詮索とは、細かなことまで調べつくす人のことを言い、これは特にママ友などに比較的多く見られます。
詮索する人=性格が悪いや、どこか怖い人なんてイメージを持つ人も多いですが、なぜ詮索好きな人というのは、自分にとって何のメリットもないような情報でさえも、詮索してしまうのでしょうか。
そんな詮索する人の心理を知ることによって、相手が本当に望んでいるものや、相手の弱さといった部分も見えてくるはずです。
詮索する人の心理
親密な関係を望んでいる
詮索する人の心理的特徴には、自己開示が関係しており、自己開示とは、「自分の価値観や過去、プライベートなどを他人にさらけ出す」ことを言います。
自己開示の意味を聞いたあなたは、「自分の情報をさらけ出しているのに、なぜこれが詮索することに繋がるのか?」と疑問を抱いているかもしれません。
人は自己開示をすることによって、相手も自己開示しやすいという【自己開示の返報性】を繰り返すことによって、より親密な人間関係を築いていくのです。
これは恋愛でも見られ、興味がある異性に対して、自分のことをたくさんさらけ出して、相手の情報も聞き出そうとすることと、同じ心理であります。
故に、詮索する人の心理的特徴の1つには、今以上に親密な人間関係を築きたい、または築くために人々は詮索してしまうというわけです。
例外も存在する
最も、これは例外も存在しており、二人の関係がまだまだ親密でもないにも関わらず、とにかく他人のことを捜索する人がいますが、こういった人の心理を読み取ってみると、相手の情報を得て有利な立場でいたいという心理的欲求が見られ、相手のプライベートな部分での情報を知るということは、自分が有利な位置に立つことができると多くの人は考えるのです。
ママ友のような関係性で、とにかく他人のことを詮索する人というのは、多くの情報を聞き出し、自分が優位な立場で居続けたいという心理が関係していると考えることができます。
このような場合は、しっかりと相手に逆恨みされないような、対処法をとる必要があります。
話のきっかけを作りたい
例えば自慢話をしたい人の中には、いきなり自慢話をしてしまえば、相手は不快な気持ちになるという深読みをした結果、とにかく類似した質問を相手にしてみて、相手が質問で返したきた時に、自慢話を始めようとする人もいます。
このような人の場合は、一方的な質問攻めで終わることは考えにくいですが、状況によっては詮索のみで終わってしまうことも考えられるのです。
情報を握る=優勢
一定の人に対して詮索する人の場合は、相手と親密な関係を築いていきたいという本音が見えてきますが、一方で誰振り構わず詮索する人の場合、心理的意味合いは違ってきます。
先ほどもお伝えしたように、情報を握ることで自分が優位な位置に立ちたいという心理的特徴が見られ、人間というのは他人の情報を知ることで、相手を支配できるような錯覚に陥ってしまうことがあるのです。
一方的に詮索されることに対して、うざいという感情を抱く人も多いですが、自分の情報ばかり抜き取られるということは、自分自身が弱い立場に成り下がる可能性が高まるともいえるので、やたらめったら詮索してくる人に対しては、しっかりと対処法を実行し、撃退するべきであるといえるでしょう。
詮索好きな人の特徴
支配欲が強い人
支配欲が強い人というのは、とにかく他人をコンロトールしたい気持ちが強く、自分中心で物事が回らないことを嫌がります。