傷つきやすい人は性格にも特徴的傾向が!メカニズムを解明しよう!

世の中には傷つきやすい人が必ず存在し、逆に傷つきにくい人というのは傷つきやすい人の気持ちが理解できずに、何気ない一言でさらに傷つけてしまっていたりもするものです。

そんな私自身も、傷つきにくい性格であるので、傷つきやすい人の気持ちの理解に苦しみましたが、心理メカニズムを知ることによって、傷つきやすい性格の人に対しても、優しく接することができるようになりました。

故に、この1ページを読むことによって、傷つきやすい人の心の弱さや本音という分部が見えてくるはずです。

心理メカニズム

傷つきやすい人 心理

自己評価が高いパターン

自己評価とは、そのままの意味であり、自分で自分を評価することであります。

この自己評価が高い人の特徴には、ナルシシズムの傾向が強く見られ、自己愛が強い人ほど、自分の評価が異常に高いといった特徴が見られます。

SNSを覗いてみると非常に分かりやすいと思いますが、自己愛が強い人ほど、周りから賞賛されるための投稿をしたり、自分の顔をさらけ出すような投稿が多いはずです。

こういった人は、SNSを使って自分が否定されないような投稿をすることで、自尊感情を保とうとしているわけですが、逆を言えば以下のように捉えることもできるのです。

【自己評価が高く、自己愛が強い人というのは、少しでも否定されてしまうことによって、自分が思い描く自分とのギャップに苦しみ、そして傷ついてしまう】のです。

例えば、自分を神のような存在だと思っている人にとっては、「それダサいよね」という何気ない一言が、他人には共感できないほどの否定と感じてしまいますし、自分が否定されたと感じてしまうと、ダメージはかなり大きなものとなるのです。

自分を神のような存在だと思っている人にとっては、他人は自分より優れていないと見下しているので、自分よりも価値が低いと思い込んでいる相手の否定的な言動に、心底傷ついてしまうというわけなんですね。

もしも自分のことが大好きで、さらに勘違いな言動が多い人が傷つきやすい性格であった場合は、こちらの心理メカニズムが深く関係している可能性が高いといえるでしょう。

 

自己評価が低いパターン

一方で逆のパターンも存在し、ネガティブ思考で自分に自信がない人ほど、周りからの視線や評価に敏感であったりもしませんか?

これは自己評価が低い人ほど、自分の評価を気にしていることが原因であり、自分に自信がない=ネガティブ思考に陥る=周りから嫌われていないかなど、自分の評価が異常に気になってしまう、という心理メカニズムが関係しています。

さらに自己評価が低い人ほど見られる1つの傾向が、被害妄想を抱いてしまうということであり、自分の評価を気にしすぎるあまりに、自己評価が低い人は自分が否定されたかのように感じると、妄想を抱くようになります。

例えば、「外見が魅力的でない私なんてどうせ…」や、「仕事ができない僕は嫌われて当然だ…」といった具合に、真実とは異なる妄想を抱くことによって、自分で自分を傷つけてしまっているのです。

故に自己評価が低い人ほど、実は自分の思い込みが原因で傷ついていることも多く、どんどんと心の闇を深めていってしまっているだけであるケースも、珍しくはないのです。

被害妄想が激しい人ほど傷つきやすいと言われる原因は、こういった心理メカニズムが関係しています。

 

性格面での特徴

傷つきやすい 性格

他人を見下す傾向がある

自己評価が高い人というのは、自分が一番であると思い込んでいることも多いことから、他人を見下すことによって、自尊心を保とうとする心理が見られます。

これは戦うまでもないと、勝負することを避ける人の心理にも当てはまることであり、自己評価が高くて自己愛が強い人というのは、万が一負けてしまった時の保証として、こういった捨て台詞を吐くことも多いです。

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