「ボランティアが嫌いだ!」と答える人は決して珍しいことではなく、世の中にはボランティアに対して偏見を持っていたり、偽善者であるというレッテルを張る人もいます。
ボランティア活動に参加することは決して悪いことではない一方で、嫌われてしまう理由は必ずどこかにあるはずです。
この1ページでは、「ボランティア嫌いな人の本音」に迫っていくと共に、嫌われてしまう人の典型的特徴をまとめていきます。
押し付けがうざい
「君もボランティア活動をした方がいいよ!」とか「ボランティアしないなんて損している!」など、ボランティアする理由を押し付けてきたり、自分の価値観を押し付けられることは、誰もが嫌気をさし、一緒に居たくないと思う瞬間でもあります。
もちろんボランティア活動する人が、全員こうした人でないことは確かでありますが、中にはボランティア活動しなければならない理由や、自分の価値観を押し付けることで、気づかぬうちに相手を責めてしまう人がいます。
こうした人に対して「そんなにボランティアが素晴らしいなら、仕事やめてずっとやっとけばいいじゃん…」なんて本音を抱くことは普通であり、嫌いになってしまうことも納得できます。
ボランティア活動は確かに素晴らしいことですが、価値観まで押し付けられてしまうと、聞き手からすれば苦痛でしかないのです。
自己陶酔に浸る
自己陶酔とは、「自分の行動や容姿に酔いしれること」でありますが、ボランティア活動していることを自慢したり、お金はもらってないけど活動を続ける、休日返上で活動しているなどのアピールは、自己陶酔に浸っていて、自惚れていると評価されることに繋がりかねません。
このタイプが求めるものは、「とにかく褒めて欲しい」とか「自分の活動を認めてほしい」という欲求であり、自己顕示欲が強かったり、普段から不満や不安が溜まっている可能性が高まります。
さらに厄介なのが、「自分は素晴らしい人間なのだから、絶賛されたり賞賛されるのは当たり前だ」という思い込みにあり、特別扱いされることが当たり前だと思い込むことで、その当たり前を成し遂げるためにアピールせずにいられない人もいることです。
実際に行動に起こすことは素晴らしいですし、凄い人であることは間違いありませんが、それを理由に自惚れてしまうようでは、周りが離れていったり嫌われてしまう理由を作ってしまうだけなのです。
やらない人を見下す態度
自己陶酔に浸る人のもう1つの悪い癖が、他人を見下すことで優越感に浸る癖であり、このタイプは自分よりも他人の劣っている部分を探すことで優越感に浸り、自分は素晴らしい人間であると再確認することで、自尊心を保とうとします。
プライドが高かったり、自己愛が非常に強い人に見られる特徴であり、ボランティア活動していないことを理由に見下すことで、自分は他者とは違う特別な人間なのであるという再確認にも繋がります。
また、こうした発言で見下された経験がある人は、「自分が劣っていると判断している」相手なのかもしれません。
簡単に説明すると、ボランティア活動を理由に他者を見下す人は、自分よりも優れている相手であるからこそ、自分よりも劣っている部分を攻撃することで優越感に浸り、劣っているという現実を受け入れる必要をなくすのです。
このタイプに言えることは、行動は素晴らしいことであると言える反面、性格に難ありであることです。