人に分かれるわけですが、ヤンキーになって非行に走る人は、「自分がこれからどんな大人になればいいのか?」または、「どうして生きていくべきか?」に迷っている人であり、自分が何者なのかすら分からなくなってしまえば、誰でも路頭に迷ってしまうものです。

ヤンキーになってしまう人は、様々な失敗や挫折を繰り返すことで、目の前にある大きな壁を乗り越えることができずに、迷いを解消できない人であります。

分かりやすい例が、親のしつけが厳しすぎたり、親が子供に抱く期待が大きすぎる子供が、その反動で非行に走ってしまうケースであり、これは親が抱く期待という名のプレッシャーから、解放されるために非行に走ってしまうのです。

なぜなら、誰でもプレッシャーから解放されてゲームなどの現実逃避を行う方が、楽で楽しいことは明らかですし、ヤンキーともなれば周りからチヤホヤされることも多くなるため、余計にその環境が快感に思えるようになってしまいます。

これは親が子供に大きな希望を抱きすぎていたり、男だからしっかりしなきゃ…と自分自身にプレッシャーをかけすぎた人ほど陥りやすく、「頑張っても報われないのであれば、悪いことをして楽になってしまえ!」と思うことが、ヤンキー誕生の瞬間となります。

さらに思春期になると、悪がかっこよく見えてしまう心理も関係し、憧れを抱いた結果楽な道を選ぶ人もたくさんいます。

人は誰しもたくさん悩んだ末に、失敗や成功を繰り返して立派な大人に成長するのです。

 

他者とは違う自分を示したい

ヤンキーと言えば、髪の毛を金髪に染めたり、授業を抜け出す、学校の規律をあえて破るなど、多くの人とは違うことをして目立つ行動が特徴的ですが、こうした人は独自性欲求という欲求が強く、他者とは違う自分をアピールすることで、どれだけ特別な存在であるのかを示そうとしています。

この独自性欲求とは誰もが持つもので、目立ちたがり屋や個性的なファッションを好む人、自分は他者とは違うんだと強く思い込んでいる人なども、独自性欲求が強い人にあたり、他者とは違う演出の仕方がただ違うだけです。

故にヤンキーは、時として喧嘩をすることで他者よりも強いことをアピールしたり、バイクに乗って迷惑行為をすることで、他者との違いをアピールしようとするわけですが、これが行き過ぎると犯罪行為に繋がってしまいます。

さらにヤンキーにとって悪いことをしてでも目立つことは、自尊感情を高めることができるため、どんどんと行動がエスカレートしてしまうことも。

自尊感情とは、「自分に対しての評価」であり、「自分は価値があって尊敬されるべき人間だ」と思える感情を高めることができる行為は、目立つことや悪いことであると説明すれば、多くの人が「だからヤンキーは悪なのか…」と納得することでしょう。

おそらくあなたの知り合いのヤンキーは、悪いことをして目立つことで嬉しそうな顔をしていたり、ドヤ顔をして歩いているかと思いますが、これは内心「自分は周りから一目置かれる存在なんだ!」と思っていて、自分の価値を証明することができています。

誰でも自分の長所を生かすことで自尊感情を高めることができ、ポジティブ思考や自信をつけることができるものですが、ヤンキーは喧嘩が強いなどの長所を生かすことで、自分に自信をつけているわけなんですね。

もし自分に自信がなくてネガティブ思考だった人も、ヤンキーのような荒れた自分を演出することで、いつのまにか自信がついていた…なんてことも十分にあり得ることです。

 

注目されることが快感である

ヤンキーは独自性欲求が強いと上記でお伝えしましたが、この欲求が強い人は賞賛獲得欲求も強く、これは「賞賛されたい欲求」のことです。

例えば、ヤンキーが群れている会話を聞いてみると、「俺〇〇と喧嘩して勝ったんだぜ!」などと、悪いこと自慢をして周りから賞賛されている風景をイメージできますが、これは賞賛されることで快感を得ている証拠であり、喧嘩に勝ったという事実を自慢することで、より特別な自分でいれると思い込んでいます。

真面目な人からすれば、何が賞賛だよ…と思うかもしれませんが、賞賛とは自分が属する小さなグループ内のみでもOKであり、悪いことをするとカッコいいと思い込んでいるヤンキーグループからすれば、大きな賞賛に値する素晴らしい行動となってしまうのです。

これはオタクでも同じく、オタクグループに所属する人は、オタク業界で有名な人と握手をしたことを自慢すれば賞賛されるように、小さな世界で賞賛されるだけでも人は満足してしまうものなのです。

さらに困ったことに、賞賛されることで気持ちよくなってしまったヤンキーは、さらに派手な行動を起こすことでより多くの人に注目を浴び、もっと大きな賞賛を浴びようとするわけですが、これが迷惑行為であることも多いため、多くの人に嫌な思いをさせてしまうことがしばしあります。

