いつもユニークな存在をアピールしていて、自分は悪であることをアピールしたり、他者とは違うことをアピールする人ほど当てはまる心理となり、このタイプは非協力的な行動を続けることで、自分の注目度が上がっていると本気で思い込んでしまいます。
その結果、悪がかっこいいと思っていくようになったり、注目されるためには手段を選ばないようになっていき、どんどんとダメな方向に走っていく人が絶えないのが、このタイプの厄介な一面です。
このタイプに関しては、違う意味で注目されていることが、褒められたり賞賛された気持ちに浸っている人でありますから、痛い人であるくらいに思っておくと、あなたが相手に期待することも無くなり、相手にしないようになっていくことでしょう。
ヤンキーの心理〜性格傾向や武勇伝に憧れる理由とは?←非協力的なことで、目立ちたがる人の心理はこちらを参考にしましょう。
嫌いな人がいたり、協力したくないメンバー
非協力的と言っても、一緒に居たくないメンバーだと思う人物がいれば、その場に現れない選択をすることも十分に考えられます。
こちらに関しては、「顔も合わせたくないくらいに嫌いだ」とか、「一緒にいると気まずい雰囲気を作ってしまう」など、周りのことも十分に配慮した考えがあって、非協力的な選択をしているのかもしれません。
仲が悪い二人が集団に入り込むことで、その場の空気や雰囲気を悪くしてしまうことや、周りに気を使わせることを十分に考慮した答えが、その場に現れないことであることは、決して間違った答えではありません。
ただ、こちらに当てはまる場合は、周りがその事実に気づいている必要がありますし、それでも協力して欲しいと願う人もいるために、難しい問題となります。
多数決でどのようにして欲しいのか?を決めるのが、最も無難で簡単な対処となるかもしれません。
心理学から考える対処法
利益を具体的に示す
非協力的な人は損得勘定で物事を決め付けているわけですから、参加しなければいけない理由に加えて、協力することでどのような利益を得れるのか?を具体的に示すことで、参加させることが可能となります。
ここで厄介となるのが、「なかなか利益を示せない時」であり、公園の掃除やボランティア活動などは、納得させるような利益を示すことが難しいために、説得させることが非常に困難になると想定できます。
こうした難しい時であっても、「人間関係を良好に保つメリット」を示したり、「非協力的であることで、周りから厄介者扱いされている事実」を納得させることができれば、協力的にさせることにグッと近づけることができます。
逆に、このタイプにしてはいけない対処法は、利益がないのに全員が我慢して協力していることを伝えることにあり、こんな伝え方をしても、「ほら!皆やりたくてやってるわけじゃないんだよ。」と自分の行動を正当化し、言い訳がましい発言が多くなってしまうだけです。
基本的に説得する際には多くの言い訳がつきもので、人は自分の行動が正しいことを主張するわけですから、非協力的な人が有利になるような説得方法は絶対に避けるべきです。
また、自分を正当化する人は他人に厳しく自分に甘い性格であるため、あなた達には厳しい目を向けて、自分には都合の良い解釈をすることが想定できるため、感情的にならずに利益を示すことができれば、最も理想的な対処法となることでしょう。
この集団が好きと思わせること
利益を示せない場合のもう1つの対処法は、この集団が好きだと思わせることにあり、好きな集団の中にいることで、人は嫌なことでも楽しい出来事であると思えたり、辛いことを乗り越えれるメンバーであると思うことで、自己犠牲を払うようになります。
付き合いたてのカップルが、恋人のためであれば驚くほどの自己犠牲を払ったり、嫌なことでも楽しいことや幸せであると思えることと同じように、協力するメンバーを好きだと思わせることは、協力的にさせる非常に有効な方法です。
他にも、ジャニーズメンバーが好きな人の集まりでは、非協力的な人であっても、好きなアイドルのグッズを協力して作り合うイベントであった場合は、参加率が高くなることは誰でも想定できることですよね。
集団が好きだと思わせるためには、まずは自分たちが相手に好意を示すことが一番で、嫌悪的な態度を取り続けているようでは、相手も同じく嫌悪感を覚えてしまうために、いつまでも集団を好きになることはないと覚えておいてください。
好意的な態度を示すとは、協力的になってくれた時にはしっかりと褒めてあげたり、プライベートな情報を伝え合うことも効果的であるために、子供を扱うくらいの気持ちで相手に接することができれば、やがて相手も好意的な態度を示すようになっていくことは間違いありません。
こちらの対処法を実行する場合には、まずは自分たちが好意的な態度で示すことを一番に、距離感を縮めていきましょう。