中華料理

4大中華料理チェーン徹底人気比較【2020年】ファンとアンチの生の声も紹介

ラーメンと餃子は日本人の多くの人が愛する国民食の一つと言っても過言ではありません。

ラーメンや餃子といったを中華メニューを提供する大手中華料理チェーン店の「餃子の王将」「日高屋」「幸楽苑」「バーミヤン」に焦点をあててアンケート調査を実施して、各チェーンの人気比較を行いました。

「人気ランキング」と「アンチランキング」「各社に対する消費者の評価」をまとめましたのでぜひご一読ください。

よろしければ、

4大回転寿司チェーン徹底人気比較|ファンとアンチの生の声も紹介
4大カフェチェーン徹底人気比較【2020年】ファンとアンチの生の声も紹介
3大宅配ピザチェーン徹底人気比較【2020年】ファンとアンチの生の声も紹介

も合わせてご覧ください。

4大中華料理チェーンの人気比較まとめ

アンケート調査の結果、ファンが最も多くアンチも最も少なかった『餃子の王将』が圧倒的な人気を誇っているという結果になりました。好きな理由も、「美味い」「量が多い」「早い」「安い」と4拍子揃って死角がほとんどないという状態でした。

好きではないと答えた人は4名いましたが、その4名は全員好きなお店をバーミヤンと回答しています。ちなみに好きなお店をバーミヤンと答えた人は全部で5名なので、そのうちのほとんどがアンチ王将という面白い結果になりました。

理由を推測すると、パンチの効いた中華の味を求めているのか、安定したファミレス中華の味を求めているのかの違いではないでしょうか。あくまでも推測ですが。

一方で、アンチが最も多かったのが『バーミヤン』という結果になりました。

その原因の詳細に関しては、以前実施したバーミヤンに関するアンケート調査結果を参照してもらえればわかりやすいと思いますが、味と価格の両方で勝負できる王将と、低価格を売りにする日高屋と幸楽苑に挟まれる形で、「王将と比べると美味しくなく、残り2社と比べると安くない」という中途半端なポジションに陥ってしまっていることがアンチが多い理由でしょう。

『日高屋』と『幸楽苑』に関してはファン数はほぼ同等で、「好きな理由(安い)」も「好きではない理由(まずい。特にラーメン)」もほぼ同じとなっています。差が出たのはアンチの数で、日高屋が4名に対し幸楽苑9名とダブルスコアになりました。

同じような業態の2つのチェーンを比べると日高屋の方に軍配が上がりました。

次章からは、結果の中身について詳しく見ていきます。

アンケートの集計結果・ランキング

【好きな中華料理チェーン】餃子の王将が圧倒的な首位

アンケートの結果、4大中華料理チェーンのなかで「好き」という回答者が圧倒的に多かったのは『餃子の王将』でした。総数30名のうち20名が王将と答えていることから67%の得票率です。2位以下は『バーミヤン』(5名)、『日高屋』(4名)、『幸楽苑』(3名)と団子状態でした。

実質的に餃子王将1強とその他3弱という状況になりました。

  • 【1位】餃子の王将
  • 【2位】バーミヤン
  • 【3位】日高屋
  • 【4位】幸楽苑

好きな中華チェーン

【好きではない中華料理チェーン】バーミヤンが最多・次いで幸楽苑

一方で、4大中華料理チェーンのなかで「好きではない」という回答者が最も多かったのは『バーミヤン』が13名で1位、『幸楽苑』が9名で2位となりました。3位は『日高屋』と『餃子の王将』が同数となっています。

  • 【1位】バーミヤン
  • 【2位】幸楽苑
  • 【3位】日高屋、餃子の王将

男女別でも順位は全く同じとなっています。
好きではない中華チェーン

各社への回答の特徴

中華料理チェーン各社に対する「好きな理由」「好きではない理由」の内容を基にして、消費者の各社に対する印象の特徴をまとめていきます。

餃子の王将が好き・好きではない理由

餃子の王将を好きな理由としては「美味しい(特に餃子)」「安い」「量が多い」「早い」となっており、反対に好きではない理由としては「油っこい」「お店が汚い」となっています。

