母子家庭の子供だからといって心が強い訳では無いのです。
子供の気持ちは?
幼い頃に母子家庭となった場合は、父親の存在を知らない事もありますが、成長するにつれて他の家庭とは違い父親がいない事がコンプレックスになる場合もあります。
母親が父親の事を悪く言い続けるケースでは、男性に対する不信感を持ちやすくなるため、女の子は男性不信になってしまう事もあります。
子供との接し方について知っておくべき事
母親が一家の大黒柱となるため、子供は母親が苦労している姿を見て育ちます。
ここは母親の子供に対する接し方による違いや、子供の性格の違いもありますが、母親の負担を少しでも軽くしようと、自ら率先して家の手伝いをする、自分でできる事は自分でするというように、母親を思いやれる優しい子に育つ場合もあります。
女性が1人で子供を育てていくのは大変な事ですし苦労も多いのですが、子供の前では笑顔でいる事も大切です。
今は公的機関の援助などもありますので、頼れるところは大いに活用しましょう。
まとめ
いずれにせよ年齢の割に子供っぽい、大人っぽい、こうした変化が見られるのが母子家庭の子供の特徴となります。
母親はもちろんですが、周囲の人間が優しく見守ってあげることがなによりも重要なことです。
忙しく難しいことも多いものですが、愛情が不足しないようにコミュニケーションをしっかりととり、常に子供の気持ちを察するようにしましょう。
また、近年になって「放置子」という言葉が注目されるようになってきました。
親が仕事で夜遅くまで家におらず、学校が終わった後、自宅で1人で過ごす子供のことを一般的に放置子と呼んでいます。
母子家庭に限らず、核家族化が進んだ現代では両親が共働きの家族でも容易に起こり得ます。
放置子は、そうした環境で育つことで親の愛情が足りないことから、なんらかの問題行動を起こす可能性が高いと言われています。
放置子の特徴についての記事も参考にしてください。