近年の日本では父親がいない「母子家庭」も決して珍しくはありません。
どうして母子家庭となったのか、その理由は父親の死去や離婚、そもそも未婚の状態で子供を出産したなどさまざまですが、理由がなんであれ母子家庭で育った子供にはある一定の特徴が見られるようです。
今回の記事では、そんな母子家庭の子供に見られる特徴をご紹介していきます。
愛情不足による過剰な甘え
母親がどんなに愛情を持って接していても父親がいないことは事実で、これは子供にとって大きなダメージとなります。
父親の愛情を受けて育つことができず、それを補うかのように母親に異常と言えるくらい甘えるようになる子供も少なくありません。
子供からすれば、母親しか甘えられる存在がいないわけですから仕方のないことだと言えるのですが、大きくなってからも改善されないようだとやはりさまざまな問題が発生する可能性があります。
特に物心ついてから父親と別れてしまった子供はこの傾向が見られます。
攻撃的になってしまう
母子家庭の大半は母親が仕事をして家計を支えています。
さまざまな援助があるものの仕事をしないわけにはいかないのですが、その間子供は1人で寂しい思いをすることになります。
これがストレスとなって精神的に不安定で周囲に攻撃的になってしまう子供もいるのです。
たとえば幼稚園や小学校で他の子をいじめたり、ささいなことで激怒してしまったりといった形です。
こうなると周りの子供たちにも迷惑をかけることになりますし、親自身も精神的な負担を感じることになります。
子供の寂しさに気付き、そしてどう対処するか、これが大きなポイントになるでしょう。
逆に我慢強い子も
攻撃的になる子供がいる一方で、感情をあまり表に出さず何があっても我慢できる子供も多く見られます。
一見良いことのように思えますがこれも母子家庭で育ったことの寂しさやストレスが原因です。
場合によっては自分が良い子じゃないから父親がいなくなってしまった、と思い込んでいるケースもありますのでやはり注意が必要です。