これはまさに、派手な人になることで内面まで強化されていると言え、相手に与えたいイメージを外見である程度評価されることで、より周りがイメージする人物像に近づいていってしまいます。
これは派手な人だけに限らず、外に出るときは化粧をきちんとする人や、髪の毛をきちんとセットする人なども同じく、外見をきちんとすることで内面にまで影響をもたらし、モチベーションの向上や積極的になれるなど、様々なメリットをもたらします。
また、派手な人になりきることで周りからの反応を確認できると、人は自分に対する評価や見た目をより意識するようになり、他人からの視線に敏感になってしまう傾向が見られるのも、面白い特徴と言えるでしょう。
特別な自分をアピールしている
派手な人の中にも、悪いことをして目立つような派手な人と、真面目だけど見た目が派手な人がいますが、悪いことをしてまで目立つような派手な人は、特別な自分をアピールするために、派手な自分を演出していると考えられます。
例えば、校則を破って髪の毛を金髪にしてくる子供がいますが、こうした人の心理には「自分は周りとは違うんだ」との思いが強く、周りとはあえて違うことをすることで、自分が特別な存在であることをアピールしています。
このタイプの内心にも、同じく存在を認めて欲しい欲求が強く見られますが、注目されるためには手段を選ばないのが、真面目で派手な人との違いにあり、悪いことをして目立つことも、悪いことをして目立つ派手な人にとっては、認められているようなものです。
なぜなら、規則を破る人の周りには同じタイプが集まるわけですから、派手な格好で派手なことをすることは、同じタイプにとっては注目と賞賛に値する行為となり、「自分は多くの人から認められているんだ」という錯覚に陥ってしまうのです。
特別な自分をアピールすることは悪いことではないですが、そのためには手段を選ばないようでは、のちに自分が痛い目にあうだけなのです。
派手な人の性格傾向も知ろう!
他人からの意識が強い
派手な人は他人から認められたり、コンプレックスを無くすためにあえて派手さを追求しているわけですから、他人からの視線が気になり、自分がどう思われているのか?に敏感な性格と言えます。
このタイプは自分がどう思うのか?よりも、周りがどう思うのか?を気にすることから、人前では気疲れが絶えなかったり、相手に悪く思われないように自分の言動にとても気を使う人です。
これを言い換えると、自意識過剰である人も多く見られ、周りがひそひそ話をしていると、自分の悪口を言われているのではないか…と心配になったり、少し優しくされるだけで、好きなのかも…と期待を抱いてしまうのも、性格面での細かな特徴です。
欠点としては、自分自身がとう思うのか?を重視しないために、自分に素直になれなかったり、自分自身と向き合えないことで、反省することができないことです。
常に他人目線で物事を決めてしまったり、顔色を伺いやすいこのタイプは、時として痛い一面があると評価されやすいのでご注意を。
性差が出る部分を強調しがち
派手な人は色やメイクだけを強調するわけでなく、女性であれば胸を強調したファッションをしたり、男性であれば筋肉を見せるファッションをするなど、性差が出る部分を強調することが好きです。
存在を認めて欲しくてアピールするの心理でも紹介したように、派手な人は目立つことで自分をアピールし、自分がどれだけ魅力的であるかを知ってもらいたい人です。
だからこそ、より性差が出る部分をアピールすることで、異性からの注目を集めることにも繋がりますし、自分の魅力を宣伝することにも繋がる、一石二鳥の方法となります。
ギャルファッションほど足やお尻を強調したファッションであったり、ワイルドファッションほど怖さや二の腕、ピアスといった部分を強調するのは、こうした心理的欲求が導いた結果なのです。
ギャルになりたい人ほどビキニ姿を披露したり、短パンを履くものですが、これらも同じく性差を強調することで、ひときわ注目を浴びたい欲求を満たしています。
自分を過大評価しがち(自己愛が強いケース)
自己顕示欲が強かったり、ナルシストで派手な人に当てはまる性格傾向で、自分のことが大好きなこのタイプは、周りが思う以上に自分に高い評価をつけていて、自分は何でもできると自信家になった結果、うぬぼれやだと評価されることも。