なぜなら、ヤンキーグループの中では賞賛されることであっても、エスカレートしてしまった行動は他人に迷惑をかけていたり、犯罪行為に当たる行為を犯してしまうことにあり、視野を広げるとやってはいけない行動であることが多いからです。

本人からすれば、より多くの人から注目されている=賞賛されている気持ちに浸り、快感を得ているのですが、それは本人のみの気持ちであって、周りはいい迷惑となってしまうため、ヤンキーを嫌いになってしまう人が後を絶ちません。

自分たちの小さなグループ内では賞賛される行動も、視野を広げてみれば超えてはいけないラインを超えて、警察沙汰になってしまうのが、ヤンキーが犯しがちな間違った思い込み心理となります。

 

キレることは自分にとってプラス

ヤンキーの中でも温厚なヤンキーと、すぐキレる攻撃的なヤンキーがいるかと思いますが、すぐキレたりキレやすいヤンキーの心理には、「キレると自分にとって都合が良く、プラスになることが多い」という心理が隠れています。

これはワガママな人を例に挙げると分かりやすく、ワガママな人は自分の意見が通らないとキレることで駄々をこね、自分の意見を無理矢理通そうとするものですが、これと全く同じことを狙っているのが、キレやすいヤンキーと言えるでしょう。

これは本人だけの問題にあらず、育った環境が大きく関係することもあり、例えば子供の頃にキレたり駄々をこねれば自分の意見が通る親であった場合、そうすることで自分の融通が通ることを覚えた子供は、成長してもこの手法で意見を通そうとします。

さらに困ったことに、キレて自分の意見を通すことは、自分にとっての大きな褒美となるわけですから、どんどんキレることでワガママな性格となっていき、これがエスカレートしてしまうことが最も厄介な一面となります。

また、よくキレるヤンキーはその場の感情に身を任せているので、カッとなれば一瞬でキレてしまう一方で、嬉しい時には笑顔でニコニコと最高の笑顔を見せる人かもしれません。

こちらに当てはまる場合は、衝動的に激しい怒りを表に出してしまう心理状態を制御できず、攻撃的になってしまっていると考えられます。

自分自身を守るためにキレたり、ストレスを溜め込んでいる、バカにされるのを防ぐためなど理由は様々でありますが、暴力を振るうとダメなことを理解しているヤンキーは、暴力を振るう代わりに大きな声を出してキレることで、その怒りを爆発させているのです。

 

ヤンキーは自分が優位に立つ努力家

記事の最初に「ヤンキーを演じる人の心理」と述べましたが、ヤンキーは怖い自分を演じることで周りを怖がらせ、自分が優位に立つために日々頑張っている努力家である事実をご存知でしょうか。

これは誰もが使う印象操作であり、人は相手によって様々な顔を持つと言われていますが、その中でも「威嚇」に当てはまる印象操作を行っているのが、ヤンキーの心理状態です。

威嚇とは、見た目や言葉遣いを荒々しくすることで、相手に「この人は怖い人である」と思わせる心理作戦であり、攻撃的な言葉や態度で相手に接することで、相手をビビらせて自分を優位な位置に立とうとしています。

そもそもヤンキーという立場上、周りにバカにされてはいけない立場であるために、荒々しい言葉や攻撃的な態度で相手をビビらせておくことは、当然と言えば当然ですよね。

また、異性や恋人に対して凄く優しくなるヤンキーもいますが、これは印象操作の取り入れに当てはまり、「敵ではないことをアピールして、相手に好かれようとしている」心理が当てはまります。

常に自分が優位な位置に立とうとするヤンキーだけに、実は多くの人がヤンキーに怖いというイメージを抱くのは、印象操作が成功しているためであって、考え方ひとつでそのイメージが変わってしまうかもしれません。

その理由は、印象操作は失敗することも十分にあり得て、全く怖くないヤンキーが「オラー!」と威嚇したところで、「おもしろな(笑)」なんて思われることが良い例です。

つまり、あなたの考え方次第でヤンキーは、「ただのうるさい奴だ」と思える可能性があり、それは自分が優位に立つことが条件となります。

 

ヤンキーの性格傾向について

プレッシャーに強く力を発揮できる

賞賛獲得欲求が強いヤンキーは、注目されることを凄く快感に思うため、通常であれば緊張する場面であっても楽しむことができ、ここぞの場面で力を発揮できる強みがあります。

これは注目されること=自分は他者とは違う舞台に立てていると感じることにあり、さらに活躍すると多くの賞賛をもらえることになるので、より力を発揮しようとも思えるのがヤンキーの性格傾向となります。

故にヤンキーほど一番大事な場面を任されたり、それを拒否しない性格の人が多く、自分が普段求めていることを一気に獲得できるチャンスともなる場面では、プレッシャーに押しつぶされることもありません。

ここで成功すれば一目置かれる存在となれるチャンスでは、ヤンキーを起用すると成功する確率が高く、また驚く力を発揮してくれるかもしれません。

 

