4.ゆったりできる
ココイチは大行列するほど人が並ぶ店舗は稀であり、どんな時でも安心して座れる店舗がほとんとです。これによってお客側としては「ゆっくりできる場所」との認知に繋がり、ココイチ=ご飯を食べれるカフェ的な感覚で利用する人も多いです。
休日くらいはセカセカとご飯を食べるよりも、ゆったりと自分の時間を堪能したい気持ちを持つ人や、休憩がてらにゆっくりと食事を楽しみたい人にとっても、ココイチに行くと安心して座れる環境が整っています。
もう1つ、ココイチは漫画や雑誌を置いていることから、漫画を読みながらゆっくりと一人の時間を過ごしたい人にもおすすめです。男性が漫画を読みながら食事をしていることは、ココイチでは珍しい光景でもありません。
こうした要因を考えると、ココイチが高いと思う人と思わない人の違いとは、「場所代」として考えるのか「コスパ重視」で考えるのかの違いも大きいと言えそうです。
5.そもそもシェア率が異常
最初にもお伝えした通り、ココイチはカレーチェーン店ではシェア率8割越えと無敵な状態です。無敵な状態ということは、どこに行ってもカレーのチェーン店=ココイチという認識になりやすいです。
そうなれば、どの県に住む人であってもカレーを食べに行こう=ココイチとの思考に繋がりやすく、選択肢がココイチしかない地域も数多く存在することでしょう。
逆に都会に住む人は、様々なカレー店を知っていたり個人経営店もあることから、ココイチで食べる必要はありません。そうなってくると、ココイチが高いとかまずいといったネガティブな感情になりやすくなります。
これをコンビニに置き換えるとより分かりやすく、ローソン、セブンイレブン、ファミマが合体した3店舗が存在するとすれば、コンビニ=その店舗との認識となることで、コンビニ店にニーズがある客層を独占できてしまうわけです。
まとめ「3つの高い理由」
最後に簡潔に分かりやすく、ココイチが高い本当の理由を3つにまとめておきます。
- 値下げをしないこと
- トッピングする人が多いこと
- ゆっくりできること
1と2に関してはすでに説明済みなので、3についてじっくり触れていきます。「ゆっくりとできること」のデメリットは、回転率を下げることに繋がります。これはチェーン店にとってダメージが大きいようにも見えますが、これがココイチの良さなのです。
回転率を下げてしまうことの最大のメリットは、お客さんが満足しやすい環境を作りやすいことです。漫画をゆっくりと呼んだり、スマホでじっくりと調べ物ができるなど、これらはココイチだからこそできる魅力なのです。
逆に牛丼チェーン店を考えてみましょう。確かにカレーを販売していますし、値段はかなり安い価格で売り出しています。しかしながら、牛丼チェーン店ではゆったりとすることができません。
ゆったりとした空間すらないですし、多くの人が早さと安さを求めています。こうした場所は「ゆったりできる」でも述べたように、「場所代」としては非常に高くなってしまうとの捉え方ができるのです。
都会に行くとカフェが多くの人で賑わっているのも、行列が並んでいるのも全ては、カフェでゆったりとしたいという思いと、「場所代」という認識があるからこそ利用価値があるわけです。
故に、ココイチを高いと思う人ほど牛丼チェーン店のカレーを好みやすく、要は自分にとって何を求めているのか?の違いによって、ココイチというカレー店の評価は大きく変わってきます。
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