非協力的な人の対して、「こいつバカじゃねぇの?」とか、「サボリ魔ってほんと嫌い…」などと嫌悪感を抱くことは普通であり、多くの人が非協力的な人に対して怒りの感情を抱くものです。
そんな怒りを覚えたあなたに、まず最初にお伝えしておくべきことは「非協力的な人のゲスすぎる心理を知ることで、おそらく嫌いな感情が加速してしまう」可能性が高いことです。
あなたは、非協力的な人に対して「楽をしてるだけなんだろう」と、誰でも考えそうな容易な考えをしているかもしれませんが、答えはそんな可愛いものではありません。
故に、【非協力的な人を嫌いになってしまうかもしれない】覚悟で、記事を読むことをおすすめします。
酷すぎ!非協力的な人の心理とは?
合理的な判断をしている
非協力的な人は、サボることで自分が楽をしていると考える人が多いですが、これは自分にとって最も合理的で得する判断をしているからだと言い換えることができ、協力しないことで自分のみの利益を最優先する心理こそが、非協力的な人の心理の正体です。
これは、全く知らない他人が困っている時に助けるかどうか?を例に挙げると分かりやすく、知らない他人の協力をしたところで、メリットは感謝の気持ちを伝えられることがほとんどであり、体力を使って働いたにもかかわらず、それに対する対価は決して高いものではありません。
非協力的な人は、自分の利益をより多く獲得できると捉えた時には、喜んで協力することで、たくさんの利益を得ようと考える一方で、利益が少ないことに対しては積極的に参加することができません。
このタイプが協力的になるのか、協力しないのかを決めるポイントは、自分の労力を保ちながらどれだけ楽ができるか?または利益を出すことができるのか?が重要であり、楽してたくさんの利益を得たいという本音こそが、非協力的な人が心の中で抱くゲスすぎる心理であります。
あなたの周りの非協力的な人を思い出してみると、常に楽をして利益を得ようと心がけていたり、または労力が少ない時には参加するような、卑怯な人間ではないでしょうか。
こうした人は、結局のところいつも自分の利益を最優先してしまうために、利己的な性格だと思われたり、損得勘定で物事を決めつける人物であると判断された結果、孤立を招いてしまう傾向が強く見られます。
もし、あなたが仲良くしようと心がけているようであれば、相手は損すると判断した時にはあなたを見放し、自分の利益を優先するようなリスクが伴うと言えるでしょう。
自分だけが忙しいと思い込んでいる
非協力的な人は合理的な判断をしていると述べましたが、多くの人はこのような行動をすれば、「嫌われるかもしれない」とか「迷惑をかける」と思うところ、非協力的な人はこうした考えをすることができません。
簡単に言い換えると、非協力的な人は相手の立場となって物事を考える能力に乏しい人であり、自分の立場のみで物事を考えた結果、多くの人に迷惑をかけている事実に気づけない人なのです。
つまり無神経な性格なわけですが、合理的で損得勘定が強い人と、無神経で他人の気持ちを考えない人の見分け方は、その場の空気が読めるかどうかにあり、普段から場の空気が読めない言動が多く見られることが、最大の特徴となります。
このタイプの厄介な一面は、「自分だけが忙しい」とか「自分だけが頑張っている」と、本気で思い込むことにあり、自分にとって非常に都合よく解釈してしまうことで、他人に大きなストレスや嫌悪感を抱かせることも少なくありません。
故に、面倒なことを他人に押し付けることで自分は楽をしている事実に気づけず、「自分は忙しいから仕方ないよね。」と、自分に甘くい判断することに加えて、他人が嫌がる気持ちを理解できないので、非協力的である事実にすら気づけない人なのです。
いつも非協力的であるにもかかわらず、自分が面倒に感じたことを平気で押し付けてきたり、自分は忙しい人であると本気で思い込んでいるような人は、「この人は心が子供のままである」と思っておいた方が、あなたにとってもストレスの軽減となるはずです。
「いい大人が他人の迷惑も考えないで…!!」と、同じレベルで考えてしまうことは、あなたにとって何のメリットももたらさないために、無神経で相手の気持ちが分からない子供のような人だと思い込むことで、真面目に対応する必要を無くしましょう。
協力しないことで自分を表現
タイトルを見た人の中には、「えっ、バカじゃないの!?」と思った人もいるでしょうが、あえて協力しないことで、自分は他者とは違う特別な存在であることをアピールし、それを違った方向に捉えてしまう人が世の中にはいます。
本来であれば、人は多くの人と同じ行動をとることで安心感を得ようとしたり、自分は変な人ではない確認をしようとしますが、他者とは違う一面を強調することで、特別な存在でありたいと思い込むことも、人が持つ性質なのです。
驚くほど個性的なファッションをしたり、派手なギャルメイクをする人が良い例であるように、他者とは違うことを表現することで、注目を浴びることにより快感を得るこのタイプは、目立ちたがり屋に多い傾向があると言えるでしょう。
非協力的といえば、ヤンキーと呼ばれる人は協力しないことで注目を浴び、周りからある意味一目置かれる存在となるわけですが、これが本人からすればヒーローや有名人になったかのような気持ちに浸ることで、凄く気持ちがいいものとなってしまう心理も、目立ちたがり屋で非協力的な人の心理となります。