「野球部ってほんと苦手!」と主張する人は案外多く、芸能人のマツコデラックスさんも、「野球部出身者は糞しかない」と発言するなど、世の中には野球部が嫌いな人がいます。
もちろん、野球部が全てクズなわけでないことも確かですし、ほとんどの野球部員が素晴らしい大人になることも事実です。
この1ページでは主に、「どこが嫌いなのか?」を具体的にすることで、主張する人の本音や心理を伝えていきます。
野球部が嫌いな人の意見
ヤンキーや怖い人が多い
野球部といえば、昔からヤンキーや怖い人ほど経験しているスポーツであり、芸能界でも元ヤンキーや暴走族の人が野球部であることは非常に多いです。
ヤンキーやDQNが嫌いな人からすれば、まさに野球部はそうした人たちのたまり場であると主張する人もいて、所属していた学校によってはヤンキーばかりが固まり、イメージが最悪である人もいることでしょう。
そもそも野球は国民的スポーツであり、日本では昔から「男こそ野球をすべき」という風潮があったほどなので、元野球部のヤンキーの子供は野球をしやすいことが、今でも野球部にヤンキーや怖い人が集まる原因となっています。
他の部活を見下す
「野球部が一番だ!」と言わんばかりの態度をとったり、「他のクラブはインキャだ!」と決めつける人がいることで、野球部を嫌いになってしまう人もいて、誰でも自分が所属するクラブに誇りを持っています。
だからこそ、野球部のこうした態度や言動が鼻につき、「野球してるだけでそんなに偉いのかよ!」と内心思ってしまうことは、何も珍しいことではありません。
大体どこの学校でも、サッカーと野球はなぜか偉そうな態度を取る人が多い部活であるため、俺たちは野球部様と言わんばかりに、他の部活を見下すことが多いのです。
高校野球が嫌い
高校野球が嫌いだから野球部全てが嫌いな意見には、「高校野球だけ優遇されすぎでは?」とか、「感動の押し売りみたいなのはうざい」などの意見が多く、他の部活にもっと注目を当てて欲しいとの意見も。
確かに、なぜか高校野球だけ大々的にメディアに取り上げられ、毎年のように涙を流す球児たちが映し出されていますが、これが鬱陶しくて仕方がないことも、野球アンチの意見です。
夏になればテレビをつけると、高校野球の結果や速報が流れることに対して、ストレスや苛立ちを覚える人もいるほど、高校野球が嫌いな人もいます。
喫煙者や飲酒が多い
未成年の喫煙と飲酒が多いイメージが強いのも野球部であり、高校野球が毎年盛り上がる日本にとっては、強豪校がこうした問題を起こすことは、全国区のニュースとなってしまいます。
また、喫煙者や飲酒が多いのは、必ずしも野球部だけに限らないことも分かっていますが、昔からヤンキーが多かった野球部は、確かにこうした傾向があると言えるかもしれません。
悪いことをすれば目立つ思春期では、野球部のヤンキーが隠れて喫煙をしていたり、飲酒を強要されたことが嫌だったなど、何かと問題児の野球部に嫌な思いをした人は、嫌いにならない理由がありません。
先輩の絶対主義が嫌い
こちらも高校野球のイメージが強いせいか、野球部=先輩が絶対であるとのイメージを持ってしまい、パワハラとも思える縦社会に、野球部が嫌いになってしまいます。
大体どこの部活でも先輩が絶対主義と言われるとそうですが、昔からすごく厳しくて縦社会のイメージが酷い野球部に対して、ネガティブな部分ばかりを見てしまう人は、野球部の悪い部分ばかりに注目が行く人です。
こうした人こそ、「野球部の良さがわからない!」と主張する人で、悪い部分ばかりに注目している人ほど、この主張をする人が多いようにも感じます。
いじめが酷いイメージ
体育会系につきものなのは、部員内でのいじめでありますが、野球部は先輩の絶対主義が強い学校ほどいじめが多く、暴力的な野球部が嫌いであったりうざいと感じることも、何もおかしなことではありません。
いじめによって学校生活を楽しめない人にとっては、特に許せないことであるため、野球部に多いと思い込んでしまうことが、嫌いやクズが多いという思い込みを加速させることも。
名門高校ともなれば、新入生のいじめは当たり前であった時代も存在した高校野球は、野球アンチからすれば特にイメージは良くありません。
坊主の意味が分からない
坊主の意味が分からないのは嫌いな人だけにあらず、野球好きな人であっても同じ主張をよく耳にしますが、坊主が嫌で野球を嫌いになってしまう部員がいるほど、野球界にとっては害にしかならない風潮です。
それなのに、今だに坊主にする必要がある学校はたくさんあって、こうしたルールを作る野球部に対して、うざいや嫌いというネガティブな感情を覚える人もいます。
せっかくの才能が、坊主という意味のわからないルールによって潰されることは、日本にとっても大ダメージであると言えるでしょう。
精神論が今だに残っている
坊主も精神論の1つかもしれませんが、今だに指導者が精神論を根強く持つ野球界では、部員が精神論によって精神的ダメージを受けたり、無意味であると思われる練習を重ねるなど、何かと不満が出やすい現状にあります。