もっとも、感心させることによっても、あなたに関心が向くので同じような効果となりますが、念のために分けてお伝えしておきます。
嘘も方言
嘘も方言とは、嘘も時と場合によっては必要となるという意味であり、例えば「友達の好きな人に、友達の評価を上げるために大きなことを言ってしまった」これが、嘘も方言の心理的特徴に当てはまります。
上記のようなケースでは、自分自身を大きく見せる為ではなく、友達の評価を上げるために、友達が成し遂げたことを大きく見せてしまっているわけなので、見栄っ張りとはまた違う心理となります。
もちろんこのようなケースは稀ですが、友達想いな人であれば、自己犠牲を払ってでも友達の力になろうとする人も、世の中には存在するのです。
その場しのぎ
例えば、過去にほらを吹いてしまい、再び同じ質問をされた時には、やはり再びほらを吹くしかありません。
さらにプライドが高いために、分からないということは恥ずかしいことだと思い込み、「でたらめなことを、大きく言う」人もいます。
その場で、あれは大げさに言ってしまって…と素直にほらを認めることができる人というのは、そうそういるものではないのです。
その場しのぎにほらを立て続けに吹き続けた結果、あいつはほら吹きだと周りに認定されてしまうことに繋がることも、十分に考えられます。
勘違いや記憶違い
勘違いや記憶違いによって、ほら吹きであると他人から思われてしまうこともあり、これは誰にでも起こりうることでもあるのです。
もっとも、勘違いや記憶違いの場合は、普段からほらを吹くような傾向が見られませんので、相手が決めつける人でない限り、そのような事態に陥ることは考えにくいです。
ほら吹きに多い特徴
ここでは、ほら吹きな人に多く見られる特徴について、まとめていきます。
ほら吹きに多い特徴としては、以下のような特徴が見られます。
- かまってちゃん
- お世辞上手
- 現実逃避タイプ
- プライドが高い
- 知ったかぶりが多い
- 過去の栄光を語る
- 噂話が大好き
- 聞かれてもいないことを語る
- 自分大好き
- 自己顕示欲が強い
おそらく、あなたの周りにいる嘘つきや、ほら吹きな人に当てはまっている項目が、ちらほら見られたのではないでしょうか。
上記のように、ほら吹きな人には、嘘つきな人と同じような特徴が多々見られるのです。
病気を疑う場合と症状
演技性パーソナリティー障害
演技性パーソナリティー障害とは、本当の自分を出して生きていくことができずに、嘘で固めた自分で生きている人のことを言います。
この演技性パーソナリティー障害と診断される人の多くは、女性であるとされていますが、実際のところ男性は受診率が低いだけではないかという疑問も出ているほど、男性は受診率が低いといった結果が出ているので、男性陣にとっても他人事ではありません。
演技性パーソナリティー障害の症状や特徴は、以下のようなものが代表例として挙げられます。
- 自分が話の中心になりたい
- 自分の外見を異常に気にする
- 常に自分への関心を求めている
- 他人の影響を受けやすい
- 精神状態が安定しにくい
- 大げさに表現する
- どこか子供っぽさが残る
- 時には嘘も使う
- 激しい刺激を求めている
上記のような特徴が見られ、簡単に言い換えると、異常なほどの見栄っ張り、異常なほどのナルシスト、異常なほどのほら吹き、といった特徴が見られるのです。
虚言癖がある人も、演技性パーソナリティー障害と診断されることも多いです。