八つ当たりする人の心理に秘められた3の秘密

 

八つ当たりされるのは、対等かそれ以下の証

一方で八つ当たりされてしまった側というのは、加害者側の心理から考えてみると、自分よりも立場が下であるのか、同等くらいであると思われている可能性が高いです。

そもそも上司に対して抱いた怒りを、その場でぶつけることができないのは、自分よりも立場が上であるということを認めている証拠でもあり、もっと上の立場である社長や部長などに、怒りをぶつけるようなことを普通はしませんよね?

これこそが、八つ当たりされた被害者側が、決して上の立場ではないと思われている証拠であり、見下されている可能性を否定することはできません。

対等な立場であると思われている場合には、後々謝罪されることや、普段の言動などからも見分けることはできますが、見下されている場合には、都合のいい友達程度の扱いをし続けることでしょう。

また、置き換えはすぐに発散する必要があるため、タイミングが悪かったというケースもあり得ます。

これは恋愛に例えると分かりやすく、失恋で心が不安定な状態にある時に、誰でもいいから抱きたいとか抱かれたいと思うのは、ショックがあまりにも大きすぎたため、とにかく人を選ばず、身近な人を選択するのもこのためです。

上記のような例であれば、ラッキーな置き換えとなりますが、八つ当たりの対象とされやすい人の場合は、アンラッキーな置き換えだけに、運が悪い人であるという可能性も高まると言えます。

 

何らかの不満を抱かれていた可能性

「前からお前ムカつくんだよ!」というセリフの後に暴力を振るわれるシーンは、映画やドラマなどでよく目にするシーンでありますが、自分よりも下の存在であると見下されている人は、こうした置き換えによるいじめの対象にもなりやすいです。

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