就職活動を有利にするため
就活の面接にてボランティア活動をPRすることは、内定をもらうために有利に働くことがあるので、こうした狙いがあってボランティア活動に参加する大学生も少なくありません。
人によってはより印象付けるために海外ボランティアに参加し、学校の立ち上げに協力する人もいれば、国内で長期間にわたってボランティア活動に携わる人もいます。
ボランティア活動をどれだけ武器にしたいのか?によっても期間や場所は変わりますが、何にせよどこかで貢献していることは間違いありません。
内定先によって今後の人生が大きく変わることは間違いないので、ボランティア活動を積極的に行う人がいるわけです。
有償ボランティアであるから
ボランティアには2つの種類が存在し、1つは無償ボランティアと呼ばれるもので、無償で働くことが無償ボランティアとなります。
もう1つが有償ボランティアであり、こちらは交通費や滞在費の他に、報酬が出るケースも存在して、お小遣い稼ぎのために有償ボランティアに参加する人もいます。
こちらについては問題点が指摘されたり、ボランティアとは呼べないなどの指摘もありますが、ビジネスという視点で考えると「自分も他人も幸せにする形のボランティア」という捉え方もできます。
無償でしている人からすれば、それは労働であると認識する人も結構な割合を占めます。
災害を経験した/恩返しの気持ちで
大きな災害を経験した時に、たくさんの人がボランティア活動として自分たちの力となってくれた、優しさや勇気をたくさんもらったなどの経験から、今度は自分が役に立つ番だと思い、ボランティア活動を積極的に参加する人もいて、こうした人には強い意志が見られます。
こうした経験をした人は、違う場所で災害が起きた時にはいち早く駆けつけ、何を優先すべきか理解している人でもあります。
ここまでくるともう理解していると思いますが、ボランティア活動をする理由には様々な理由があって、決して偽善者であるだけがボランティア活動ではないんですね。
結局ボランティアの良さとは?
自分に返ってくるものがある
ボランティアをする理由が分かった人の中には、結局のところなぜボランティア活動を続けるのか?という疑問点が払拭されておらず、謎のままな人もいるかと思います。
結局のところボランティアを続けれる理由は、地域貢献や感謝されるだけではなく、「自分自身にとっても得られるものが大きい」ことがボランティアを続けれる理由であり、積極的に活動に参加できる理由なのです。
ボランティア活動といっても、つまらなくて退屈で何も得るものがない…という状況であれば、多くの人が一度や二度の経験で続ける選択をしないでしょう。
特に日本人は閉鎖的で警戒心が強い傾向が見られますから、世界的に見てもボランティア活動に参加する人が少なく、「見知らぬ人を助ける」ということに違和感を覚えがちです。
その証拠に、イギリスのチャリティー団体「Charitable Aid Foundation(CAF)」が行った調査によると、「寄付やボランティアを積極的に行った国」のランキングは日本は90位であり、アジア県内ワースト3位でした。
もちろん日本は島国ですし、他国に行くにはどうしても資金が必要となったり、外国人に慣れていない環境で育っているため、特に海外ボランティアに一歩踏み出すというのは、とても勇気がいることなのです。
もしもあなたも興味がある場合は、経験がある友人と一緒に行くなり、地域おこしで身近なボランティアを経験してみるなりの方法をとるといいでしょう。