最も迷惑な嘔吐は、電車で嘔吐をする人、人前で嘔吐をする人、寝ながら嘔吐をする人であり、特に寝ながら嘔吐をしてしまった場合は、必ずと言ってもいいほど誰かが処理をしなければならないため、処理係の人は最悪で最低の思いをすることでしょう。
また、世の中には嘔吐恐怖症の人もいて、「自分以外の嘔吐は怖くて仕方がない」という症状が見られる人もいます。
こうした人にとっては、酔っ払いと出くわすことはまさに地獄であり、不安と恐怖が入り混じる心理状況へと変わってしまうことになります。
臭いが無理
アルコールは汗の量を増やす効果がある他、アルコールが分泌されるとアセトアルデヒドに変わってしまうのですが、これが二日酔いの人などに漂う酒臭い原因となっています。
こうした人が近寄ると、匂いに敏感な女性は特に嫌な気分となったり、電車やエレベータにアルコールの臭いが漂うことで、吐き気がするほど気分が悪くなる人もいるほどです。
特に二日酔いの人や前日に大量のお酒を飲んだ人は、自分の体臭が臭いことに気づくわけもなく、平然とした顔で空気がこもる場所に居座るので、他人が迷惑をしているという事実に気づけないのです。
酒飲みが嫌いであったり酔っ払いが嫌いな人にとっては、気づいて欲しいけど注意はできない気持ちになるため、豪酒がなかなか気づけない他人へ与える迷惑となります。
お酒で気が大きくなる
お酒で気が大きくなる人は、声が大きくなる、怒りっぽくなるという症状がセットで見られることが多く、気が大きくなることを酔い状態で表すと「酩酊初期」に当たります。
気が大きくなることで、なんらかのトラブルを起こすことに発展しかねず、店員に対して横柄な態度をとるなどの失態を犯してしまいがちですが、これは本来の自分の姿が出ていることに間違いありません。
お酒を飲まない人からすれば、まさにイメージダウンで嫌いになる瞬間でもあり、相手の本当の姿が見える瞬間でもあるからです。
普段はペコペコと頭を下げている人が、アルコールが入ると共に気が大きくなる現状を目にすると、「なんて小さい人間なんだろう…」と、悪い方のギャップ効果にガッカリしてしまうことは決して珍しいことではありません。
暴言や暴力。攻撃的になる
アルコールが入ると気が荒くなり、暴力や暴言を平気で繰り返す人や、やたらと他人に攻撃的になる人がいますが、このタイプはアルコール依存症で後に苦しい人生を歩むことになる人の特徴に当てはまります。
はっきりと断言しておきますが、このタイプとはお酒の席に同席すべきではなく、一緒にいることで様々なトラブルに巻き込まれたり、暴言暴力の対象にされてしまいかねません。
もっと簡単に言い換えると、暴言や暴力が見られる人は、相手の気持ちも考えずにズブズブと発言を繰り返し、相手が傷つくことは気にしない人間であるため、あなたが深く傷ついてしまうかもしれないリスクが上がってしまうのです。
将来的には、自分自身が変わる決断がない限り、アルコール依存症に悩まされることになるでしょう。
お酒の席での失礼、暴言を謝らない
酔っ払いが嫌いな人の中には、「飲み会で酔っ払いが嫌味や失礼なことを言われたにもかかわらず、あれはお酒の席だから…」という言い訳で、謝らないことや開き直ることが嫌だと思う人もいます。
他にも、「あの時はアルコールが入っていたから…」とか「冗談だよ冗談。」などの言い訳で正当化する人もいて、酔っ払いは謝ることを知りません。
そもそも素直に謝れるのであれば、酔っ払ってしまった失敗を反省できるはずですし、他人に迷惑をかけたという事実を認めることができるはずなのです。
それにもかかわらず、お酒の席ではこれが普通という態度を取り続ける人は、今後もお酒による失敗を正当化し続けることで同じミスを犯し、お酒嫌いには敵となる存在でい続けることになるでしょう。
飲酒運転を平気でする酒飲みが嫌い
飲酒運転は本当に迷惑な行為でありますし、自分の命が奪われるかもしれない相手となります。
近年では飲酒運転に対する刑が重くなったこともあり、飲酒運転をする人が減っているとの報道もされていますが、それでも事故を起こす人がいることに変わりありません。
「俺は長年飲酒運転を続けてるけど、事故も迷惑もかけたことない!」なんて自分を正当化する人がいるとすれば、その人は飲酒運転を今後も止めることはないでしょう。
不法侵入、家間違えが怖い
酔っ払いが自宅を間違えて庭で寝ていた…家を間違えてインターホンを連打された…など、アルコールの過剰摂取により自宅の間違えを起こす事件は、それほど珍しい事件ではありません。