ふざける子供心理とは?「叱るべきか?褒めるべきか?」

「ふざけてばかりでもう疲れた…」と、ふざける子供に対しての対処法がわからず、子育てにイライラしがちなママさんは決して珍しくありません。

ふざける子供心理は安泰単純なもので、まずは子供の本音を知ることで、今後どう対応していけばいいのか?の部分が明確になるはずです。

これは子育てをするにおいて、今後ママさんをグンと楽にさせる情報でもあるため、知識をきちんと頭に叩き込んでおくことをオススメします。

ふざける子供心理に隠された本音

優先順位をあげてほしい

自分の優先順位が低いと感じた子供は、ふざけることで自分の優先順位を上げてもらおうとする心理が働き、子供は大人のように上手に感情を伝えることができなかったり、両親のルールの元で上手に自分の本音を伝えることしかできません。

だからこそ、ふざけることは目立つことに繋がりますし、必ずと言ってもいいほど両親がかまってくれることが、子供にとっては自分に愛情を注がれることへと繋がり、それは子供にとっては優先順位が上がったことになります。

例えば、兄弟なのに長男には注目の目があまり行くこともなく、次男ばかりを可愛がる親がいるとすれば、感情をうまく伝えれない長男からすれば、ふざけることでしか優先順位を上げることができず、それは大人にとっては優先順位を上げるというよりかは、ただふざけて注目されたいだけのように感じてしまうのです。

あなたが若き頃の元恋人に対して、優先順位が低いことで不満に思ったり、どこか冷たい態度に不満を抱いたことと同じように、大好きな両親が自分に対して優先順位が低いと感じることは、ふざけることでしか感情を伝えるしかできない、まだ子供が小さいからこその伝え方です。

ちなみに、幼少期からの愛情不足は将来の子供に大きな影響を与え、自分は価値のない存在であると思い込んでしまったり、愛し方が分からない、自分の感情をうまく相手に伝えれないなどの、様々な支障をもたらしてしまう原因そのものなので、両親は十分な愛情を注ぐことが重要であることを覚えておきましょう。

 

両親に依存して甘えている

幼い子供が両親に依存して甘えるのは当然のことで、親のルールの元で生きていく子供にとっては、寂しいからといって友達とすぐに遊べるわけでもありませんし、暇だからといってどこかへ出かけたりもできません。

大人であれば、寂しい気持ちや暇な時に自由気ままに行動することができますが、子供はまだそれができない状態であるのです。

だからこそ、寂しい気持ちや暇な時には家族にかまったもらうことが、子供にとっての最も簡単で楽な方法となり、ふざけることは両親に注意されるなどの注目の的となり、かまって欲しかったり甘えたい欲求を解消しようとしています。

また、これが中学生くらいの思春期以上の年齢ともなれば、こうした子供はマザコンやファザコンである可能性が高まり、両親に依存しなければ心が満たされない、かまってちゃん体質になっていく人が非常に多いです。

まだ子供が小さい場合は、このようなことは心配する必要もなく、どんな子供でも心が幼い時には、ふざけることで甘えたい欲求を解消する傾向が見られるので、こちらの心理に関しては、健全な子供である証拠と捉えておくべきでしょう。

 

褒美を狙っている

褒美を狙っているとは、子供がふざけることで何か嫌なことから逃げ出したり、ふざけることで両親に相手にしてもらえるなど、ふざけるアクションを起こすことで、何らかの褒美とも取れることを得られると知った子供は、何度も同じ手を使うことで褒美を狙い、自分のわがままを叶えようとします。

これは習い事でふざける子供や、野菜嫌いな子供にも見られやすい心理であり、ふざけることで嫌なことから逃げ出したり、その場を誤魔化そうとする狙いが見られ、一度でもふざけることで褒美を得る経験があれば、子供は賢いので学習してしまうのです。

犬や猫を飼ってる方なら分かると思いますが、犬や猫も一度可愛いポーズをして褒められたり、またはそれによって餌を与えられる経験をすれば、何度も同じ手を使って飼い主にアピールし、褒美を狙うことがありますよね。

これと全く同じで、こうした手法によって子供に褒美を与えてしまうことは、子供がわがままな大人になってしまう原因であったり、欲しいものが我慢できない性格となってしまうなど、性格に難ありと判断される大人になってしまうため、今すぐ褒美を与えることを止めておくべきだと断言しておきます。

子供の人格は環境や親の躾によって大きく変わってしまうので、ふざけることで昔から願いを叶えてきた環境を与え続けると、大人になってもキレるなどの方法で自分の主張を通し、仲間外れにされてしまう自己中人間となってしまうことは、十分に考えられることなのです。