やりたいことを見つければ、向上心が高い

獲得承認欲求が強い人のもう1つの長所は、やりがいを見つけて「ここで成功したい」とか「褒められたい」と思うことで、強い向上心に繋がることにあり、本当にやりたいことが見つかった時には、とことん高いレベルまで自分を成長できるのが、ヤンキーの性格面での長所です。

そもそも負けず嫌いで、自分は特別な存在であると思い込んでいるヤンキーは、実力がない現実に遭遇した際には、「こんな奴に負けるか!頑張って褒められたい!」と思えることで、積極的に取り組める気持ちに浸ることができます。

向上心が高いということは、やる気があってモチベーションを高いレベルで維持できるため、周りもより成長が早くて圧倒的な結果を出せる人もこのタイプには多いです。

さらに劣等感を跳ね返すほどの努力を見せたり、失敗を恐れない度胸のある一面からは、仕事や人間関係にて大きなメリットをもたらすことでしょう。

もしも、あなた自身が承認獲得欲求が強い人物であった場合は、とにかくやりたいことを見つけることで、大きな結果を残すことができます。

 

注目のために悪に走ってしまう

ヤンキーの悪い部分でもあり、承認獲得欲求が強い人のデメリットともなるのが、注目されるために悪に走ってしまうことにあり、迷惑行為をして目立つことが分かりやすい例です。

他にも、未成年でタバコを吸ったりお酒を飲むなど、他者とは違うことをして自分の価値を高めようとしているヤンキーは、行動がエスカレートすることでSNSに画像をアップし、大炎上してしまうこともしばしば。

悪いことをSNSにあげて自慢する人がいますが、こうした人も同じく注目されたい気持ちが強く、注目されることで快感を得ているのです。

その他にも、悪いことを自慢することで周りに「さすが先輩!」なんて言われたい気持ちが強いために、時には見栄を張った嘘を言ってしまうことも。

 

負けず嫌いで小さなことでも争う

ヤンキーは、威嚇することで自分が優位な位置に立とうとしていると伝えましたが、これは負けず嫌いな性格に通じる部分もあり、負けることは自分が下であることを認めなければならないために、ヤンキーは負けず嫌いで勝つことを重視します。

これは口喧嘩や力勝負だけにあらず、ゲームやスポーツなど、自分にとって自信があることで負けることを嫌うヤンキーは、これだけは負けたくないと思う勝負では、様々な努力が可能です。

これは向上心が高いでも述べたように、やりがいを見つけたことや、自分にとって楽しいと感じることで負けを認めることは、ヤンキーのプライドが許さないわけです。

特に男性ほどこの傾向が強く見られ、小さなことでも勝ち負けをはっきりとつけて、上下関係をきちんと築きたい男性にとっては、小さなことでも負けは許されないと思い込むヤンキーも稀に見られます。

 

ヤンキーほど武勇伝に憧れる理由とは?

伝説=憧れの対象であるから

ヤンキーあるあるの1つに、先輩たちの武勇伝を語り継ぐことが挙げられますが、ヤンキーほど武勇伝に憧れてしまうのは、強さ=悪いこと、腕っ節、度胸などと関連づけていることにあり、思春期の子供にとって強さとは、価値が高いものであることが関係します。

大人になると武勇伝など価値が低く、多くの人が社会的地位や年収などを気にするようになりますが、思春期にとってはモテることや強さは、自分のステータスを高く見せるとても需要な部分なのです。

さらに武勇伝ともなれば、多くの人が現実を知らないままで、様々な想像に浸ることができるのです。

歴史の武将に憧れを抱く心理と同じで、歴史好きな人は当時の合戦の様子を想像することで、「きっとこれだけ強かったのだろう…」とか、「こんなかっこいい人だったのだろう…」などの想像をするのと同じで、想像や妄想はどんどんと美化されています。

その結果、先輩方の武勇伝を美化し続けることで、実際にあった出来事よりもとても凄い出来事があったかのように思い込み、ヤンキーが武勇伝に憧れを抱いてしまうというわけです。

 

ヤンキーのメリットデメリットまとめ

いかがだったでしょうか。

この1ページを全て読むことで、ヤンキーがどういう経緯を経て悪の道を選び、どんな心理が隠れているのか?が全て分かったかと思います。

ヤンキーになることの最大のメリットといえば、多くの人が悪に憧れを抱く時期に、その憧れの人物となれることであり、とにかくヤンキーというだけでもモテることは、まぎれもない事実です。

逆に最大のデメリットは、学歴に乏しくなる確率が高いことにあり、勉強が大好きなヤンキーはとても珍しい光景となるはずです。

大人になると学歴が高い人の方が年収が高い傾向があると発表されているように、ヤンキーは自分の生きる道をしっかりと見つけて、やりがいのある仕事に就くことができれば、将来的に経営者などの立場で大きな成功を収めることもあるだけに、自分自身の長所を知っておくことが、社会で活躍できるヒントとなるはずです。

また、次のページで紹介する「ヤンキーの特徴」もセットで読んでみましょう。

現在風のヤンキーの特徴を簡潔にまとめた、5分で読めるページとなっています。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP