放置子の特徴

近年になって放置子という言葉が注目されるようになってきました。

文字通り親から放置されている子供のことなのですが、その特徴にはどのようなものが見られるのでしょうか。

今回はそんな放置子の特徴について詳しくご説明したいと思います。

放置子とは?

両親が共働きで夜遅くまで家におらず学校が終わった後、自宅で1人で過ごす子供のことを一般的に放置子と呼んでいます。

ただ、共働きの家庭の子供がみな放置子かというとそうではなく、そうした環境で育つことでなんらかの問題を抱えている子供のことを放置子だと認識するのが正しいと言えます。

現在では核家族化も進み、共働きをしている夫婦も少なくありませんので放置子は増加傾向にあります。

放置子は両親の愛情が足りず、その愛情を得ようとさまざまな問題行動を起こす可能性があり注意が必要です。

 

放置子の特徴について

放置子は両親の愛情を求めています。

中学生や高校生になると自宅に1人でいることもそれほど苦にならなくなりますので特に小学生に多いことが1つの特徴です。

放置子は非常に愛想が良く、他人にもよくなつきます。

たとえば近所の子供の家に行き、その親にも恥ずかしがることなく接することができるため印象は決して悪くありません。

これは両親の代わりを求めているからこその行動、対応です。

ですが毎日のように家に来られて迷惑するというケースもありますし、非常に攻撃的で周囲の子供を傷つける子もいます。

すぐには気付きにくいのですがやはり精神的になんらかの問題を抱えていることがほとんどです。

 

愛情を手に入れようとするがために

周囲の気を引こうと暴力的になっていたり、万引きをしてしまう子もいます。

もちろんすべての放置子がそうだとは言えず、逆に非常に礼儀正しくしっかりした印象の子供もいます。

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