負け惜しみを言う人の心理が笑える2つの理由

すると本人は、「自分はこれだけ努力してもダメだったんだから、誰でも無理なんだ」という合理化をすることで、自分の努力は無駄だったかもしれないという不安を解消しようとします。

上記の例のように、自分が努力した結果が期待外れだった際には、多くの人は負け惜しみとも取れるような言葉を述べることが多く、仕事がうまくいかなかったという心の不安を、合理化することによって、自分を納得させようとするわけです。

こちらも結局のところ、心の不安を解消して、自分自身を守っているということになります。

 

負け惜しみは、こんな性格に多く見られる

嫉妬心が強い人

嫉妬心が強い人というのは、競争心が強いだけではなく、嫉妬心も強いという一面を持っている人が特に男性に多いです。

このタイプこそ、負け惜しみをつい言ってしまいがちな性格であると考えることができ、このタイプというのは嫉妬心が強い反面、目立つ人に対して劣等感を抱きやすく、リーダーのような存在に対しては不満を抱いてしまいます。

当然自分に能力があれば、リーダー的存在に対して何らかの方法で力を見せることができますが、相手に勝負を挑んだ際に、敗北してしまったと感じた時に、葛藤や不安から自分を守るために、負け惜しみを言ってしまうということに繋がりかねません。

さらに男のプライドが負けを認めることを許さず、負け惜しみを言ってしまうこともしばしば。

特に男性はホルモンの影響で競争心が強いために、リーダーや人の上に立ちたがる傾向にあります。

 

頑固な人

「自分の非を認めない人」のように、とにかく自分の行動を間違えであると認めない人も、負け惜しみを言う回数が多くなると考えることができます。

これは、自分の考えが矛盾していることを指摘された時に、不愉快な気持ちになってしまうわけですが、新たな情報を追加することによって、自分が正しいということを証明しようとする心理が関係しています。

例えば、「全く綺麗になる努力をしていない女性に対して、そりゃ男も魅力的に思わないよと指摘したとしましょう。すると、男って見る目ないから」という負け惜しみは、結局のところ不快な気持ちを改善するために、新たな情報を追加しているのです。

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