日高屋が好き・好きではない理由

日高屋を好きな理由としては「安い(特にセットメニュー)」。反対に好きではない理由としては「美味しくない(特にラーメン)」となっています。

よろしければ、以前、当サイトが日高屋に関して実施したアンケート調査結果も合わせて参考にしてください。

幸楽苑が好き・好きではない理由

好きな理由・好きではない理由ともに日高屋とほとんど同じとなっています。

幸楽苑を好きな理由としては「安くて手頃」。好きではない理由としては「美味しくない(特にラーメン)」となっています。

よろしければ、以前、当サイトが幸楽苑に関して実施したアンケート調査結果も合わせて参考にしてください。

バーミヤンが好き・好きではない理由

バーミヤンを好きな理由は「メニューが豊富」「オーソドックスで万人受けする味」。好きではない理由は「美味しくない」「油っこい」「遅い」「ファミレス仕様は中華に合わない」となっています。

アンケート結果の概要

回答者の属性

アンケートは、2020年3月10日に実施し30名から回答を集めました。回答者は男性19名(30〜40代中心)、女性11名(30~50代中心)となっています。
回答者の属性(中華アンケート)

対象中華料理チェーンの利用状況

「一ヶ月間に対象の中華料理チェーンに行く平均回数(選択式)」を尋ねたところ、「1-2回」と答えた人が20名で全体の67%を占め、「3-4回」8名と合わせると、4回以下で93%を占めています。
中華チェーン利用状況

好きな理由・好きではない理由についての生の声

それでは、4大中華料理チェーンの各社に対するファンとアンチの生の声をご紹介します。

餃子の王将に対するファンとアンチの声

<ファンの生の声>

  • 餃子はもとより、鶏の唐揚げや天津丼、中華丼というメニューもとても美味しいです。野菜もたっぷり食べられるメニューが豊富なところも気に入っています
  • 低価格で腹一杯食べられるところが好きです。オーダーしてから料理が出てくるまでの時間がとても短いところも好印象です
  • とにかく餃子がおいしいと思います。家族が餃子の王将の炒飯がとても好きで、そろって外食するときによく利用します
  • ジャストサイズメニューがあるため、一度にいろいろなものが食べられるため

<アンチの生の声>

  • 料理がどれもちょっと油っぽくて、胃にもたれやすいところが気になります
  • 全般的に味付けが脂っこくて、胃もたれを起こしやすいからです
  • あまりにも店内がどの店舗も汚すぎるからです

日高屋に対するファンとアンチの声

<ファンの生の声>

  • セットメニューが比較的安めなためお昼に行くことが多いです
  • 外れのメニューが少ない点
  • 安いので経済的に助かるから

<アンチの生の声>

  • びっくりするほど麺類が不味かったことがあるから
  • ラーメンが美味しくない
  • 餃子があまりおいしくないから

幸楽苑に対するファンとアンチの声

<ファンの生の声>

  • 安くて味もそこそこなので、満足感があります
  • ラーメンが安くておいしいため。特に何が食べたいというのがないときには手軽に利用でき良い

<アンチの生の声>

  • 明らかにラーメンの質が低く、他の店に行ったほうがいいと思うから
  • 単純に料理があまり美味しいと感じないのでほぼ行くことがありません
  • 値段が安いのだが、味もそれなり
  • 値段は安いけど、ラーメンの味がおいしいとは思えなかったから

バーミヤンに対するファンとアンチの声

<ファンの生の声>

  • オーソドックスなメニューが揃っていて外れがないので、安心していろいろと選べます
  • 定番品が安くて美味しいほうだと思うから。コスパのよさに感動した事がある。家族や友達と行っても楽しいから
  • 料理の品数が多いし、味付けも万人受けするので一番安心感があるからです

<アンチの生の声>

  • ファミレス仕様は中華に似合わないです
  • 私が行ったお店は味付けが中途半端で、その割に油っぽくて、好みの味ではありませんでした。損した気分になったので、それ以来行ったことはありません
  • 昔に比べ値段が上がり味も落ちたと感じる
  • 他のチェーン店に比べて餃子やチャーハンが油っこい気がするのであまり好きではないです

4大中華料理チェーン徹底人気比較【2020年】|まとめ

如何でしたでしょうか?

「味」「量」「価格」「スピード」と4拍子揃った王将が、他の3社と比べると圧倒的に支持されている1強3弱の様子が分かる調査結果になりました。

やはり、中華料理は新鮮な素材をさっと強火で加熱して提供することが重要なので、店内でどれだけ調理できるかが味の勝負の分かれ目となるため、それをチェーンで展開できている王将が強いのは当然かもしれません。

残り3社はセントラル・キッチン方式で価格面で勝負していくという戦略ですが、日高屋が頭一つ抜けており、幸楽苑、バーミヤンはなかなか厳しい展開を強いられています。

特徴.COMでは、今後も大手中華料理チェーンをウォッチし続けたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ

PAGE TOP