物好きな人の意味は、「変わった趣味や価値観を持つ人」のことであり、基本的には変わったことを好む人に対して、物好きと発言することが多いです。
物好きと言われると、一見嫌味なような言い方にも聞こえたちですが、他人からは理解しづらい物好きな人が世の中には存在し、中には引かれてしまう人もしばし見られます。
またこの意味を知ることで、「物好きって悪い意味なの?」と疑問に思い、相手はどういう意図で伝えているのか?を気になることは、物好きあるあるとも言える悩みです。
周りの視線を気にすれば気にするほどに、物好きである性格が欠点となってしまいがちなことは、何かと人生を生きづらくさせてしまうことも。
この1ページでは、主に物好きな人の具体例を挙げていくとともに、悪い意味で使われる時とそうでない時の使われ方をまとめることで、物好きな人の全ての情報が分かる記事に仕上げています。
「疑問」物好きって悪い意味なの?
まずは物好きが良い意味なのか?悪い意味なのか?について触れていきましょう。
物好きには良い意味で使われる時も悪い意味で使われる時もあり、良い意味で使われる時とは以下のようなケースが当てはまります。
例えば、真冬に寒中水泳をする趣味を持つ人に対して、「へぇ〜これは物好きな人だね」と伝えた時には、「変わった趣味を持っている」との本音が隠れているので、悪い意味で捉えてはいけないケースです。
逆に悪い意味で使われる場合は、「俺はあの子のことが好きなんだ」と相談した後に、「へぇ〜君って物好きだね」と言われた時には、このような捉え方もできます。
例えば、相手が嫌いな人物が好きだと伝えられたことで、「やめておけばいいのに」とか、「女を見る目がない」との本音が隠れていた時には、悪い意味で捉えるべきケースとなります。
つまり物好きとは、その場の状況や相手の心理状態によって意味が大きく変わり、褒め言葉にも嫌味にも使える非常に便利な言葉なのです。
また、あなたの捉え方次第でも相手のイメージが大きく変わってくるので、ポジティブ思考な人ほど良い意味となりやすいことも伝えておきます。
物好きな人の具体的な特徴
他人が嫌がることが好き
物好きな人は他人が嫌がることが好きであったり、または他人が嫌がることを嫌がらない特徴が見られ、例えばトイレ掃除が好きだとか水回りの掃除をさせて欲しいなど、多くの人が嫌がることを好みます。
他にも面倒な仕事を任されることに喜びを感じたり、多くの人が嫌うことに強い興味を示すなど、他人からは理解されにくいことを好むこのタイプは、時として変わっている人だと評価されることも。
普通であれば、多くの人は汚いものや気持ち悪いものに対して拒絶反応が起こるわけですが、その反応が一切見られないどころか、それを好んでしまうのが物好きな人の最大の特徴で、多くの人から注目される瞬間でもあります。
メリットとしては、他人の嫌がることを好むことによって、「あの人は嫌なことを積極的にできる人だ」と高評価に繋がることもあるため、物好きであることが必ずしも悪い評価に繋がらないことも、ここでは補足しておきます。
変わった趣味を持っている
ダムマニアや地形マニアなど、珍しくて変わった趣味を持つ人も物好きであると評価され、「そんなの何が面白いの?」と他人に理解されない趣味は、時としてバカにされた気持ちにもなります。
マイナーすぎる趣味を持つことは、「ちょっと変わってる人だ」と警戒されることにも繋がるので、必ずしもメリットばかりではないことは明確ですが、こちらにもきちんとしたメリットは存在します。
変わった趣味を持っている人は、「個性的な人だ」とか「珍しい趣味の持ち主」として、評論家や資格などを取れる可能性が高まることから、日本で唯一の専門家になれる人もいます。
つまり物好きである人とは、ニッチ市場を見つけることが上手であったり、またはその市場にぴったりな人であるため、趣味が仕事となり大きな功績を残せる人であるとも考えられるのです。
なぜか嫌われ者が好き
物好きとは人にも当てはまる言葉であるため、多くの人が嫌うような性格や仕草を持つ人が好きであったり、自分にとって害ばかりの人ほど好んでしまう人も、物好きな人の特徴となります。
性悪が悪い人とは、自己中心的で自分の意見を無理やり通そうとする人や、他人をいじめてばかりの人のことですが、こうした人は厄介者として扱われる一方で、物好きな人はなぜかそれが好印象に残ってしまいます。
「私を好きになるなんてあなたは物好きな人ね。」というセリフは、ドラマや映画で耳にしそうなセリフとなりますが、周りからこれに近い評価をされたり、実際にそうした経験がある人も世の中にはたくさんいます。