もしもマイナス思考で自分に自信がない人なのであれば、定期的にストレス解消をおこなうことを心がけてみてください。
病気を疑うケース
うつ/認知症
先ほども少しご紹介しましたが、うつ病や認知症の症状には、怒りやすくなるという症状が見られます。
以下にそれぞれの症状をまとめておくので、すぐ怒る人が当てはまっていないのか、一度チェックしてみましょう。
鬱病の症状
- 気分の低下が激しい
- やる気が起きない
- 身だしなみに関心がなくなった
- 不安でじっとしてられない
- 注意力が低下している
- 眠れない/目が覚める
- 急な食欲低下/増加
- 動機やめまいが多い
- 怒りっぽくなる
認知症の症状
- 暴力/暴言が見られる
- 妄想が激しくなる
- 弄便が見られる
- 徘徊が多くなる
- 怒りっぽくなる
上記のような症状が見られた場合は、念のためにお医者さんに相談してみるといいでしょう。
境界性人格障害
境界性人格障害とは、人格障害の一種であり、人口のおよそ2%の割合でみられると言われており、特に20代~30代に多い障害となっています。
症状としては、「気分の波が激しい」、「突発的行動をとる」、「よくイライラする」などの症状が見られ、診断方法は問診をすることによって、確認することができます。
これは障害といっても、症状は年を重ねていくごとに和らぎ、落ち着いていくと言われていますので、高齢者ほど見られない症状としても有名です。
ADHD
ADHDの特徴の1つに、情緒不安定という特徴が見られ、自分の気持ちをコントロールすることが難しいという症状が見られます。
特に、ジャイアン型(多動・衝動型優勢型)の場合は、自分の感情を爆発させることも多く、攻撃的で不機嫌になることも多いです。
さらに自分の気持ちをコントロールすることが難しいので、そこまで怒らなくても…と思うような怒り方をしてしまい、怒鳴ることもしばしば。
他にも、ADHDの症状を以下にまとめておきます。
- とにかく不注意が多い
- 同じことを繰り返すのが苦手
- 時間や約束を守れない
- 部屋を片付けられない
- 集中力がない
- 落ち着きがない
- 衝動買いが多い
上記のような特徴が見られますので、一度自分かもしれないと思った方は、診断してもらうことをおすすめします。
すぐに怒る心理は弱さの表れ
いかがだったでしょうか。
すぐに怒る人の心理的特徴を見ていくと、元々の原因は、全て人の弱さが原因だということが理解できた人も多いのではないでしょうか。
あなたが思うすぐに怒る人の心理的特徴はどれに当てはまっているのか?
しっかりと見極めることにより、相手の気持ちも少しは分かってあげることができ、今後の人間関係に使えるはずです。
すぐに怒ってしまうという悩みを抱えている人も少なくありませんので、冷たい対応をするのではなく、しっかり相手の気持ちにも共感してあげることができれば、きっと相手の怒りも比較的早く収まるはずです。
また、「怒ると怖い人の特徴10選」もセットで読んでみましょう。
すぐに怒る人というのは、比較的怒る姿に見慣れているのでそこまで恐怖を感じることはありませんが、本当に怒らせてはいけない人の特徴を知り、この人だけは怒らせてないけない人リストを作っておくのも、世渡り上手になるためのコツであったりもします。