「心の底から死んで欲しいと願う人がいます」なんて本音を暴露すれば、多くの人から反対意見が出ることになるかもしれませんが、実際にそうした環境で育った人や、それに値するほどの裏切りを受けた人はたくさんいます。
しかし、こうした本音を行動に移せば、あなたが損するばかりで得することは一つも見当たらず、刑務所にて多くの時間と若さを失うことになります。
この1ページでは、逮捕は避けたいあなたへ贈る、悪感情への対処法や心がスカッとする方法などについてお伝えしていきます。
不満の正体を明確にしよう
死んで欲しい人がいるあなたは、どこか漠然とした不満があったり、不安や不満が溜まっている現状にあると言えます。
そんなあなたの心をスカッとさせたり、ストレスや鬱憤を最小限に抑えるためにも、まずは不安の正体を明確にすることを優先しましょう。
そこで質問になりますが、「あなたが思う死んで欲しい人は、どんなことが原因で死んで欲しいと願うことになったのでしょうか?」
この原因がはっきりと分かれば、後は頭の中を整理して、不安や不満に対する効果的な対処法を実行することで、悪感情やモヤモヤした心と離れることができます。
実は不安や不満をもたらす対象はたったの3つとされており、「外部対象」「内部対象」「特定の行動やプロセス」の、3つどれに必ず当てはまるはずなので、自分がどれに当てはまるのかを冷静に分析し、対処法を実行していきましょう。
「外部対象」は、自分以外に不安や不満の原因があり、姑が怖くて嫌いだ、母親が怖くて苦手だなどが良い例です。
「内部対象」、自分の心の中にあるものが原因で不安や不満を引き起き起こします。「ホストに裏切られが過去があるので、ホストを見るたびに死んで欲しい気持ちが蘇る」などが良い例です。
「特定の行動やプロセス」は、特定の行動が原因で不安や不満を引き起こします。「過去に田舎道で痴漢にあったので、人が通りかかると同じ被害にあうかもしれないという気持ちになる」などが良い例です。
上記の3つを読み、あなたが不安や不満になる原因が分かったのであれば、後はそれに対する効果的な対処法を知っておくだけです。
例えば外部対象が原因で、それが暴力的な父親であった場合は、父親が目の前に現れても焦らずにリラックスする方法を見つけるとか、自分一人が抱え込まずに常に誰かに相談する、またはセラピストなどに相談するなど、最も効果的であると思う対処法を身に付けることが重要となります。
3つの原因全てに有効となる対処法としては、現実逃避をおこない、不安や不満を避けてしまうのも立派な対処法となります。
許す必要は一切なしと思えば良い
死んで欲しいと思う人がいても、「こんな事考える自分は…」などと、時に自分を責めてしまうことがありますが、そんな思い込みは一切不要ですし、許せないのであれば無理に許す必要もありません。
ただし必要となることは、「死んで欲しい人を許せない自分を認めること」です。
もっと簡単に言えば、「許せない自分を許してあげること」であり、これができるかできないかでは、非常に大きな心理面での違いが見られます。
許せない自分を許すことができれば、相手を許してはいけないという自分のルールに縛り付けられることもなく、さらに「もう一生許さないのだから、相手のことをそれほど意識する必要もないんだ」という解放された気持ちになれることから、縛り付けられたルールから離れることができるのです。
相手を許す必要はなくとも、許せない自分を許すことは忘れないでください。
優位な位置に立ってしまおう
世の中には「詮索好きである」と評価される人がいますが、詮索の意味は「細かな部分まで情報を探ること」であり、ターゲットの噂話やプライベートな情報を調べたり、友人から聞き出そうとする行為がこれにあたります。
これをすることの最も有効な点は、相手の情報をたくさん知っておく=自分が優位な立場に立つことができることであり、情報を握ることは弱みを握れたり、相手を支配することに繋がります。
例えば、姑に対して死んで欲しいくらいの憎い気持ちがある人は、姑に関する情報を片っ端から集めてしまうことで、嫌味を言われて腹が立ったとしても、「どうせお前にはこんな過去があるクズだし…」などと、優越感に浸ることができます。
他にも、いじめっ子などに対しても、情報を集めることで噂話を流す嫌がらせができたり、直接本人に「◯◯ならしいね」と皮肉を込めて言い返すこともできるので、死んで欲しい人に精神的ダメージを与えることができるのです。
嫌いなのに無理に好きになる必要もないのですから、自分が最も優位になれる条件を考えたり、相手の弱点を知ることができれば、心に余裕ができるきっかけともなるでしょう。
因果応報と決めつけてしまおう
因果応報とは、「良い行いをすれば自分に返ってくる」ことであり、悪い事をしても自分に返ってくることが、因果応報です。