 

SOSの発信である

人間には自己防衛の本能が残っていて、力や権力が弱い子供が自分を守るためには、ふざけることでその場しのぎをして、自分を守ろうとしているのかもしれません。

例えば、両親の怒り方が非常に怖いからこそ、ふざけることでその恐怖心を和らげようとしたり、自分の体調が悪いことを遠回しに伝えているなど、様々な可能性が考えられます。

これは自分の欲求や不満を察して欲しいと願う子供心理で、虐待を受けてる子供が見知らぬ人に愛情を求めに行ったり、アルコール中毒の両親に真面目で優しい自分を見せることも、全ては自分を守るための子供なりの行動なのです。

アルコール中毒であれば、親が機嫌が悪いのは自分のせいだと感じた子供は、真面目で賢い自分を演じることで虐待を逃れるなど、子供であっても人は生まれながらにして持つ本能が存在するのです。

子供に対して自分が思う理想を押し付けてしまったり、少しのミスも見逃さない親であった場合は、子供はふざけることで自分を守り、心の声を届けようとしているのでしょう。

 

気持ちや空気が読めない子供

相手の気持ちや空気を読む力のことを対人感受性と呼び、子供はこの対人感受性がまだ低く、対人感受性は大人になって社会で揉まれていくことで、どんどんと成長していくようになります。

習い事や集団行動など、ふざけてはいけない場面で冗談を口にしたり、騒ぐことで周りに迷惑をかけてしまう理由は、あなたの子供がまだ心が未熟で、対人感受性が低いことが原因であるとも考えられます。

簡単に言い換えると、ふざける子供心理は「相手の気持ちを読み取る能力や空気を読み取る能力に乏しく、自分本位で物事を考えた結果」が、ふざける行為に繋がるのです。

両親は苦労するかと思いますが、こればかりは子供の成長を見守る以外に特効薬はなく、ふざける子供に対してある躾をしておけば、ある程度はマシになることが期待できるため、しっかりと対処法を実践するしかありません。

大人になっても無神経と呼ばれたり、空気が読めない人は失言が多かったり、相手を馬鹿にした発言を冗談混じりに口にしがちですが、ふざける子供心理はこうした大人と全く同じで、心がまだ幼いことを理解してあげてください。

 

☑️両親が心がけたい部分

ふざけるといっても、あまりにも相手が傷つくことを口にしたり、周りが泣いている最中に一人だけ笑い出す、親が真剣な顔の時に知らんぷりをしているなど、気持ちや空気が読めないレベルが酷い段階にある場合は、発達障害である可能性も視野に入れなければなりません。

当然親からすれば、自分の子供が発達障害であるなんて思いたくもないですし、健康で健全な子供であると思い込んでいることでしょう。

これはあくまで可能性の問題ですが、ふざける行為が周りの子供と比べて大きな差が出ている時には、発達障害を疑ってみるのも家庭のためです。

両親の気持ちやその場の空気が読めないからこそ、ふざけることで非常識な行動を取ってしまったり、冗談交じりに馬鹿にしてしまうことに繋がるのです。

 

どう対処すべきか?効果的な接し方は?

子供の声を最後まで聞くこと

まずはあなたが子供の声を最後まできちんと聞くことが重要で、頭ごなしに子供を叱ってしまったり、ダメだからダメだと言い聞かせたり、子供の主張の途中で自分の主張をしてしまわないことです。

両親に対して不満を抱いたり、甘えたい欲求を解消できていないことを、本当は伝えたいのに伝えれない…という環境で育ってしまうことは、「どうせ自分の意見なんて通らない」と端から諦めてしまい、自分の意見を言わない子供となってしまうだけです。

大人になっても話を最後まで聞ける人は案外少なく、聞き上手な人は職場や学校でも人気者となれる存在でありますが、あなた自身が子供の話をきちんと最後まで聞けているのか?をまずは考えてみましょう。

両親の立場は、言わば権力者と同じような立場であるため、権力に自分の意見が殺されてしまうことをパワハラと言うように、両親のあなたが権力を使って子供の発言する権利を奪わないように、気をつけておきたいものです。

後もう1つ、子供の本当の気持ちを知りたいのであれば、子供の話を最後まで聞かなければ理解することは難しく、子供の本当の主張を読み取ることができません。

こうした理由からも、子供が何か自分の意見を主張した時には、きちんと最後まで子供の意見に耳を傾けることを心がけてください。

 

