- 主語がない人は病気なの?
- 何を伝えたいのか分からない…
- 相手の心理状態が知りたい!
- 誰でもできる解決方法とは?
主語がない自分や主語がない相手に対して悩みを抱えるあなたは、上記のような悩みを抱えているのではないでしょうか。はっきりと言いますが、この1ページを全て読むことで悩みは全て解決します。
なぜなら主語がない人の心理を探ることで、まず原因というものが見えてくるからです。そしてその根本的な原因を解決してあげると、主語がある人として会話が成り立つわけですね。
ちなみに当サイトでは絶対に当てはまる特徴も10個紹介しているので、主語がない人にどれくらい当てはまっているのか?チェックしてみるといいでしょう。
もう一度言いますが、主語がない人を改善することは非常に簡単なので、諦めずに改善していく努力をしていくべきです。
そもそも主語とは何か?
主語とは簡単に言えば「誰が?」「何が?」に当てはまる部分のことです。犬が走ったのであれば、犬が主語となります。人が走ったのであれば、人が主語です。
主語がない人の場合、誰が?が抜けた状態で相手に伝えることになるために、「走った」と相手に伝えてしまうことで、相手にとっては「誰が走ったの?」と疑問に思ってしまうわけですね。
主語がない人とは基本的に会話が成立しませんし、相手によってはストレスを溜めてしまう人物だと認識されることもあるので、以下の心理をしっかりと読むことで、まずは主語がない人の本音を知っていきましょう。
主語がない人の心理
自分を中心に会話が進む
主語がない人の心理には、「相手が理解しているだろう」といった思い込みの心理が働いていて、自分の頭の中で会話が勝手に進んでいます。勝手に進んでいるからこそ、主語がなくとも伝わるだろうと思い込むわけです。
例えば、主語がない人は物事を頼む際に「あれやっといてね」と伝えることで、相手に十分伝わったと思い込んでいますが、相手からすれば「あれとはどれだ?」と混乱することで、再び確認が必要となります。
これが上司であった場合、何度も質問すること自体が気まずい空気感を作ってしまうことに加えて、無能な上司の場合は怒鳴りつけるなどの態度を取ることから、主語がない人は時として心底嫌われます。
誰でも一度は経験するであろう同じような心理としては、相手に無駄に気を使ってしまった結果、主語だけで伝えることになってしまうことです。気疲れしやすい人ほど、気を使ったつもりが迷惑となってしまうパターンですね。
こちらも例を挙げるとすれば、Aさんが気遣いのつもりで「あれやっておきますね」と伝えてしまっても、相手にとってのあれとはどれなのかは分かりません。これはまさに主語がなくなってしまう典型的パターンです。
こちらの場合は、気遣いが原因でありがた迷惑となってしまっているわけですが、日常的に主語がなくて会話を成立させようとする人の心理は、自分の頭の中で会話が進んでしまっていることであると覚えておくといいです。
主語がない人の特徴
自覚症状がない
主語がない人は自覚症状がないので、自分の会話がおかしいことに気づいていなかったり、相手が会話を理解できないことが理解できません。つまり主語がない人に対しては、まずは自覚を持ってもらうことが必要となります。
自覚症状がない主語がない人からすれば、自分が会話下手であることに気づいていないことは当然のこと、他人に注意されたところで深刻に受け入れないことが、改善できない原因となりがちです。
人は誰でもそうですが、自分の評価を高く見積もる傾向が強く見られ、周りの評価よりも自分自身の評価は高いことが普通なのです。だからこそ、注意されたところで「評価の高い自分が会話下手なわけがない」と思い込んでしまいます。
もしも主語がない相手に頭を悩ませている人がいるとすれば、きっと相手は自分が会話下手だなんてことを一ミリも疑っていなくて、むしろ自分の会話力は普通程度だなんて思い込んでることでしょう。
これは他人事でもなく、あなたもこの記事を書く私にも言えることですから、等身大の自分を見つけることと受け止めることができなければ、主語がない問題を一生解決することはできません。
相手の立場に立つことが苦手
主語がある人とない人の決定的な違いとは、相手の立場で物事を考えれるのか?それとも自分の立場でばかり考えるのか?の違いです。注意点としては、心理で少し触れた相手に気遣いばかりりしている人は例外であることです。
相手の立場で物事を考えれる人の場合、「こう伝えると相手にはどう伝わるのか?」を考えることができるために、主語なしで言葉を伝えることは混乱を起こし、伝わらないことを理解できます。
しかし自分の立場ばかりで物事を考える人は、心理でも紹介したように「自分の頭の中で会話が勝手に進んでいる」ため、相手に伝わるかどうかが重要ではなく、自分の中で上手に伝えれたかどうかが重要となります。
だからこそ主語がない人は自覚症状が芽生えないとも言えますし、相手が困っていることに気づくこともできないからこそ、上司の立場で怒鳴るなどの最低行為をしてしまうわけです。
相手の立場に立つことが苦手な人は、自己中心的な性格であったり悲しみに鈍感な無神経な人が多いため、傷つけられたり暴言を吐かれることもしばし見られる、攻撃的な態度で接することが多くなります。
気を使いすぎている
こちらは例外の心理状態であり、相手に気遣いしすぎるが故にありがた迷惑となってしまうパターンのことです。会話下手な人の中には、気遣いしすぎることで会話が成り立たないことがよくあります。
「〇〇に伝えると嫌われるかな…」とか「〇〇に伝えると話が長いかな…」などと疑ってしまうことで、主語がないような会話をしてしまうのが、こちらの典型的な特徴です。
このタイプは今まで紹介してきたタイプとは大きく違い、優しすぎることが原因で会話が下手になってしまう人であって、自分に自信を持つことができない悩みを抱えがちです。
「どうせ自分なんてブサイクだ」とか「自分の話なんて誰も聞きたくない」との思い込みが強いほど、ネガティブの負の連鎖により会話が成立しなくなり、さらにイメージダウンに繋がることも。