爪を噛む人は、育った環境や過去のトラウマが関係しており、現在も爪を噛んでしまう癖が抜けません。
あなた自身が無意識のうちに爪を噛んでしまう癖があったり、子供などの親族に爪を噛む癖がある人がいて気になっているからこそ、この記事にたどり着いたのだと思います。
そこでこの記事では、爪を噛む癖の心理的特徴を8つ列挙して、爪を噛んでしまう癖の背景にある心理的な特徴についてご紹介します。
また、「爪を噛む癖のメリット・デメリット」「爪を噛まないようにする対策」という順番でご紹介していきます。
さらに爪を噛むことによって免疫力増加にも期待ができたり、ストレス解消になるということも分かっており、爪を噛むということは何も悪いことばかりではないといった少し変わった話も出てきますので、ぜひ最後まで読んで頂き、爪を噛む癖について知るとともに、癖を解消することに役立ててください。
誰かに見守られたい
爪を噛む癖のある人の心理状況は、いわば自傷行為と同じことをしていると言えます。
なぜなら、自分に自信をなくし、誰かに見守られたいという欲求が働いているのです。
つまり大げさに言えばリストカットしているのと同じことだと言えるでしょう。
人に甘えたい、でも自分で素直に甘えることが出来ない…という場合、気を引きたいので爪を噛む癖がついてしまうのです。
自制心が欠如している場合が多い
子供が爪を噛む原因は色々とありますが、大人になってから爪を噛む場合は、自制心が欠如している可能性があります。
自分をコントロール出来ない、自分の思い通りにことを運ぶことが出来ない、といったストレスによって爪を噛むという行為に及ぶことになります。
ですから喜怒哀楽が激しい性格の人が多いです。
落ち着く
赤ちゃんが指を吸うのと同じで、爪を噛むことによって落ち着きを取り戻す心理状態が働きます。
爪を噛む癖がある人は小さなころからこの癖がついてしまっていますから、大人になってもなかなか止めることが出来ません。
タバコを吸う人が落ち着くとよく言いますが、それと全く同じような心理が働いていると思ってください。
これは子供のころに寂しい気持ちや愛情を埋めるために爪を噛み、そのころに脳が感じた自己防衛能力が染みついてしまった結果と言えます。
恐怖心を無くすため
高いところが苦手な人は高いところで爪を噛み、ジェットコースターが怖い人は、ジェットコースターに並ぶ時に爪を噛みます。
これは恐怖心を無くすために無意識にやっていることであり、本人は気づいていないことが多いです。