一口ちょうだいの心理と女性に多い理由とは?

「それ美味しそう!一口ちょうだい。」なんて言われると、嫌でも断りにくい雰囲気になることから、つい多くの人が「いいよ」と優しい発言をしてしまいがちですが、実は多くの人が「一口ちょうだい」と口にする人に対して、苛立ちを覚えています。

これは特に女性ほど多く見られる傾向にあり、女性特有の性質が関係していると考えられます。

一度ならまだしも、何度も言われるとやがて損した気持ちになるのは当然のこと、親しくもない友人に言われると、「ちょっと気持ち悪いかな」と思う人も珍しくありません。

そんな一口ちょうだい人間の本性を暴き、女性に多い理由を知ることで、イライラや嫌な気持ちへの対処法を知ることができるはずです。

一口ちょうだいの心理

いろんな味を食べてみたい気持ち

旅行先や祭り時の屋台など、食べ歩きをする際に多くの人が、1つ1つを購入して、2つの食べ物を共有して楽しむ、食べ物シェアを経験をしたことがあるのではないでしょうか。

これと全く同じく、一口ちょうだいと言う人の心理には「少しだけ食べてみたい」という気持ちが強く、互いにシェアすることで様々な味を楽しみたい本音が隠れています。

例えばAを頼んだにもかかわらず、目の前に現れたBが非常に美味しそうに感じた時に、一口もらうことでその味を楽しんだ気持ちに浸り、より食事を楽しむことができるのは、食べ物をシェアする最も大きなメリットです。

つまり、「一口ちょうだい」という言葉の裏側には、様々な味をシェアしあいたいという意味が隠れており、互いに味を共感し合いたいのです。

ちなみに、他人の食べ物を一口欲しいと思えるほどですから、他人が口につけたものなどにあまり抵抗がなく、間接キスなどもあまり気にしないタイプが多いと言えるでしょう。

 

損得勘定から来る「一口ちょうだい」

次に考えられる心理は「損得勘定から来るもの」であり、お金を出してまで食べたい気持ちはないけれど、少しもらえるなら欲しいと思うことは、まさに損得勘定そのものです。

普段から何かとケチくさかったり、セコイことばかりする人ほど当てはまる心理となり、このタイプは自分が何も購入していないにもかかわらず、「一口ちょうだい」と頼むことで、二口も三口も食べてしまうこともしばし見られます。

他にも、お会計になると財布を忘れたと図々しい言い訳をしたり、後で払うと言いつつも払わないなど、少しでも自分に得になるようにと、ケチくさいことばかりすることで、自分にとっての利益を追求しています。

損得勘定が強い人の特徴として、「小さな労力で大きな利益を得たい」本音が隠れていて、800円するカレーを一口ちょうだいと小さな労力を使うことで、味を楽しむという大きな利益を生んでいるのです。

自分は他人からもらうくせに、自分のものは他人にあげたくない気持ちが強い人は、自分の利益しか求めていない利己的な一面が見られ、すぐに人が離れていってしまう、典型的な嫌われ者であるはずです。

 

他人の気持ちに鈍感で気づかない

3つ目の心理は、「他人の気持ちに鈍感で気づけない」ことにより、一口ちょうだいと言われることで、相手がどんな気持ちになるのか?に気づけない人です。

例えば、一口ちょうだいと言われることは「汚い」と感じたり、「あなたの一口いらないから嫌だ」などと思うものですが、そうした可能性を考えることもなく、自分が嫌じゃないから相手も嫌ではないだろうと思い込んでしまうのが、このタイプの特徴となります。

他にも、失言が多かったり、相手のプライベートな部分にズバズバ入り込んでくる、他人を馬鹿にすることで笑いを取ろうとするなど、無神経な人は一言ちょうだい発言だけに限らず、相手を傷つけたりイライラさせることが多いです。

無神経な人からすれば、「何が嫌なの?」「そんなこと気にしなくても…」と、自分の気持ちを押し付けてしまいがちで、相手が本当に嫌だという気持ちに気づくことができません。

故に、無神経な人ほど一口の量が大きかったり、それを注意されることが冗談だと捉えてしまいやすいため、いつまでたっても一口ちょうだいの悪い癖が治らないケースも多くなると考えられます。

 

女性に多い理由とは?

女性はプチが好き

男性は一攫千金という言葉が好きなのに対して、女性はプチ贅沢という言葉が好きなのは、しっかりと理由が存在します。

男性は宝くじやギャンブルなどで大きな利益を得たり、私生活を変えることを強く望み、他人よりも上の位置に立つことで、優越感に浸ろうとする性質を持ちます。

女性の場合、男性のように大きな幸せを掴もうとするよりかは、ささやかな喜びを求める習慣がついており、半額やお得情報、おまけといった言葉に弱いのは女性なのです。

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