自分の能力を過大評価してしまうことは、自信家になれる強みがある反面、ガラスの心となってしまう弱さも兼ね備えており、他人からの冗談や少しの指摘で深く傷つき、落ち込んでしまいやすい傾向にあります。
自尊感情が傷つきやすい人は、自尊感情を傷つけないために反抗することで、感情的になってしまったり、逆ギレすることで自分を守ろうとするので、こうした厄介な一面を理由に嫌悪感を抱かれることも多いです。
一方で、基本的にポジティブ思考で前向きな考えができる自己愛が強い人は、仕事に対しても前向きで積極性が見られたり、向上心の強さがあるため、大きな実績を残せるポテンシャルがあるとも言えます。
よくハリウッドスターや芸能界でも、派手な生活やファッションを好む成功者がいますが、こうした人は自己顕示欲の強さを上手く利用し、認められたい一心で努力し続けた結果と考えることができます。
競争心が少ない(自己愛が弱いケース)
自己顕示欲が弱い人は競争心が弱く、嫌いな自分が他人より輝けるはずがないと初めから諦めてしまったり、今のままでも十分と出世を諦めてしまうタイプが多く、どんなことにも積極的に取り組むことができない、消極的な人であります。
派手な人の中でも、自己顕示欲が弱い人は普段は控えめなのに、コスプレをすることで全く別人になれたり、一見目立ちたがり屋であるような人物に見えてしまいがちですが、これはコスプレによるキャラクターになりきっていることや、日常から抜け出したかのような気持ちになることで、普段とは違う自分を演じれています。
一方で、メリットは周りに気配りができたり、相手の気持ちを考えて行動できる部分にあり、学校や職場でもチームをまとめる役を引き受けた際には、揉め事を起こさず平和に進行を進めることができる強みがあります。
これは外見上良いことだと思えがちですが、あまりにも良い人を演じすぎる自己顕示欲が弱い人は、自分の利益を放置してまでも相手に尽くしたり、相手の利益を優先してしまうこともあるので、他人に利用されやすい性格とも言えるのです。
恋愛でも、尽くしすぎて遊ばれたり、付き合ってくれたことに感謝しすぎて重くなってしまうのが悪い部分で、「自分なんか付き合ってくれた」と思いすぎることで、恋人になめられてしまうのが、恋愛面での欠点です。
【結論】ギャルになりたい人と同じ心理
いかがだったでしょうか。
派手な人の心理は、ギャルになりたい人やヤンキーになりたい人、目立ちたい人などと同じ心理で、とにかく目立つことで自分の魅力をアピールしたり、変身願望を叶えることで自信を手に入れようとする人です。
人は誰しもこうした欲求を持っていて、派手になることは決して悪いことではありませんが、行動がエスカレートしていくことだけには気をつけてください。
派手で上品な人は、多くの人から魅力的だと評価される人でありますが、ただド派手で下品に見られる人は、自分が思っている以上に周りの評価は高くありません。
自分が納得できればそれで良しと言えばそれまでですが、他人の評価を強く気にする派手なものを好むタイプは、自分よりも周りを納得させたい性格であるために、エスカレートすることは後悔に繋がりやすいのです。
故に、過激な自己アピールは控えるようにしたいものです。
また、「ヤンキーの心理〜性格傾向や武勇伝に憧れる理由とは?」もセットで読んでみましょう。
派手な人とヤンキーの心理は、共通点や類似点が多くみられるので、派手な人にも当てはまる部分がたくさんあるはずです。