感情で伝えず言葉で伝えよう

感情で伝える人は、その場で感じた怒りをそのまま子供にぶつけたり、イライラした感情を子供にぶつけてしまうので、子供にとっては「なぜダメなのか?」という理由が、明確に分かりません。

そうではなく、あなたが今感じている思いを子供に伝えるように徹底してください。

例えば、「ふざけてばかりでママは悲しいよ…」とか、「いつも同じことして、ママはいい加減怒ったよ」と伝えることで、ふざけることは相手を悲しませたり、怒らせてしまう原因であることをはっきりと理解します。

また、ただ闇雲に「ふざけず真面目にしなさい!」と伝えるのではなく、自分を主語に相手に伝えることで、自分の感情がより伝わりやすくなり、さらに子供ではなく自分を主語に伝えることは、子供を批判してしまうことを避けます。

上記のパターンでもう1つ例をあげてみると、「ママは真面目に聞いて欲しいと思ってるから、お願い聞いてくれる?」と子供に伝えるのか、「ふざけず真面目にしなさい!」と伝えるのかでは、相手に与えるイメージも大きく変わります。

そしてもう1つのポイントは、疑問形で子供に問題を投げつけることであり、上記のようなお願いであれば、大好きな両親のお願いを否定せずにはいられない子供は、素直にふざけることを止めることに繋がりやすくなります。

一度騙されたと思って、「自分が今どう思っているのか?+自分を主語に+疑問形で注意する」ことで、ふざける子供の対応が大きく変わるはずです。

 

褒めることで欲求を満たす

今や子育てだけにあらず、教育は褒めることを重視している世の中でありますが、上手なしつけができる人は否定的な言葉を使わず、むしろ良い部分をきちんと認めて褒めることができる人です。

ふざける子供も同じように、良い部分をきちんと見てあげるようにして、褒める時には大きく褒めてあげることを心がけてみましょう。

あなたにも自分の存在を認めて欲しいとか、自分の魅力を褒めて欲しい欲求が存在するように、子供にもこうした承認欲求は存在し、良い部分を読めることは徐々にそのことを好きにさせ、子供を自主的に動かせることができる、とても重要な対処法です。

例えばふざける子供に関しては、ふざけたことを否定的に捉えるのではなく、ふざけることを止めたことに対して褒めてあげてください。

すると子供の心理状態に変化が訪れ、「ふざけることを止めると褒められる」とか、「大好きなママに認められる」などのポジティブ思考が生まれ、このポジティブ思考は好循環を生み出します。

人は一度悪い部分が見えると、どんどんと悪い部分が見えてしまう性質を持つだけに、子供に対して完璧な理想を押し付けるのではなく、90点できたのであれば10点を無視して、90点を褒めてあげることを徹底してください。

ちなみに、当たり前のことでも褒めてあげることは大事なことです。

 

☑️ポジティブな連想をさせよう

ふざけることを止めた子供に対しては、褒めることにプラスでポジティブな連想をさせることで、今度も自分が真面目にする方が、素晴らしい人間になれると思い込める要因となります。

例えば、「真面目にしてるとかっこいいね!」と伝えたり、「真面目にすると楽しい時間が過ごせるね」などと、ポジティブな連想をさせる言葉を投げかけることで、子供はリアルな想像をしてしまうものです。

これは単純でもある子供心理を利用した作戦であり、「野菜を食べるとアンパンマンみたいに強くなるよ!」と伝えると、子供は自分がアンパンマンになった時の想像をリアルにすることで、野菜嫌いが克服されることもあるほどです。

褒める対処法を取る際には、必ずその後にポジティブな連想をさせる心理作戦を使っておけば、よりふざける子供に対しての効果的な対処となっていきます。

 

ふざけるのは特別なことじゃない

いかがだったでしょうか。

心が未熟な子供だからこそふざけてしまい、時として空気が読めない行動を起こしてしまうものですが、これは立派な大人になるための成長段階であるとの理解で、ポジティブに捉えることができれば理想的です。

逆にネガティブに捉えてしまうことは、「鬱陶しい」とか「イライラする」などの、負の感情を呼び起こす連鎖となってしまうため、子供に対して完璧な理想を押し付けるよりは、これが普通なんだと思い込む方が、あなたの精神的健康にとっても大きなプラスとなるのです。

子供はこれから人生経験をたくさん積むことで、相手の気持ちを読み取る力や空気を読む力が成長していき、頼れる大人へと成長していくことでしょう。

だからこそ、その成長の妨げにならないためにも、ふざけることに対しての対処法をきちんと学び、実行することが親の役目であるとも言えるのではないでしょうか。

関連記事:ふてくされる心理「子供や大人の違い/対処法とは?」

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP