サボり魔と呼ばれる人は職場に高確率でいると考えられ、これは集団になるとある心理が働いた結果、人はサボってしまう傾向にあることが原因であります。
また、その場に現れないサボり癖がついてしまっている人もいるわけですが、こうした人々の心理も全て暴露してき、誰もが共感できる性格傾向をまとめていきましょう。
社会的手抜きが原因
仕事や学校行事などで、常にサボっている人をよく目にしますが、こうした人は「社会的手抜き」が原因でサボっている可能性が非常に高く、これは誰でも起こりうる心理現象となります。
社会的手抜きとは、「集団の中では、自分一人くらいは手を抜いても大丈夫だろう」という気持ちとなり、無意識のうちに手を抜いてしまう現状のことです。
運動会の綱引きを例に挙げると分かりやすく、綱引きでは全員が力を込めて引っ張るわけでもなく、一人くらいは必ずサボる人がいたはずです。
これはアメリカの心理学者が行った実験によっても証明されており、モチベーションの損失と調整の損失が原因であると考えられています。
モチベーションの損失とは、責任が分散することでやる気がなくなってしまうこと。
調整の損失とは、集団での調整がうまくいかず、個々の努力がうまく結果に反映されないことです。
サボり魔をしっかりと動かし、モチベーションを高めるためには、しっかりと個々の役割や責任を明確にすることであり、どれだけ自分が貢献したのかを明確にすることで、きちんとした評価がもらえると心がけることから、サボり魔から自然と卒業することとなります。
個人の利益を最優先
周りと協力して行動しない人、またはできない人がいますが、こうした人は自分の利益を常に最優先に考えているため、サボることで最も高い利益を得ようとする心理が働いているのかもしれません。
例えば、仕事が多い日に限ってよく欠席する人の場合、同じ時給であっても仕事量が少ない日に出席する方が、自分にとっては少ない労力で同じ利益を得ることができるわけです。
他にも、公園の掃除などに参加しない人がいますが、こうした人にも同じ心理が働いていると考えられます。
このタイプは基本的に自分のことだけを考えることで、最も合理的である選択をするため、結果的に自分の利益ばかりを優先する人だと評価されがちです。