世の中にはすぐに怒る人が存在し、このタイプの人は扱い方が難しく、堅物な考え方であることも多いです。
ですから、できれば付き合いたくないと思っている人も多いでしょうが、それでも仕方なく付き合いを続けなければいけないときもあるでしょう。
今回の記事では、そんなすぐ怒る人の心理的特徴について、7選にまとめてみました。
相手の心理を読みとることにより、少しはすぐに怒る人の気持ちを理解できるようになるのかもしれません。
すぐ怒る人の心理的原因
ストレス
すぐに怒る人の心理には、ストレスを抱え込みやすいという特徴が存在し、ストレスが怒りに変わることはよくあることです。
なぜなら、ストレスはそもそも恐怖からできるものであり、その恐怖心を払拭するためにも、怒りで現実逃避をしているのです。
ですからストレスを溜めこみやすい人ほど、一定の人に対してすぐに怒るような態度をとり、そして定期的にストレスを解消しています。
弱い犬ほどよく吠えるといいますが、弱い人間ほどストレスを溜めこみやすく、恐怖心から逃れるために怒りをあらわにすることがあるのです。
自己顕示欲の強さ
自己顕示欲が強ければ強いほど、1つのことに対しての主張が強くなりますから、自分の主張が通らなければ当然怒りっぽくなってしまいます。
このタイプのすぐに怒る人というのは、常に自分が中心的な存在でいたいために、自分の意見が通らなければ怒りで現状を変え、そして非常に自己中心的な性格である人が多いです。
ですから独占欲や支配欲が強く、怒りによって自分の地位を確立させたりもしますので、厄介者として見られることも多いです。
甘えから
よく、恋人に対してのみすぐに怒ってしまう人がいますが、これは完全に心の甘えからきた怒りっぽさといえます。
自分が甘えたい気持ちや、主張したいことが素直に言えないときに、すぐに怒ってしまい、そして後々後悔してしまうということもしばしば。
その人にしか本当に自分を出せないからこそ、我慢せずにすぐに怒ってしまうのであり、この場合は心の底から怒っているわけではなく、甘えからきた怒りと考えるといいでしょう。
ただし、恋人を甘やかしすぎて自分が疲れる立場である場合は、二人の関係を見直すなどの必要があります。
女性ホルモン
女性ですぐに怒る人の場合は、女性ホルモンが関係しているのかもしれません。
女性ホルモンの増減によって、セロトニンという精神安定のための物質の分泌量も左右されるので、情緒不安定になりやすくなります。
その情緒不安定が結果的に、すぐに怒る性格を作り出してしまい、そしてそのイメージを強く抱かれている可能性も考えられます。
育ってきた環境
親から十分な愛情を受けてこなかった子供や、虐待などの環境で育った子供は、小さい頃に必要とされる安心感を得ることができずに、大人になって情緒不安定となる可能性があります。
このタイプの情緒不安定な人の心理的特徴というのは、見捨てれるかもしれないという不安から、心が自立できずに、常に不安と戦っていることからストレスが異常に溜まり、結果的にすぐに怒る性格になってしまうのです。