さらにそのアピールを無視し続ければ、やがて拗ねてしまう子供のような態度を見せ続けるこのタイプは、顔に出すことで相手をコントロールしているようで、実は相手にコントロールされているような人物です。
自分に甘いダメ人間
自分に甘い人は自分本位であったり無責任な特徴が見られますが、自分に甘い人も自己愛が強すぎる人同様にあえて顔に出すことで、自分により都合がいい環境を作り出そうとします。
普段から「自分はダメ人間」と口にする人は、「ダメな自分を受け入れてくれる人」を探し出すことで周りにつけ、そうした人と積極的に連むことで自分にとって都合のいい環境を作り出す人です。
ダメな自分を受け入れてくれる人とは、結局のところヒモと呼ばれる人やダメ人間を支えてくれる人なのですから、こうした人を周りに置くことで顔に出し続け、その要求を察してもらおうとするわけです。
こちらの場合は警戒心を持って付き合うのが最も利口な選択で、自分に甘いダメ人間は自分のミスには寛容的であるものの、相手のミスには厳しく指摘する悪い一面が見られるので、何かと理不尽な思いをしがちです。
顔に出すことで気づいてもらおうと必死になったり、許してもらおうと必死になるダメ人間は、相手の優しさに漬け込み自分の利益を最大に活かそうとする人物なので、貢ぐ側が大きな後悔をすることも珍しくありません。
改善方法とは?
相手視線で物事を考える
顔に出さないためには「感情をコントロール」する必要があるので、常に相手視線で物事を考える癖をつけることができれば、「相手が今どういう感情なのか?」を知ることができます。
すると「言葉にすることを恐れない」勇気を持つことができ、性格でも述べたように顔に出る人は「気持ちを伝えることが苦手」なわけですから、その苦手な原因を克服しなければなりません。
恐怖心とは自信のなさからくるものですから、言葉にすることを恐れない自信さえ手に入れることができれば、ネガティブな感情ともおさらばすることができます。
言葉にすることを恐れていない人は、どんな状況でも相手の立場に立つことで「こういう言葉が効果的だ」との答えを出せるため、どんな時でも相手に効果的な言葉を投げかけ、自分の感情をコントロールします。
顔に出る前に言葉として出せば心に余裕ができるはずなので、失礼のないように何かと言葉として変換することで、顔に出すといった失礼は避けるように心がけていきましょう。
日々ストレスの管理をする
心に余裕を落ち常に自分の感情をコントロールするためには、日々のストレス管理を行うことが最も簡単で確実な方法であり、あなたの心の中にはストレスメーターなようなものが存在すると思っておいてください。
そのストレスメーターが溜まるほどに顔に出やすくなってしまい、メーターが振り切れると感情が大爆発してしまうイメージを持つといいです。
もしもあなたが嫌なことがあったり嫌いな人と街でばったり出会った日には、必ずストレスメーターが増えている状態となっているので、愚痴を共有したりカラオケに行くなどの方法でメーターを下げておきましょう。
外に行くのが面倒な場合は愚痴を吐き出せる場所を見つけておくと非常に便利で、心の中に溜め込んだ不満や不安を外に吐き出しておくことが重要です。
顔に出ない人=緊急事態でも冷静に対処できる余裕を持つ人なので、しっかりとストレス管理を行うことがあなたには必要です。
自分の感情をきちんと理解する
感情がコントロールできない人は、実は自分が今どういう感情か?に気づくことすらできていない人で、その場を乗り切ることで頭がいっぱいだからこそ態度に出てしまうわけです。
常に冷静で感情的な態度を取れない人は、自分がカッとなりそうな場面でもその前兆に気づくことで「落ち着け自分」と言い聞かすことができますが、顔に出る人は「この人が嫌いだ」などと目の前のことに夢中になっています。
こちらに関しても心の余裕を持つことが必要であり、自分を第三者目線でしっかりと見つめることができれば、自分が置かれている状況を冷静に分析できる他にも、相手がこの先取りそうな失礼な態度なども自ずと予想がつきます。
心に余裕がない人の場合、言われたことに対して素直に受け取ることでカッと感情的になってしまったり、あなたが嫌いだという露骨な態度に繋がってくることからも、やはり心に余裕を持つことは重要だと言えます。
自分の感情をきちんと理解する際の重点は「一息いれる」ことが重要で、深く深呼吸したりその場を数秒でいいので立ち去ることができれば、冷静な判断ができる状態へと自分を戻すことができます。
はっきり分かりやすく伝える
はっきりと分かりやすく伝えることができなければ、パニック状態となり顔に出てしまう割合をより高めてしまうだけです。
特に嫌いな人との会話になれば、相手が何を言ってるのか分からない時に多くの人は、「嫌いなことがバレないように丁寧に聞こう」とするものですが、これは心の余裕がなくなっている瞬間です。
この記事へのコメントはありません。