はっきりとした理由も分からずに、職場や学校で避けられてしまう人がいますが、どう対処すれば良いのかも分からず、今を楽しむことができないと頭を抱える人も珍しくありません。
また、避けられている原因があまりにも納得できないものであり、対処が非常に難しい場合もあるでしょう。
そんな避けられる人に共通する特徴や原因を知ることで、光を見つけ出すヒントを得ることができればと思います。
被害妄想や思い込みが激しい
被害妄想や思い込みが激しい人ほど、相手に対して嫌悪的な態度を取りやすくなってしまうことが、避けられることに繋がります。
これは嫌悪の返報性で説明可能であり、自分の悪口を言われている事実を知った時に、もうあの人には近づかないでおこうと思うことがありますが、これこそ嫌悪の返報性であり、嫌悪感を抱くことにより、互いに嫌悪感を抱くようになる法則が心理学では存在します。
被害妄想や思い込みが激しい人の場合、勝手に自分は嫌われていると思い込み、他人に相談したり愚痴をこぼすなどの行動に出ることで、その噂が相手にも伝わってしまうのです。
すると噂を耳にした相手はあなたに嫌悪感を抱き、避けられてしまう原因を作ってしまうことになります。
影でバカにされやすい
避けられる人ほど影でバカにされてしまう理由としては、仕事が周りに比べて遅かったり、普段の何気ない行いが目立ったりするなど、何らかの原因があるからこそ影でバカにされてしまいがちです。
また、影でバカにされているかもしれないと感じることで、他人の視線に敏感となった結果、集団で笑い声が聞こえると「またバカにされているのではないだろうか…」という不安を覚え、自ら近寄ることを拒むようになります。
すると先ほど説明した通り、嫌悪の返報性により互いに避ける存在となり、最悪のケースでは孤立してしまうことに繋がります。
無神経な人
無神経な人とは、相手のコンプレックスを平気で言葉に表したり、小馬鹿にするような言葉を平気で口にする人のことであり、相手の気持ちを考えずに言動に出る人は避けられたり、相手をイラつかせることが多いです。
無神経な人の場合、相手の気持ちを考える前に言動に出てしまうことが多いため、気をつけているつもりでも後の祭り状態であったり、ミスに気づかないこともしばしば。
笑いを取るためにいつも周りをいじっていたり、相手を怒らせたりイラつかせることが多い場合は、「自分は無神経であるかもしれない」と疑いを持つ必要があります。
見下してる、上から目線
常に上から目線であったり、常に他人を見下しているような人と一緒にいても、幸せな気分になれるわけがありません。
同じようなタイプであった場合、気が合う友人として関係を築けるかもしれませんが、たいていの場合は、無理に共感しなければならない、作り笑顔を作らなければならない、自分も同じように見られるのが嫌だ、などの理由から避ける選択をとりがちです。
いつも自分と他人を比べ、バカにしたり見下す言動が目立つ人が避けられるのは当然のことです。
異性の前では別人になる人
普段はドケチでやることなすことがセコイのに対し、異性が現れると急に変わる人がいますが、こうした人は同性から避けられやすく、あまり良いイメージを持たれません。
女性であれば、異性の前で急にぶりっ子となったり、弱々しいそぶりを見せるなどが良い例であり、こうした見え見えの演技に騙されてしまう異性に腹を立ててしまうのも、避けられてしまう原因であると言えるでしょう。
異性の前で別人になることは、嫉妬を生み出すことにも繋がるため、仲間外れや陰口の対象となってしまうこともしばしば。
自慢話と愚痴の繰り返し
自慢話が多い人ほど愚痴が多くなる傾向にあり、自分を大きく見せるために自慢をする人は、人より上に立ちたがる傾向が強く見られます。
人より上に立ちたがる人ほど、自分よりも目立つ人に劣等感を抱きやすくなることから嫉妬心を抱きやすく、嫉妬することで陰口や愚痴がどんどんと溜まっていくのです。
このタイプは常に自分が一番でないと気が済まなかったり、目立つ人に対して過剰に意識する特徴が見られるため、一緒にいて非常に面倒なタイプであるとも言えるでしょう。
損得勘定で動く
損得勘定で動くことが必ず悪ではありませんが、利己的な損得勘定のみで動く人は当然嫌われてしまいますし、何より一緒にいて居心地良く感じることもありません。
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