ポイ捨ての心理とその理由|どういう考えなの?特徴と周りの本音14選

「おい!道にゴミ捨てるなよ!」と思うことは誰にでもあって、平気でポイ捨てする人に対して、「何考えてんだこいつ…」などと腹をたてることは、あなたがまともな人間である証拠です。

中にはいい大人であっても平気でポイ捨てする人もいるなど、こうした人の心理には様々なものが考えられますが、ここでは全ての心理をさらけ出していきます。

また、ポイ捨てする人に対してムカつく理由も述べていくことで、不愉快に思いイラっとした人がスッキリとできる記事に仕上げています。

そうした人の特徴や性格傾向もしっかりと見ていくことで、クズ人間を見分けることができる知識ともなりうることでしょう。

ポイ捨てする人の心理


罪悪感や恐怖心が薄れている

人は集団行動になるほど恐怖心や罪悪感が薄れた結果、個人一人では絶対にしないような行為をしてしまうことがあり、これを心理学では「リスキーシフト」と呼びます。

リスキーシフトとは集団行為が起こす極端な心理傾向のことで、大きな祭りではポイ捨てする人が後を絶たず、普段はポイ捨てをしないような人が平気ですることがありますが、まさにこれがリスキーシフトの典型的例です。

人は集団の中にいることで、「集団の中での考えこそが正しい答えだ」との認知を示し、それを主張するまでは良いのですが、問題はリスクが高い方向へと行動を移してしまう傾向が見られることで、大規模な反対運動で暴力的な行為に出る人が多いのはこのためです。

つまりポイ捨てする人の心理には、「周りがやってるから自分たちだってOKなんだ」との本音が隠れていて、赤信号であっても一人が渡り出すと周りもつられて渡ってしまうのは、信号無視や交通事故などのリスクが上がっていることに対して、恐怖心が薄れてしまっているのです。

こちらの場合は、あくまで集団行動が引き起こす心理現象であるため、祭りや大勢で群れる人などに見られやすい心理となっています。

 

悪い自分を認めて欲しい

ポイ捨てすることは悪いことであるとの認識で、わざとポイ捨てする人も世の中にはたくさんいて、特に思春期や20前後の若い人に見られやすい心理が、こちらの一番の特徴です。

こちらの場合、ポイ捨てという悪いことをすることで自分の存在価値をアピールし、「自分は周りとは違う特別な存在なんだ」という本音を周りにアピールすることで、承認欲求という認めて欲しい欲求を満たしています。

ヤンキーになる人がとても分かりやすい例であって、ヤンキーは目立つことや周りと違うことをするからこそ、一目置かれる存在で特別な自分を見せ続けているわけですが、こうした人の心理には「他者と違うことをする自分を認めて欲しい」との本音が隠れています。

故に周りに見せびらかすようにポイ捨てしたり、普段から悪いことばかりしてる人がポイ捨てをした場合は、「自分は特別な存在に思っていて、悪いことをして注目される自分を認めて欲しい」との思いが隠れているはずです。

このタイプの厄介な一面は、悪いことをして目立てば目立つほどに認められ、自分の存在価値は高いとの思い込みに浸ってしまうことで、どんどんと行動がエスカレートしていくことであって、さらに迷惑行為に出てしまう人が後を絶たないことにあります。

 

他人が風景化している

ポイ捨て=恥ずかしいことであるとの認知が薄れる瞬間とは、「大勢の人が風景化している」時に起こる心理現象であって、これは電車の中や大都会などで特に見られやすい心理です。

こちらのポイ捨てする心理は、「周りの人間がビルのような建物に見えている」心理状態となっていて、ビルの前でキスすることが恥ずかしいことではないように、ポイ捨てする人もビルの前でゴミを捨てることは恥ずかしいことではありません。

こちらの特徴としては、周りに自分の知り合いがいないかどうか?が見分ける際の最重要ポイントで、自分の知り合いが周りにいると人は、ポイ捨てすることが恥ずかしいと思える一方で、知らない人ばかりの場合のみに周りが風景化してしまうのです。

大勢の前で恋人と手を繋いだりハグをするカップルを見かけますが、こうした人と全く同じ心理状態であって、親の前で恋人と手を繋いだりハグをすることは、誰だって恥ずかしい気持ちが芽生えるはずなのです。

故にこちらの心理に当てはまる人は、知り合いの前ではマナーよく振る舞う性格であって、一人になると性格が豹変してしまうタイプが多く見られる傾向にあります。

 

自分の利益を優先

バレなければそれで良しとの考えは、まさに自分勝手で自分の利益ばかりを追求する人に見られる心理で、道にポイ捨てをすることは、自分にとって荷物を減らせるメリットがあったり、ゴミを捨てる時間を省けるメリットが生まれます。

ポイ捨てする人の中には、自分の利益となるからこそ平気で捨てる人がいて、こうした人は好きな人の前ではゴミはゴミ箱へきちんと捨てたり、権力者の前ではマナーよく振る舞うことができる性格の持ち主です。

自分の利益ばかりを優先する人は、他人の迷惑や視線よりも自分の利益が最優先であるため、大型のゴミを引き取ってもらう手間や資金を考えると、近くの池や雑草畑に捨ててしまう選択を取ることも。

ポイ捨てのみならずに、どんな時でも自分の利益のためにはマナー違反を気にしないこのタイプは、順番を抜かすなどの他人がイラっとする行為も見られやすく、悪気もなく平然な顔をしてられる人の確率も高くなります。

つまり自分の利益ばかりを優先する人は、普段はしっかりしているように見えて、自分の利益となれば自己中心的で相手の気持ちを考えない行動に出る人であるため、厄介者で心の底から信用できない人であるとの評価をされやすいです。

 

ポイ捨ては正義との考え

人は育った環境により大きく考えや性格が変わってしまい、両親が子供の前でポイ捨てをしていた場合は、子供にとってはそれが正解となってしまうので、親の真似をしてポイ捨てをすることも。

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